諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

高層マンション(タワマン)等の建築にて、思うことは!

お題「わたしの癒やし」

 

 今日は曇りのち晴れ。

 

 今夕、晴れ間が拡がる中、ヘリコプターがタワマンを気にしながら飛行しているようであった。

 その様子は次の写真(1枚)のとおりである。

 おそらく以前は、町のど真ん中ならともかくとして、山を気にしながら飛行することはあっても、タワマンを気にすることはなかったであろう。町の外れで、タワマンの建築が盛んになったのは最近のことである。

 

 自宅周辺の田んぼは、何年か前に、市街化調整区域の指定が解除され市街化区域に編入されて、続々と潰されている。そしてその後、アパートや一戸建て住宅等が建築されている。

 中でも、一際目立つのは、比較的近くで建築中の高層マンション(タワマン)である。しかも、未だ建っていないにもかかわらず、すでに「完売御礼」の札が貼られている。それも、コロナ禍真っ只中にもかかわらず、である。

 まぁ~、お金はあるところにあるもんだと実感せざるを得ない。安倍・菅政権が推し進めて来た経済政策(新自由主義)の勝ち組なのであろうか?

富裕層・準富裕層の定義とは? | セゾンのくらし大研究

 

 その様子は次の写真(1枚)のとおりである。

(6月7日撮影)

 

 この建築中の高層マンション(タワマン)は、この日以後現在も、どんどん天高く上へ上へと延びて行っている。そのために、眼下方にある自宅は丸見えとなり、野鳥等の自然観察も阻害されている。

 自宅周辺は、市街化区域に編入されて、固定資産税都市計画税)がべらぼうに上がっているだけでなく、前方に拡がる自然の景観も損なわれているのである。おまけに、洪水被害のリスクもますます高まる。良いことは何もない。

 

 遠くない将来には自宅前方の小さな田んぼも潰され、「身近な田んぼバーダー」としてのささやかな楽しみが無くなりそう。

 この際、経済最優先による自然環境を破壊しつくす「新自由主義政策」は、改めるべきであろう。経済も重要ではあるが、自然も重要である。

 なぜ、経済と自然との調和的発展ができないのだろう?トカイナカが砂漠化されるのを、是正すべきと思われるんだが。

 

 ドイツでは「緑の党」が跋扈し一定の政治勢力を誇示している(注)が、日本では国政政党なるものがない。このことも、日本で「」に対する思いやりが希薄化している要因であろう。

 緑のある良好な自然環境を見守る存在は、今のところ、「緑のたぬき」ならぬ「緑のバーダー」しかいないよう。(-_-;)

 

 最後に、砂漠化した大都会東京に纏わる、名曲「東京砂漠」(歌唱/内山田洋とクール・ファイブ、作詞/吉田旺、作曲/内山田洋、編曲/森岡賢一郎。1976年)を口ずさんで、本記事を終えたい。

 「空が哭いてる 煤け汚されて」~「この東京砂漠(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=uT0RZhfJfBw

"Tokyo Sabaku" (1970s Enka ballad) by Hiroshi Uchiyamada and Cool Five - YouTube

 

(注)

 緑の党は、2021年ドイツの連邦議会選挙で、118/735議席14.8%)を、2019年欧州議会議員選挙では、21/96議席20.5%)を獲得して、その存在感をアッピールしている。