昨日は曇りのち晴れ。今日は曇り。
今日、バラの「アムステルダム」が咲き出している中、「アマリリス」も蕾を出して花を咲かそうとしていた。
その様子は次の写真(3枚)のとおりである。
NHK総合テレビに「ダーウインが来た!」という動物番組(ダーウィンが来た! (@nhk_darwin) | Twitter)がある。
この番組では、主に動物の生態に関する内容が取り上げられている。
題名となっている「ダーウイン(Charles Robert Darwin)」は、言わずと知れた進化論の元祖(自然淘汰により生物は進化するとの理論を構築した、「種の起源」の著者)である。
彼は、「生き残る種は最も強いものでなく、最も知的なものでもなく、変化に最も適応したものである」との名言を残している。
ダーウィンの進化論には、彼の友人「ウォレス(Alfred Russel Wallace)」が多大な影響を与えている。しかし、ダーウィンほど有名ではない。本来なら、ダーウィンとウォレスの両者とも進化論の両巨頭として並び称されてもおかしくないはずである。
そこで、NHKの動物番組「ダーウィンが来た!」ならぬ、「進化論者ウォレスも目撃か?」との題名で、今回の記事を書くことにした。(-_-;)
進化は長年月にわたる繁殖の繰り返しが必要である。その前提となるのがオス・メスの交尾である。
スズメはムクドリ、キジバトやハシブトガラスと並んで、「ものさし鳥」と言われている。スズメは、小鳥界の中で、モズのように最も強くて、最も賢いという鳥でもなさそうである。しかし、人々に寄り添う順応性は抜群である。そうすると、前記ダーウインの名言によれば、「生き残る種」の一つであることは間違いなさそう。
それにしても、スズメは身近な鳥なのに知られざることも多い。例えば、スズメの交尾スタイルまで知っている人がどれほどいるだろうか、である。
そんな訳で、今回、進化論者ウォレスもおそらく目撃したであろう「スズメの交尾スタイル」を、野鳥研究素材(鳥研素材)メモとして記しておくことにする。
スズメの交尾スタイルには、❶マウンティング、❷疑似交尾、❸交尾の3通りがある。
❶はオスがメスorオスの上にちょこっと乗る(ちょい乗り)だけで、ほんの1秒もかからない。まさに、じゃれ合いのよう。❷は交尾の真似事、もしくはメスが繁殖準備が出来ていないため、交尾に失敗する等の事例である。時間にして1秒程度であろう。
❸は時間にして1~2秒程度であろうか。ただ、スズメの場合は幾度も交尾を繰り返すことに特徴がある。
この点、「カワラヒワ」の場合は、次の過去記事のように交尾が1回だけのよう。
「トンビ&カラス」の攻防、そして「ヒヨちゃん」の春の営み目撃! - 諦観ブログ日記 (hatenablog.com)(2021年3月31日)
さらに、❷についての目撃例として、2回ほどの疑似交尾もあった。❸について、ネット情報によれば、オスorメスが交尾中に「ヒヨヒヨ」と低い声で鳴くとのことであるが、これまで目撃した限りは、そのような鳴き声が聞かれなかった。傍で目撃した訳でなかったので、低い声が聞こえなかったのかも知れない。
それでは、以下、前月の25日に目撃した、スズメの交尾スタイルを見てみることにする。
その様子は次の写真(Twitter投稿を含め、10枚/閲覧注意)のとおりである。
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今朝目撃の「2羽のスズメ」 pic.twitter.com/MHgHarYkWR
— 月影隠輝 (@f3eOrVMXRo0zZgC) 2022年4月25日
(以上、交尾の第一ラウンド)
(以上、交尾の第二ラウンド)
なお、野鳥研究素材(鳥研素材)メモとして、次の過去記事もある。
バラ(薔薇)もスズメ(雀)も、春真っ最中! - 諦観ブログ日記 (hatenablog.com)
(2021年5月22日)
「ヒバリ(雲雀)飛翔の瞬間」&「スズメ(雀)のマウンティング」 - 諦観ブログ日記(同年6月3日)
「スズメ」のレアな行動(交尾等)を、目撃も! - 諦観ブログ日記(同年6月8日)
窓ガラス越しに見えた「スズメ」の交尾シーン - 諦観ブログ日記 (hatenablog.com)
(同年6月18日)