今日は雨のち曇り。
先だって、「ハイレゾ対応ヘッドホン」のイアパッド交換のため、家電量販店に行った。と言うのも、2017年9月22日に、2万8,000円余りで購入した、「ハイレゾ対応のヘッドホン」(MDRー1A S)のイアーパッドに大きな亀裂が生じたからである。
このヘッドホンは定評があるほどに、耳への装着感や音量等は抜群であった。購入したのは大正解であった。さすが、世界的なメーカーだけはあると思った。
ところが、ところがである。良い製品であるだけに、以下のような、一般庶民にとって、腑に落ちないところが多々あった。
当初、イアーパッドの交換修理費用は、高くても1万円ぐらいで済むかと思っていた(ネット調査調べ)。ところがさにあらんや、旧製品はすでに在庫はなく、その代りとして新製品用のイアーパッドに取り換えるのに2万円近くも費用が掛かるとの話であった。
それを聞いて、「えぇ~」と、目ん玉が飛び出さんばかりにびっくりした。(@_@。⇨(>_<)
このヘッドホンの家電量販店有料会員保証期間は、2022年9月23日までであった。ところが、この保証の対象になるのは、機器本体であってイアパッドはその対象外とのこと。それにしても、おかしなことに、イアーパッドの交換は修理扱いになるというのである。それは、交換装着するための技術料が交換修理費用に含まれるからのようか?
購入して3年ぐらいしか経っていないのに、旧製品の部品等在庫がないとはどういうことなのであろう?
そこで、再度ネットで調べてみると、このハイレゾ対応のヘッドホン「MDRー1A S」は2014年に発売され、2018年に新製品「MDRー1AM2」が販売されていた。
結局、当時ヘッドホンを購入したのは新製品発売の前年であり、しかも、その購入価額はあまり安価になんていたわけでない。さらには、家電量販店の有料会員保証期間前にヘッドホンが不必要となり、その保証の意味をなさなくなる有様である。
このことは、このメーカーの製品に限らず、他の製品でも同じことだろうか?
昨今は、ヘッドホンに限らずその他のオーディオ等の家電製品にも当て嵌まる。例えば、リチウム電池の充電容量がなくなれば修理扱いとなる、有名メーカーの「コードレス掃除機」がそうである。しかも、その修理費用は、多くは、新品を購入するよりも多少安いぐらいの高額である。
結局のところ、多くの場合、旧製品を修理するよりも、新製品を購入した方がお得ということになろうか。おそらくは、修理業者もその点を示唆しているように思えてならない。
そのためもあり、予備として複数の製品を購入することさえ躊躇される。将来必要になるかもわからないとして、同じような製品を複数購入するのを控えるということである。
延いては、十分使用が可能である旧製品の断捨離を心がけるあまり、大量粗材ごみ等の放出が増加の一途を辿ることにもなる。
まぁ~、それが、昨今流行りの「一過性の大量生産・大量消費時代」なのであろう。
なお、不要になったヘッドホンの家電量販店での処分費用は、約600円とのこと。
以上のことは勿体ない話でないだろうか?
この点に関しては、次の過去記事を書いている。
勿体ない(≒ That‘s a waste)思想の破綻も!(私見) - 「余所(ヨソ)事でない」ブログ日記
確かに、技術進歩のためとか、金儲け主義全盛の今の世にあっては止むを得ない等の反論もあろう。しかしそうはいえ、どこかで、新・旧調和の永続性が図れないものかと強く思う次第である。
くどくどしくなるも、「ご愁傷様」になるのは致し方のないことなのであろうか?
・・・アチャー!(*'ω'*)
本記事の終わりに、以下のとおり、「ジョビコ」さんの写真を眺めながら、「ラテン・ポップス」の名曲を聴き、滅入った気持ちに対し、気分転換を図って、心を癒すしかないよう。(=_=)
(1) 昨日撮影した「ジョビコ」さんの写真(1枚)
(2)「ラテン・ポップ」の名曲は、次の歌手らが歌唱しているキューバの名曲中の
名曲「 Lágrimas Negros(黒い涙)」(作詞・作曲/ミゲル・マタノモス。1929年)である。
❶ 「Edith Márques」歌唱分
https://www.youtube.com/watch?v=V47ngctfqaM
❷ 「Daniel Santos」歌唱分
https://www.youtube.com/watch?v=ZTsYrB6qXXU
❸ 「Jose Félisiano(ホセ・フェリシアーノ)」歌唱分(ジャズ・アレンジ風)