今日は晴れ。
昨日同様、次の記事にあるように今日も暑い。
8日 全国的に晴れて真夏の暑さ 関東などで天気豹変(tenki.jp) - Yahoo!ニュース
身近な鳥でありながら、バーダーにはほとんど見向きもされない「スズメ」を追っかけてみた。
今朝、田んぼの畔で「スズメ」が小さな白色の蛾(or蝶々)を捕食しているのを目撃した。逃げ回る蛾に対し、「スズメ」は幾度か捕捉に失敗した末に捕まえ、丸のみにしていた。一瞬のことであったので、カメラ撮影ができなかった。
「スズメ」は雑食性なので、イネ科の種のみならず虫も食するが、飛んでいる虫を器用に捕捉する様子を見るのは初めてであった。
今夕は、隣のアパート2階通用廊下の天井付近で、しきりに小鳥が飛び上がったり、降りたり、又、天井壁に止まっている姿を見かけた。その様子は、これまでもしばしば見受けられた光景であった。
予てからその鳥は何の鳥で、何をしているんだろうと思っていた。
そして、今回、その鳥のカメラ撮影に成功した。
それは、次の写真(1枚)のとおりである。
何んと、その鳥の正体は「スズメ」であった。コンクリートの天井壁に止まっていたのである。
では、「スズメ」はなぜ、2階廊下付近を飛び上がったり、降りたり、又、天井壁に止まったりしていたのであろう?
その目的は定かでないが、多分、「蜘蛛」等を捕食するためであっただろうと推測している。と言うのも、その天井部分に、しばしば蜘蛛の巣が張られていたからである(アパート管理会社の掃除担当者が、竹箒でもって、天井付近に張っていた蜘蛛の巣やツバメの巣を取り除くのを再々目撃している。)。
ただ、残念ながら「スズメ」が「蜘蛛」を捕食している様子を見たことはない。
繁殖期(3月~8月)に、「スズメ」が虫を好んで捕食するのは子育てのためとのことである。と言うことは、飛んでいる蛾等を捕食するのは当然のことなのであろう。普段見る「スズメの食事風景」は、イネ科の種等の植物食が多いということだけなのである。
昨日は、晴天下で「スズメ」が交尾している様子を目撃した。今回で2度目である。
前回は6月3日の、次の記事にある曇天下の出来事であった。
「ヒバリ(雲雀)飛翔の瞬間」&「スズメ(雀)のマウンティング」 - 諦観ブログ日記
その後、「スズメ」の交尾についていろいろ調べているうち、交尾に紛らわしいのに、「マウンテイング」や「疑似交尾」があるそう。
「マウンティング」は交尾のための前提行為となるが、交尾しないこともあるとのこと。しかし、繁殖時期の成鳥同士が交尾をしないのは不自然なので、「マウンティング≒交尾」と捉えていた。それも、「スズメ」が、営巣のための稲の枯れ茎等を口に咥えている様子をしばしば見ていたからである。
昨日目撃した「スズメ」の交尾の様子は、次の写真(Twitter投稿を含め、11枚)のとおりである。
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スズメのカップル pic.twitter.com/o6ztTE2E67
— 月影隠輝 (@f3eOrVMXRo0zZgC) 2021年6月7日
サイズ等において、「スズメ」は「ものさし鳥」と呼称される基本種の割には、未だ判らないことの多い鳥である。また、田んぼがなくなることで、その数も減少傾向にある。そのため、身近で有り触れているとはいえ、今回のような記事を書くことで、改めて「スズメ」のあり様を再認識することが必要であろうか。
最後に恒例のレトロな名曲を紹介して、本記事を終えたい。
それは、フランス映画主題曲「エマニュエル夫人(Emmanuelle)」(1974年)である。
この曲を次の歌手らが歌唱又は演奏している。
❶ 「Pierre Bachelet(ピエール・バシュレ)」歌唱分
https://www.youtube.com/watch?v=5Ykr3tNLkF8
❷ 「アンヌ・アンデルセン」歌唱分(日本語詞/安井かずみ。1975年)
https://www.youtube.com/watch?v=02OMitIqHB8
❸ 「レイモン・ルフェーブル」演奏分(1975年)