諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

エアコンのリモコン故障を起因にあれこれ思ううち、摩訶不思議なことが!

お題「わたしの癒やし」

 

 昨日、今日と晴れ。

 

 今夕、猛暑の中を「ANA機」飛んでいた。

 その様子は次の写真(Twitter投稿を含め、5枚)のとおりである。

 ジェット旅客機を見るといつも気にかけるのは、タマ(格納庫の前輪)出しの様子である。というのも、異なる航空会社のみならず、同一の航空会社によってもタマ出しの時期が違うからである。また、タマを出さないまま飛んで行ってしまうものもある。

 

 昨日は、購入してから12年余りになる「日立製エアコン」のリモコンに電源が入り難くなった。その原因は、入れっぱなしにしていた電池に液漏れが生じていたからである。電池を抜くのをつい失念していたのである。(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

 それでも、エアコン本体は作動した。リモコンの状態が悪いので、いつか完全にリモコンの電源が入らなくなるだろう。

 

 そこで、家電量販店に出向いた。新リモコンの取り換えのため、女性店員にメーカーへと電話してもらった。ところが、製造終了のため新リモコンはないとのことであった。

 ただ、機能のほとんどない簡易型の汎用リモコンはあるとのことである。それなら、わざわざメーカーに注文する必要もないので、店内にある日立製の汎用リモコンを購入した。

 なお、後で分かったことであるが、その説明書には一部の機種を除き日立製エアコンが使用できると記載されていた。

 

 日立用の簡易型汎用リモコンを購入し、自宅に帰ってそれに電源を入れたところ、電波は飛んでいるのに、エアコン本体が作動しない。しかも、説明書にある対処方法の入れ替えスイッチ「A~D ]を何度切り替えても作動しなかった。

 すると、自宅設置のエアコンは除外された一部機種に入っていたことになろうか。

 しかたなく、再度、家電量販店に出向き、日立製の純正汎用リモコンを注文することにした。

 

 6月下旬になり全国的に異常猛暑が続く中、熱中症のためか、エアコン不使用で亡くなる高齢者が続出している。

熱中症か、一人暮らし高齢者の死亡相次ぐ エアコン稼働せず(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 報道ではエアコン不使用の理由を明示していない。これまで言われ続けた多くの理由は、高齢者本人がエアコン使用を忌避するためと言うも、それはひょっとして体面を取り繕うための言い訳なのかも知れない。

 むしろ、経済面でダダ値上がりの電気代を節約するためだった可能性もあろう。

 その要因は、高齢者の貧困率(2018年の分析で約20%)がダダ高上がりになっていることも一つに挙げられようか。

低年金時代、人ごとではない「高齢貧困」:日経ビジネス電子版

 (思うに、中流家庭だった誰しもが、他人事でないはずなのに、他人事になっているのが現実であろう。注1

 

 それは、安倍政権下で推進されて来た、次の「物価上がれど、年金増やさず」等という年金減額政策にもありそう。

 物価が上がっても年金増えない 安倍元首相が導入した容赦ない年金減額の仕組(NEWSポストセブン)

 それも、「8年間の長期政権下で、年金を6.5%も引き下げた」というから、驚きとしか言いようがない。これでは、将来世代にとってさらに深刻となろう。財務省は消費税を将来15%にすることを目途としているので、年金カットも10%以上超えるかも知れない。

10年以内に「消費税15%」は確実にいく。税金で貧困化する私たちはどう抵抗すべきか?=鈴木傾城 | マネーボイス

 

 エアコンを設置しているのに高齢者が使用せず熱中症で死亡するのは、エアコンが故障していたのかも知れない。その場合、リモコンだけの故障もあり得る。

 というのも、エアコンは耐久消費財のため10年前後も使用するであろう。その間、年金カットで経済的に苦しくなった高齢者が、故障したエアコンの取り換えが出来なくなったことも考えられる。勿論、リモコンだけの故障を含めてである(注2)。

 おそらくこのようなことは、大手メディアの多くが報道することもないであろう。

 

 そんなことを思いながら、注文したリモコンが来るのが何日か先であるため、猛暑に負けて、念のためネットで故障したリモコンの対処方法を見てみた。すると、電池交換をし、しばらく時間をおいて再度電池を入れたら、電源が入る場合があるとの記述を見付けた。

 さっそく、今日、再度電池をリモコンに装填したところ、何んと電源が入り、エアコンが作動したのである。(^^)/

 

 摩訶不思議としか言いようがない。

 昨日は、リモコンの電池の入れ返えをした当初は電源が入っていたが、その後切れるのを繰り返していた。その原因は、電池の接触部分の一部が液漏れでサビていたからである。そこで、当該部分を削ってサビ落としをしたが、幾度か電池の入れ替えをしても、リモコンの電源が入らなくなったのである。サビ落としする前よりも、うんともすんとも言わない悲劇的な状態になってしまっていた。

 

 最後に、恒例のレトロなラテンポップスの名曲を紹介して、本記事を終える。

 それは、メキシコの歌手「Edith  Márqezエディス・マルケス)」が歌唱している、次の3曲である。

 ❶ 「Todavíaダヴィ

https://www.youtube.com/watch?v=8KTgL4dSOHE

 ❷ 「Mi Amante Amigo

https://www.youtube.com/watch?v=HpYGBOIIxsk

https://www.youtube.com/watch?v=u0J5h3r7kOU(ただし、「Ágata歌唱分)

 ❸ 「Adoroアドロ

https://www.youtube.com/watch?v=Xqg83UvupEo

https://www.youtube.com/watch?v=9xjDwp-wqE4(ただし、「Manzanero」歌唱分)

 

(注1)

 「中流下流化へ」(上が15%、中が45%、40%の時代への下流社会

第1章 「中流化」から「下流化」へ - 下流社会 | SlowNews (スローニュース)

(注2)

「家電製品の寿命」

 エアコン10年、冷蔵庫9年、洗濯機7~8年、電子レンジ8年、炊飯器6年、テレビ8年。家電の「寿命」は何年くらい? ー2020年 ALUHIマガジン