今週のお題「自由研究」
今日は雨。
今週のお題は「自由研究」と言うことであるが、子供(小学生)時代の夏休み自由研究は、「カエル」等の生物に関するものが多かったような気がする。
「カエル」と言えば、東京五輪・女子ボクシングで金メダルを獲得した「入江 聖奈(いりえ せな)」選手(22)は、無類のカエル好きのようである。
カエル大好きの入江聖奈 女子ボクシング初の金メダル獲得で一番うれしかったことは…― スポニチ Sponichi Annex 格闘技
以前、日本全国の至る所で見られ、子供たちにも人気のあった「カエル」は、都市化が進むにつれて、見る機会が少なくなった。確か、テレビアニメに「ど根性カエル」があったぐらいである。しかし、現在は「カエル」もののアニメはないようか?
これも、都市化が進み、「カエル」が子供たちに馴染み薄になった証拠でもあろう?
そんな中、金メダリスト「入江 聖奈」選手のカエル大好き発言で、「カエル」も思わぬところで脚光を浴びたものである。しかもこの発言に、マスコミ関係者は驚いていたようであった。このことは、マスコミ関係者に都会育ちが多いと言うことを意味するのであろうか?
田んぼのある田舎では日常茶飯事に見られる「カエル」も、田んぼのない都会では稀有な小動物になりつつある。「入江 聖奈」選手も故郷が鳥取県であったればこそ、「カエル大好き女子」になったのかも知れない?
なお、彼女は、沖縄県出身「喜友名 諒(きゆな りょう)」選手(31)の沖縄県初の金メダリスト(空手形)と同様に、鳥取県出身者として、鳥取県初の金メダリストとなった。これで、都道府県すべてに金メダリストが誕生したとのことである。
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/800369
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f72647c4b5d1d0d5b12782993737319484d895e
夏休みの自由研究として、その他に「セミ」の自然観察もあったような気がする。現在と違って、以前は全国至る所に木々が植えられており、夏になると決まって、多くの「セミ(蝉)」は「時雨(しぐれ。晩秋から初冬に降る雨で、降ったりやんだりするにわか雨/ 日本大百科全書)」が降るように鳴いていたものである。
しかし今では、山等の木々があるところに行かないと「蝉しぐれ」は聞かれない。
「蝉しぐれ」と言えば、2003年からNHKで放送された金曜時代劇ドラマ「蝉しぐれ」(原作/藤沢周平)があった。
「お家騒動と、主人公らの淡い恋心」が織りなす感動ものの時代劇ドラマであった。
そして、その主題歌がドラマの深淵さを端的に物語っていた。
その主題歌とは、沖縄県出身の歌手「普天間かおり」さんが歌唱していた、次の「遥かな愛...」(作詞/及川恒平、作曲/小室等。 2003年)である。
https://www.youtube.com/watch?v=RPXmSYeHJZ4
https://www.youtube.com/watch?v=OS80UgVhb6Y
このシングル盤のCDをレコード店で購入した。当時、CD購入のために東奔西走した割に、現在あまり感動を覚えないのが不思議である。
それはおそらく、主題歌と鑑賞していたドラマ内容が一体化していたために、感銘を受けさせたのかも知れない。丁度、韓国ドラマ「冬のソナタ」と同じように・・・!
それにしても、「トカイナカ」へと変貌しつつある田んぼ周辺の人家にはほとんど木々がない。木々のあった公園さえも取り潰され、市民ホール等の箱物ばかりが建てらている状況である。
そのため、「蝉しぐれ」は聞かれない。しかし、何匹かの「セミ」が電柱や住宅外壁等で鳴いているのは聞かれる。
最近、鳴いている「セミ」は「クマゼミ(体長約6~7cm)」と「アブラゼミ(体長約5cm)」である。前者は「シャワシャワシャワ」と鳴くも姿が見えない。後者は「ジージー、ジリジリジリ」と鳴いて、偶にその姿を現している。
台風襲来前の一昨日(10日)も、「アブラゼミ」がアパート外壁に止まり、「ジージー、ジリジリジリ」と鳴いていた。
その様子は次の写真(3枚)のとおりである。