昨日は曇りのち晴れ。今日は晴れ。
はじめに
この夏時期は、「身近な田んぼのバーダー」として、目を見張るべき鳥にめぐり合えないのが残念である。しかも、撮影カメラにしても、高級の一眼レフ等でないため、撮影画像にしては大変見劣りがする。そのため、画像そのものが主眼でなく、鳥たちの行動形態等に重きをおいた記事を書いている。
そんなわけで、昨朝目撃した「2羽のキジバト」のオス・メスの区別と、先だって目撃した大型鳥(蒼鷺、大鷺&鴉)同士の攻防があったかについて、今回記事を書いた。
キジバト雌雄の識別は?
まず、昨朝目撃した「2羽のキジバト」のオス・メスの区別についてである。
その様子は次の写真(Twitter投稿を含め、6枚)のとおりである。
❶源頼朝の死因説⇨〇落馬説、×暗殺説、×亡霊説、◎病死説があると!https://t.co/wrhL82emxU
— 月影隠輝 (@f3eOrVMXRo0zZgC) 2022年6月27日
❷今朝目撃の「キジバト2羽」❶ pic.twitter.com/EfhW2KePgH
今朝目撃の「キジバト2羽」❷ pic.twitter.com/TmmMD6ri8B
— 月影隠輝 (@f3eOrVMXRo0zZgC) 2022年6月27日
❶食料品の値上げが止まらず。賃金上昇も見込めず。https://t.co/Z5TARNjXDg
— 月影隠輝 (@f3eOrVMXRo0zZgC) 2022年6月27日
❷上場企業会社役員報酬1億円以上、開示人数390人(日立18人、三菱UFJ13人、三井物産9人外)https://t.co/D9nC6GMzL7
❸参院選、自公改選過半数(63)確保の勢いhttps://t.co/kmycodzHqh
❹今朝目撃の「キジバト2羽」 pic.twitter.com/JmMsvlXVUp
(以上、6月27日撮影)
それにしても、キジバトのオス・メスの区別は難しい。手っ取り早いのは、キジバトの交尾が一番である。しかし、交尾は見られなかった。
ネットでは、オス・メスの識別方法として、❶サイズ大がオス、❷アイリングが太く、より赤いのがオス、❸優しい感じの顔立ちがメス、睨むような感じがオス、❹首が長く細いのがメス、首が太く短いのがオス、との目安が示されている。
この目安を判断基準にすると、上掲写真の2羽のキジバトについて、上記❶❷の目安では判断できない。上記❸❹の目安から、睨むような感じと、首が太く短いことから、右がメスで左がオスのようであろうか。ただ、山を背景にした写真からでは、その逆のようにも思える(それとも、まさか2羽ともオスorメスではあるまい。)。
大型鳥(蒼鷺、大鷺&鴉)同士の攻防は?
水を湛える田んぼの夏は、アオサギ(蒼鷺)やダイサギ(大鷺)の飛来が目立つようになった。それは、オタマジャクシやカエル等の餌が豊富になったからである。アオサギは全長約95cm、大鷺は体調約90cmと、大型の鳥である。
そして、そこに大型鳥に加えられるハシボソガラス(全長50cm)も、田んぼに四六時中やって来る。このカラスの強みは必ずと言って良いほど複数羽で行動する場合が多い。
小さな田んぼでは、これら3羽の大型鳥が夏の田んぼを席巻しているといって、過言でないだろう。
普段見るのは、基本的にはアオサギが田んぼ畔で目を光らせているが、アオサギのいない時にダイサギやカラスが来たりしているようである。だから、それら3羽の大型鳥が小さな田んぼでバッティングするようなことはない。
ところが、そのうち、2羽の大型鳥がバッティングするような状況を目撃したのである。
それは、6月23日のことであった。
アオサギが、ひととおり田んぼで食事を終え、畔で休憩して田んぼの覇権を誇示していた。近くで見ていると、羽根を拡げたアオサギの迫力は満点であった。
その様子は次のTwitter投稿写真(2枚)のとおりである。
田んぼの覇権(アオサギ) pic.twitter.com/8KBvfRj2f5
— 月影隠輝 (@f3eOrVMXRo0zZgC) 2022年6月23日
アオサギが田んぼから去った後、ダイサギとハシボソボソガラスが田んぼにやって来ていた。
そして、あろうことか、両者が田んぼの畔付近に近づいて、睨み合いをしていた。
その様子は次の写真(Twitter投稿を含め、2枚)のとおりである。
田んぼの覇権(ダイサギ&ハシボソガラス)は? pic.twitter.com/BwKOZyTLCR
— 月影隠輝 (@f3eOrVMXRo0zZgC) 2022年6月23日
果たして、小さな田んぼでの覇権争いが勃発のだろうか。
しかし、両者は喧嘩することなく、ダイサギがハシボソガラスのすぐそばを通り過ぎて行った。見ている方としては緊迫感が感じられた。
その様子は次の写真(2枚)のとおりである。
(以上、6月23日撮影)
アオサギ、ダイサギ&ハシボソガラスは、お互い無用な喧嘩をしない鳥であった。従って、大型鳥同士の攻防は見られなかった。
田んぼでの大型鳥同士の覇権争いとかなんて、写真映像に自信のない「田んぼのバーダー」が物語として、勝手に記事の話題として書きたかっただけなのである。
まぁ~、その方が話としては面白いのであろうが、捏造は許されない。
おわりに
今回は、判別し難いキジバト雌雄の識別と、大型鳥(蒼鷺、大鷺&鴉)同士の攻防如何について記事にした。
いずれも、身近な田んぼの鳥であるが、それらの行動形態については、まだまだ謎も多い。本格的なバーダーや研究者もすべてがすべて知っているわけではないだろう。というより、スズメ同様に、身近過ぎて研究対象等にならないのかも知れない。というか、モズに見られる「早贄」の謎のような面白みがからであろうか。
最後に、次の歌手らが歌唱している、レトロなラテンポップスの名曲「Ramito De Violetas」(邦訳/スミレの小さな花束。作詞・作曲/Cesilia Ramito。1974年)を紹介して、本記事を終える。
❶ スペインの歌手「Cesilia」
https://www.youtube.com/watch?v=0E8ZSLiBmCc
https://www.youtube.com/watch?v=6So6JZdmwUg
❷ 南米アルゼンチンの歌手「Gian Franco Pagliaro」
https://www.youtube.com/watch?v=monYMLi0O3E
❸ 南米チリの歌手「Zalo Reyes」
https://www.youtube.com/watch?v=zB9mCfZiHT0
❹ スペインのフラメンコ歌手「INDIA MARTíNEZ」
https://www.youtube.com/watch?v=i4kLEutheRY