昨日、早朝は雨、その後晴れ、そして夕方から曇りと、天候の変化が目まぐるしかった。
今日は、薄曇りで、日差しがある。妙な天気。
玄関傍の庭に植えている「沈丁花」が咲いた。
外に出ると、甘い香りが漂って来る。
「ウグイス」が「春告げ鳥」なら、「沈丁花」は、いわば「春告げ花」と言っても良いだろう。
春が来ているのだ!
ちなみに、「Spring has come Spring has come」(春が来た、春が来た)(^^♪!と、児童が習って歌わされているらしいも、その唱歌に相応しい英訳表現は、「Spring is here」 (^^♪!であるという!(>_<)
それにしても、ウグイスの鳴き声は、未だ聞かれないよう!
我が家の「沈丁花」の様子等は、次の写真(4枚)のとおりである。
(庭土に植えた「赤い沈丁花」(ウスイロジンチョウゲ)の方が、鉢に植えた「白い沈丁花」(シロバナジンチョウゲ)より生育が悪いのが見て取れる。)
(苗木を購入した時は少し生育が良く大きかった「ウスイロジンチョウゲ」が、それより、1年後に購入し生育の悪かった「シロバナジンチョウゲ」に生育の遅れを取っている。明らかに日当たりのせい!)
(はなびら、「花弁」と思ったが、実は「萼(がく)」で、その大きさは2㎝。「萼」は15個ぐらいあった。はなびらと思い触ってみると、柔らかくなく、厚くゴツゴツと固かった。確かに、「萼」だ!これは、「花びらのない花」と言われている。)
(上記の「シロバナジンチョウゲ」より、1年早く、かつ小さめの苗木を購入し植えたのに、日陰のためか木の成長がひどく遅い。「萼」の大きさも1㎝ぐらいと小さい。一旦、庭土に植えると植え替えはタブーということなので、そのままにしている。大失敗!。「くちなしの花」と前後すれば良かったと後悔している。)
沈丁花の解説は、次の記事に分かり易く書かれている。
これらの記事で気になる点は、❶沈丁花の実は猛毒、❷沈丁花は雌雄異株で日本で流通しているのは雄株、❸20〜30年で枯れるいわば「美人短命」、❹開花時期が3月〜4月、ということぐらいであろうか。
沈丁花(ジンチョウゲ)の育て方 | LOVEGREEN(ラブグリーン)
甘い香りで花が長持ちする「沈丁花」の育て方と注意点|ガーデニング|趣味時間
沈丁花は、三大香木の一つなのに、何故か、「くちなしの花」や「キンモクセイ」に比べて、やや控え気味というか、余り馴染みがないような気がする。
何故だろう?
思うに、一つの理由として、歌の題名でヒット曲等がないからではないのだろうか?
例えば、以前記事にした「くちなしの花」は、渡哲也さんの大ヒット歌謡曲で人気を博した花である
ちなみに、私は、以前、恐れ多くも、「渡哲也さんと吉永小百合さんの悲恋話」について 、渡哲也さんが、吉永小百合さんを「くちなしの花」に擬えて、歌った曲だと推測したりした。
次に、「キンモクセイ」はどうであろうか?
女性合唱組曲「金もくせい」(藤公之介作詞、小六禮次郎作曲)は、有名である。
女声合唱にとっては、なくてはならない名曲であろう。
そして、よく歌われもした。
おまけに、「女性合唱団きんもくせい」さえも結成されているのだ!
藤公之介小六禮次郎合唱曲集より4曲(コーラス・ピアチェール) - YouTube
女声合唱団きんもくせい@創立20年記念コンサート(アンコール) - YouTube
これに対して、「沈丁花」の歌と言うと、
❶松任谷由実さんが歌った「春よ、来い」(歌詞の中に一つだけ「沈丁花」のフレーズがある)
❷石川優子さんがデビュー曲として歌った「沈丁花」(1978年リリース)
❸石川さゆりさんが歌った「沈丁花」(東海林良作詞、大野克夫作曲)
沈丁花 石川さゆり 1999年 Ishikawa Sayuri - YouTube
ぐらいである。
上記❶は、「沈丁花」ということがメインでない。
❷は、デビュー曲でヒットしたということを聞いていない。
❸も、例えば「津軽海峡・冬景色」とか「天城越え」等のようにヒットしたということも聞かれない。
なにしろ、石川さゆりさんが歌った、数々の歌謡曲受賞歴の中に、「沈丁花」が見られないのだ(石川さゆりオフィシャルウェブサイト・プロフィール欄)!
石川さゆりさんは、それでも、何故か、「さゆり日記」で、今年3月9日と11日の記事で、「沈丁花」を気に掛けているようだ。
おそらく、ヒット曲になろうがなるまいが、「沈丁花」と言えば、石川さゆりさん自身の歌が、思い浮かばれるからでもあるのだろうか?
いわば一つのトレードマークの持ち歌として・・・。
(追記1)
令和元年5月20日、曇り。
「沈丁花」等を歌った演歌歌手の「石川さゆり」(61)さん、芸術・文化等への功労者に贈られる紫綬褒章を受章。
「津軽海峡冬景色」や「天城越え」のヒット曲はさることながら、やはり、彼女のトレードマークの持ち歌と思いたい「沈丁花」の地味な功績を評価したいんだが・・・無理かな?
春の褒章、石川さゆりさんら670人 ベテラン漫才師も(朝日新聞) - goo ニュース
(追記2)
6月12日(水)、晴れ。暑くもなく、過ごしやすい。
よく探せば、まだあるのでしょうね!「沈丁花」(作詞・作曲岸田智史/1984年)の曲を発見(https://www.youtube.com/watch?v=330adjsfmsI)。