昨日、今日と大雨。
昨日は、自宅駐車場付近の道路が一時冠水した。雨の降り方は、土砂降りになったり、小雨になったりを断続的に繰り返している。
「線状降水帯」や「大気の川」が発生している模様である。現在、佐賀県武雄市を流れる六角川や広島県三次市を流れる江の川が氾濫したとのことである。
佐賀、長崎、福岡に特別警報=前線停滞、線状降水帯で大雨―気象庁「安全確保を」
長さ2000キロ超、豪雨もたらす「大気の川」出現…西日本から東北へ北上に警戒(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
なお、佐賀県を流れる河川氾濫については、2年前に次の記事を書いていた。
余所事でない、九州北部の豪雨による「河川氾濫被害」に寄せて! - 諦観ブログ日記
河川の氾濫被害は繰り返され、改めて、余所事でないことを思い知らされる。
それにしても、大雨の日はカメラ撮影による野外観察が困難である。いや、むしろ見るべき観察対象がないと言うべきであろう。
そこで、7月28日、31日と8月9日、10日に撮影した「夏に咲く花」の写真を掲載するとともに、夏の花の特徴を簡単にコメントする。と言うのも、バラを除き、夏に咲く花は花持ちが大変良いのに、びっくり百栗だから。
女流作家「林芙美子」の「花の命は短かくて」という名言は、一般的に当て嵌まっても、「夏の花」に対しては当て嵌まらないようか。もっとも、林芙美子の言う「花の命は短くて」という意味は、「女性を花にたとえ、楽しい若い時代は短く/デジタル大辞泉)」とのことである。
このことは、咲いてから僅かの日にちしか持たずに散りゆく花(例えば、朝顔の一日花)もあれば、何カ月も咲き続ける花もあるのと同じように思われる。
このことに関連して、次の「一夜花」(歌唱/キム・ランヒ(金蘭姫)、作詞・作曲/永井龍雲、編曲/国吉良一。2000年)という名曲もあったが、その意味するところは、同じなのであろうか。違うようにも?(^^♪ ⇨(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
https://www.youtube.com/watch?v=KMqiJ_wthv8
https://www.youtube.com/watch?v=wmld3YWxV5w
それでは、以下で、自宅玄関先の小さな庭に咲いていた「夏の花」を見てみる。
(1) 松葉牡丹(日照り草。写真計4枚)
この夏の花は、朝晩の日射が当たらない時は花びらを閉じるが、日射が当たると花びらを開く。まさに、前記名曲「一夜花」とは真逆の花である。日中に花びらが開くという意味の「一日花」でもあろうか。
水やりをほとんど必要としない耐久性のある夏の花。原産地はブラジル、アルゼンチン。開花期は6~9月の長期である。
(以上、7月28日撮影)
(7月31日撮影)
(2) 西洋風蝶草(クレオメ。写真計4枚)
この夏の花は一輪の花の寿命は短くても、次から次へと蕾から花が咲き出すので、全体的に、長期にわたって花が咲いているように見える。開花期も、7月~10月上旬と長い。まぁ~、次から次へと散っては咲き、散っては咲くという感じである。
(以上、8月9日撮影)
(8月10日撮影)
(3) 百日草(ジニア。写真1枚)
開花期は5月~11月上旬で、花の命名ともなっている100日咲き続けるどころでない。耐暑性も極めて強い花である。それにしても、長期間咲き続けるうちに、花の色が次第に褪せ出しているように思われる。
(8月9日撮影)
(4) メランポジウム(写真1枚)
開花期は4月~11月で、これまで取り上げて来た夏の花の中では、一番長く咲く花である。しかも、色褪せもせず、まるで「造花」を見ているようである。いつまでも、美しく咲いている感じのする夏花としては、一押しであろうか。
(8月10日撮影)
最後に、真夏に咲いていたバラの写真(1枚)を掲載した後、「土砂降り」のワンフレーズがある「レトロな名曲」を紹介して、本記事を終える。
❶ 「シャルル・ドゴール」
(8月10日撮影。真夏に咲くバラは、6月に咲くような絢爛豪華さが窺えない。)
❷ 「あの頃にもう一度」(歌唱/早見優、作詞・作曲/松宮恭子 、編曲/鷺巣詩郎。
1983年)
https://www.youtube.com/watch?v=MzTVRAGurBw
https://www.youtube.com/watch?v=Hg6iwwutz5s
同歌詞中の「あなた 追いかけて 追いかけて どしゃぶりの中」(^^♪