諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

花鳥風月&埋もれた名曲を探す旅(40)~「チェリッシュ」歌唱曲6選~ ~

お題「リラックス法」

お題「わたしの癒やし」

 今日は曇り一時雨。

 

 

はじめに

 

 埋もれた名曲を探すネット旅が、本記事で40回目を迎える。ネットの旅は重宝である。というのも、あちらの国からこちらの国へと瞬時に行ったり来たり出来るからである。

 例えば、今日はフランスやスペインに行ったかと思えば、明日は日本、アメリカやメキシコ等に行って、世界各国の埋もれた名曲を探せるのである。

 ただ、どういう名曲があるかは、聴いてみないと分からない。そこに苦労はある。そしてその苦労を軽減するのに、ネット情報等でヒット曲を探したり、又は曲の冒頭フレーズを聴いて取捨選択をして苦労の軽減に努めている。

 

 音楽のジャンルに対する好みは人それぞれなので、この曲が良いと言っても、そうは思わないという人もいよう。それどころかむしろ、音楽は好きでないと言う人もいる。まぁ~、芸術とはそんなものであろう。そのことは、高校時代の選択教科に、音楽、美術、書道があったことからも窺い知れようか。

 要は、芸術を嗜むことにより情操が養われ、延いては心が癒されれば、そのジャンルを問う必要もないだけの話である。

 その効用は、科学的エヴィデンスがあるか否かは分からないが、ひょっとしたら、昨今の流行病「心の病」や「認知症」の発症防止・重症軽減化に役立つかも知れない。例えば、音楽を含めた芸術を愛する人には「ボケ老人」等が少ないということ。(-_-;)

 

 そんなわけで、癒しの一つである「花鳥風月」は、最近見たバラ、蝶々、ハグロトンボ三日月の各写真を掲載し、「埋もれた名曲」は、1970年代に一世を風靡した、昭和レトロの名曲日本のフォーク・デュオ歌手「チェリッシュ」歌唱曲6選)を取り上げたい。

 

花鳥風月

 

(1)  レオナルドダヴィンチ(写真1枚)

(6月24日撮影)
 7月に入ってバラも花を散らしている。

 

(2) ヒメアカタテハTwitter投稿を含め、3枚)

(以上、6月29日撮影)

 この蝶々は夏になるとやって来る。そして、類似蝶々である「アカタテハ」との見分けに迷うことがある。翅の表に茶色い部分が多いか否か、翅の裏の濃淡が目安となる。

 

(3) ハグロトンボ(Twitter投稿を含め、3枚)

(以上、6月29日撮影)

 今季になってこれまで目撃したハグロトンボはオスであった。今回のトンボは、メスの可能性が極めて高い。というのも、胴体が金緑色でなく、黒っぽいからである。

 

(4)  三日月(写真1枚)

(7月2日撮影)

 月齢上は「四日月」であるが、世間一般的にこの月も「三日月」と言われている。

 

埋もれた名曲

 

 ネットで昭和レトロの名曲を探していると、メロディの美しい名曲に辿り着くことがある。聴いていて心がとろけそうになる甘美な名曲である。とりわけ、女性歌手のきめ細かな歌い方は、当時として、日本歌謡の3大歌姫(森山良子中森明菜)の一人に数えられても不思議でないだろう。

 その女性歌手の名は松崎悦子(旧姓・松井)さん。愛知県春日井市の出身である。現在71歳。愛称は「エッちゃん」。

 おそらく、彼女の歌を好んで聴いた中高年世代には、「痴呆老人」等が少ないのでなかろうか?ただ、それらの間に因果関係があるか否かの研究については、不明も!(-_-;)

 

 そんな素晴らしい、フォーク・デュオ歌手「チェリッシュ」(松崎悦子松崎好孝)が歌唱している名曲を紹介したい。

 それは、次の6曲である。

 ❶ 「避暑地の恋」(作詞/林春生、作曲・編曲/馬飼野俊一。1973年)

https://www.youtube.com/watch?v=zhxaMOYqleg

 ❷ 「砂時計」(作詞/林春生、作曲/筒美京平、編曲/瀬尾一三。1974年)

https://www.youtube.com/watch?v=ETzAu6ZL_CM

 ❸ 「愛の結末ピリオド)」(作詞/林春生、作曲/筒美京平、編曲/馬飼野俊一。1974年)

https://www.youtube.com/watch?v=M_9qdTS9SRQ

 ❹ 「千羽鶴」(作詞/林春生、作曲/馬飼野俊一、編曲/前田憲男。1975年)

https://www.youtube.com/watch?v=HMiS4AyscqI

 ❺ 「夕映えの恋人達」(作詞/林春生、作曲・編曲/馬飼野俊一。1976年)

https://www.youtube.com/watch?v=C0i_ihW0yIY&list=RDETzAu6ZL_CM&index=4

 ❻ 「四季・奈津子」(作詞/五木寛之、作曲/笠井幹男、編曲/前田憲男。1980年)

https://www.youtube.com/watch?v=mvzDgSNp_PM

 

 上記いずれも素晴らしい名曲揃いであるが、中でも、❸と❹は名曲中の名曲と言ってよいだろう。

 その特筆すべき違いは、❸は終始素晴らしいメロディに満ち溢れているのに対し、❹は曲の出足が月並みなメロディで始まり、この時点では聴くのを諦めようかと思っていたところ、その後素晴らしいメロディが出て、最後まで聴きたくなるのである。

 ❸と❹は甲乙つけ難い名曲中の名曲である。

 

おわりに

 

 高校時代、芸術科目で「音楽」を選択しその授業を受けた際、音楽教師から「音楽の好きな人に悪い人はいない」と言っていたことを覚えている。ただ、そのエヴィデンスがどこから来ているのかの説明はなかった。

 多分、その音楽教師もどこからか伝え聞いたことを、生徒に受け売りしただけのことであろうか。それにしても、この点についての研究がなされているとの報を聞いたことはない。それは、ちょうど学校が荒れる前の時代であった。

 

 とはいえ、1976年に「芹洋子」さんが歌って大ヒットした「四季の歌」(歌唱/五木まり、作詞・作曲/荒木とよひさ、編曲/青木望https://www.youtube.com/watch?v=oCTnbWCi7pA)にあるように、全く根も葉もない話ではないだろう。なぜなら、その歌詞1番フレーズにも「春を愛する人は  心清き人」とあるでないか。(*'ω'*)(-_-;)

 つまり、春夏秋冬の自然を愛で(花鳥風月) 、音楽を聴く(音楽鑑賞とで、魑魅魍魎とした世事の雑念を取り除くことである。

 

 いずれにしろ、心病める人等に対する音楽療法は、すでに心の止んだ人等を対象にしている。しかし、それ以上に大切なのは心を病む前にどう対処して行くかであり、今後この点についての研究が進化すれば、多くの人々がより生きやすい人生を送れるのでなかろうか。

うつ病の人は高確率で「あごにゆがみ」噛みしめ癖が脳にも影響か - ライブドアニュース

 これに対し、ゆめゆめ、かって社会保険労務士が辞めようとしない労働者に対して、ノイローゼにさせる方法を会社に伝授するようなことがあってはならない。

「社員をうつ病にさせてクビにする方法」提案する社労士 厚労省が「非常識」と驚くブログの大炎上: J-CAST ニュース【全文表示】

 

 人の不幸を生業にする「医者、弁護士or僧侶」に頼る前に、自らの新境地を切り開く前段階(過度なストレスからの解放)のよすがとなり得るのが、自然や音楽を愛することに他ならないと、痛切に思うのである。

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