一昨日は晴れ、昨日は曇り、今日は早朝晴れのち雨。
一昨日は快晴で真夏のようなうだる暑さであった。昨日は薄曇りであったためその暑さも和らぎ、今日は厚雲に覆われ涼しく過ごしやすい天気になっている。
東海地方 梅雨の中休み(日直予報士 2021年05月28日) - 日本気象協会 tenki.jp
雨は鬱陶しく、さりとて晴れ日の暑さは体に堪えるので、曇りの状態が一番良い。
今回は6月に入ってからの「ヒバリ」と「スズメ」のカメラが捉えたレアな映像を紹介する。そんな中で、「ヒバリ」と「スズメ」のオス・メスの判別を考えてみることにする。
(1) ヒバリ
「ヒバリ」飛翔の瞬間等の写真(6枚)は、次のとおりである。
(以上、6月1日撮影)
(以上、6月2日撮影)
上掲写真にあるように、「ヒバリ」飛翔の瞬間をカメラで捕捉するのは困難であった。しかし、今回は不十分ながらも撮影できた。「ヒバリ」の飛び立つ瞬間は予兆が見られない。
「ヒバリ」のオス・メスの判別については、一般的に、オスはメスに比べて「冠羽」をしばしば立てるとか、縄張り宣言の為に「揚げ雲雀」を行うとか言われている。しかし、メスも冠羽を立てないこともなく、「揚げ雲雀」は春・初夏シーズン限定なので、一般的にはオス・メスを判別するのは困難である。
なお、上記理由の他、個人的には、これまで「ヒバリ」を観察して来て、面構え等において、オスに比べメスの方が穏やかな感じがする。その点について、次の記事掲載の写真のヒバリ2羽の様子を見れば、察しもつきそうか。
そればかりでなく、一般の人が「ヒバリ」自体を肉眼で捉えるのは難しい。「ヒバリ」を捉えるのに、望遠鏡や望遠ズームレンズカメラが必要であろうか。
(2) スズメのマウンティング
今朝、「スズメ」1羽が電柱の天辺で細長いイネ科の枯れ茎を咥えているのを目撃した。そうこうしていると、「スズメ」2羽が電線に止まっておかしな動きをしていた。
この様子は、以前遠くの電線で見たことのある光景であった。
それは、次の過去記事に書いている。
今回は、すぐ傍の電線での出来事であった。間近なのに、曇っていたため鮮明な写真撮影ができなかったのは残念であるも、すべての写真を掲載する。と言うのは、マウンティングには、スズメの事情のみに限らず、俄かバーダーにとっても後述の理由があるから。
その様子は、次の写真(Twitter投稿を含め、15枚)
「スズメ♀」の春 pic.twitter.com/IhaiLmq3Yh
— 月影隠輝 (@f3eOrVMXRo0zZgC) 2021年6月3日
「スズメ♂♀」の春 pic.twitter.com/eUYH6PUada
— 月影隠輝 (@f3eOrVMXRo0zZgC) 2021年6月3日
(以上、本日撮影)
「スズメ」のマウンティングがバーダーにとっても重要なのは、「スズメ」のオス・メスの識別が困難なことにある。
一般的には、頭の色の識別(濃いのがオス、薄いのがメス)、顎髭の識別(黒い顎の羽根が立派なのがオス)や尾の張り上げ(胸を張り尾をピーンと上げているのがオス)等が挙げられているようだが、その識別は判り難い場合もあろうか。
そこで、マウンティングで識別するのが一番判りやすいことになる。それゆえ、マウンティングは、俄かバーダーにとって、オス・メスを識別するのに重要なのである。
なお、今回のマウンティングは一息つきながらも、5、6回繰り返されていた。前回が2,3回だったのに比べ2倍回数であった。写真撮影には楽であった。「スズメ」はタフでしつこいよう。
最後に、恒例のレトロな名曲(アメリカン・ポップス)を紹介して、本記事を終えることにする。
それは、「Save Me Last Dance for Me」(作詞/ドク・ポーマス、作曲/モルト・シューマン)である。
この曲を、次の有名歌手(グループ)らが歌唱している。
❶ 「The Dorifters(ドリフターズ)」歌唱(1960年リリース)
https://www.youtube.com/watch?v=5ll8cKiudDA&list=RDIiUV8t6Mfno&index=10
❷ 「The Righteous Brothers(ライチャス・ブラザーズ)」歌唱のカヴァー曲
https://www.youtube.com/watch?v=xe4ktE6yCIs
同「ラスト・ダンスは私に」(日本語詞/岩谷時子、作曲/同上、編曲/藤家虹二)
❸ 「越路吹雪」歌唱のカヴァー曲(1961年.)
https://www.youtube.com/watch?v=bIbtyGdF9HM
❹ 「中森明菜」歌唱のカヴァー曲(1988年)
https://www.youtube.com/watch?v=1mJtNgxmHmk