朝の陽ざしが家の中まで入って来るようになった今日この頃、確実に春の訪れが来ている。
というのも、日当たりのあまり良くない家に住んでいるせいか、春と冬の違いは、陽ざしが家に入って来るかどうかで判断できるから。
確か、もう春間近かなのに、まだまだ朝方は寒い。
気候の話はこれくらいにして、先だって、7日午後に、近隣アパート建築の電気架線工事のため、2時間近くも、家の停電があった。
まだ寒い今時分だから良いものの、これが夏時分の暑い時なら、2時間近くも停電があるのは、冷蔵庫内の食料品が傷んでしまうこと等から問題になろう。
また、なんてたって、パソコンを使用できないのが辛い。
最近特に、地域周辺のあちこちに新築アパートが建てられている。多分、相続税対策なのかも知れないが、あまりにも多いような気がする。しかも、必ずと言ってよいほど太陽光パネルを設置している。そのため、パネルに反射した太陽光がまぶしい時が多々あり、その際には、帽子をかぶらざるを得ない。
それにしても、停電のお知らせは、アパートの新築工事の度ごとに、周囲の住宅にしているのだろうか。しかも長時間の停電を!
加えて、問題に思うのは、家のすぐそばにある電柱が電線だらけになっていることである。台風でも来れば、今にも倒れそうな気がする。電柱が倒れれば家の崩壊は免れないのだ。
工事担当者は、電柱の経年劣化は50年で、時に電柱の状況を見て回っているので、「大丈夫」だと言っていたが、それだけでは心配である。これまで、大体、「大丈夫」と言われて、「大丈夫」だったためしがなかったからである。
どこかの会社のテレビ・コマーシャルの「100人乗っても大丈夫」とは、訳が全く違う。
さりとて、どうすることも出来ない状況ではある。電柱が倒れてからでは遅いのだが・・・。
以前、すぐ隣のアパートの看板が経年劣化で外れかかり、台風で今にも飛んで来そうになったことがあった。至急、アパート管理会社に通報した。
歩行中の人に当たったり、我が家に当たるのではないかと幾度となく心配したことか。
アパート管理会社は、すぐに飛んで来て、外れそうな看板を処分すべきなのに、何日か経って来て、処分をしたのを思い出した。
他所様に多大な迷惑をかけるかも知れないことに無頓着なのだろうか。信じられない思いをしたことを覚えている。
そのようなことと、倒壊するかもしれない電柱とを、どうしても重ね合わせるのが、人の常というものであろうと思うが・・・。
東京都が推進しようとしている無電柱化は、我が街に関して、夢のまた夢物語のようである。