今日は晴れ。少し寒い。
今回、知る人ぞ知る鳥であろうが、この最近、「バードウォッチ」している際、どういう名前かを知らない鳥にお目にかかった。これも、大望遠ズームデジカメのおかげか。というのも、通常の8倍ズームデジカメでは、その姿をハッキリと捉えきれないからである。
しかも、先だって撮影した鳥の中に、ネット検索でも、判別に困難を来した鳥がいたので、ブログ記事掲載に支障を来していた。
通常は、バードウォッチャー等、鳥に関心を持って観察する人でないと、この鳥がどういう名前なのかは、一般の人々にとって分からないように思える。というのも、マスコミ報道や学校において、歌でよく唄われている等の人口に膾炙している鳥でないからである。
夜になると、駅前の街路樹に夥しい鳥が、周辺の人家に迷惑をかけている状況がたびたび報道されていた、あの有名?な「ムクドリ」さえも、具体的にどういう鳥なのかは知らない人が多いように思われる。しかも、メディアは、小さな大群の鳥を映像として流すも、その一個体の鳥の姿までは報道していないようである。
騒音・糞害…「ムクドリの都市ねぐら問題」自治体の防除策・最前線を探る! 個人宅でも防げるの? | スーモジャーナル - 住まい・暮らしのニュース・コラムサイト
そのような鳥の具体的な名前も分からない状況の下、それを少しでも知りたいという気持ちが湧いて来た。そして、今回記事に掲載したいのは、以下の鳥である。
まず、11月19日、たまたま電線に止まっていたのを見つけて撮影した、次の小鳥である。
最初はスズメ(全長は14.5㎝)かと思ったが、それよりも幾分大きいめであった。どうも、スズメとは違うようだった。
そして、撮影した写真をよく見ると、羽根の一部が黄色模様があり、腹部の色は褐色であった。そこで、一瞬、「ジョウビタキ」かと思った。しかし、嘴は短太で肌色である。どうも、この小鳥は「ジョウビタキ」とは違うようである。
そこで、四苦八苦模索しながら、ネットでググり調べてみると、この鳥によく似た記事を掲載しているのを見つけた。
キヤノン:バードブランチプロジェクト 生物多様性の取り組み|野鳥写真図鑑|カワラヒワ
野鳥シリーズ46 カワラヒワ | あきた森づくり活動サポートセンター
その鳥の名前は・・・「カワラヒワ」(全長は14.5~16㎝)に間違いない。(^_-)-☆
続いて、その前日である18日の早朝に、たまたま電線に止まっていた鳥を見つけて撮影した。それは、次の写真の鳥である。
最初は、最近しばしば見かける「ムクドリ」かと思った。しかし、どうも違うようであった。この鳥については、その名前を知るのに大変苦労して、時間がかかったのである。
「ムクドリの雌」?、いや「ヒヨドリの雌」?、それとも「別の鳥」なのか?と!
大きさはそれらと、そんなに変わらない。「ムクドリ」の全長は24㎝、「ヒヨドリ」の全長は27.5㎝である。上記写真の鳥は「ムクドリ」と同じような大きさであった。
「ヒヨドリ」はグレー色なので明らかに違う。また、その雌もグレー色とのことである。では、「ムクドリ」の雌か?・・・雌も、雄とほとんど同様であるという。
ヒヨドリのオスとメスの性別の見分け方と、ムクドリとの違いについて! | ヒヨドリの世界
上記写真の鳥と、「ムクドリ」(留鳥)、「ヒヨドリ」(留鳥/漂鳥)とは、明らかに違うようである。
では、どういう鳥なのか?
そこで、さらにネットでググり続けると、とうとう、次の記事を見つけた。
「ツグミ」という全長が24㎝の渡り鳥である。10月頃、シベリアから大群で渡ってくる冬鳥の代表とのことである。
しかし、この図からでは、上記写真の鳥が「ツグミ」のように見えない感じもした。
別の鳥なのであろうか?
さらにさらに、ネットをググり、調べて行くうちに、次のユーチューブ映像等を見つけた。
https://www.youtube.com/watch?v=ReVg8elaY48
どうも、「ツグミ」に間違いないようである。目元が黒いのと、腹部が黒白色のまだら模様、さらに、のどの周辺部の白色が決め手のような気がする。正面上方を向いた時の顔の四角い感じもそうである。
最後に、参考として、11月24日に撮影した 「ムクドリ」の写真を掲載しておく。
目元下周辺の白い部分を特徴とした鳥であろうか。
人それぞれの見方もあろうが、綺麗な感じのする鳥ではないように思える。
なお、「ヒヨドリ」については、今季、未だお目にかかっていない。その鳥は、これまで真冬にしばしば見て来た。顔立ちは愛くるしい感じであった。しかし、冬に植えていた草花や野菜(ブロッコリー)をよく食べられた。特に、農家にとっては、冬野菜を食い荒らす害鳥であろうか。
(追記)
11月27日、薄曇り。
夜明け前に雨が降っていたようである。しかし、朝には雨が止んでいた。
今日早朝、電線に止まっていた「ツグミ」を撮影した。その様子は次のとおりであった。前に撮影したのと同一の鳥なのかは分からない。