今日は晴れ。早朝の田んぼ一面に、真っ白な霜が降りていた。
とにかく「寒い朝」であった。ちょうど、次の歌のように。
https://www.youtube.com/watch?v=fZSNE7p_LeE
今日、「ジョウビタキ」(全長15㎝)の愛くるしい姿をまじまじと見た。滅多に姿を現わさないけれども、今や「わたしのアイドル」的存在になっている。「スズメ」、「ハクセキレイ」や「セグロセキレイ」もよく間近に見るものの、多すぎる。しかも、よく鳴く。
しかし、この「ジョウビタキ」は、偶に1羽が見られるだけで、珍しくもあり、しかも、腹部の色が橙色で小綺麗な色の感じがする鳥である。これまで、田んぼ周辺で見かけた唯一の派手な鳥であろうか。
なお、当初は、「モズ(百舌鳥)」と勘違いした小鳥でもある。
ネットでググり調べると、「ジョウビタキ」は縄張り意識が強く、餌の少ない冬は単独行動をしている。その縄張りに侵入してきた同族には、「オス」「メス」を問わず攻撃するという。そうすると、下掲写真の「ジョウビタキ」はこの田んぼ周辺を縄張りにしているということになろうか。また、お辞儀をして鳴いていたら縄張りを主張しているとのことである。
しかし、「カラス」はよくお辞儀をして鳴いているのを見かけるが、これも縄張りを主張しているのだろうか?他のカラスと呼応し合って鳴いているので、縄張りを主張しているようには思えないが。
「ジョウビタキ」は人の近くまで寄って来ることがあり、ある意味、人をあまりおそれない人懐っこい「冬鳥」とも言えるだろう。同じシベリア等から飛来する渡り鳥である「ツグミ」とも比較して、雲泥の差があるように感じられる。しかし、「スズメ」、「ハクセキレイ」や「セグロセキレイ」ほどではない。なぜなら、同じところには、いつもかつもいなく、しかもその止まる時間も極端に少ないからである。
そんな可愛らしい「ジョウビタキ」の写真(5枚)は、次のとおりである。
この「ジョウビタキ」は「オス」である。「メス」には未だお目にかかっていないが、ネット画像から見ると、頭部が淡褐色で、腹部は地味な薄茶褐色をしている。派手で目立つ色の鳥のようではない。ちょうど、「モズ(百舌鳥)」のオスやメスと同様、雌雄の区別が外見から明瞭である。目元部分が黒いか否かでも判別できる。
加えて、「ジョウビタキ」も「モズ(百舌鳥)」も縄張り意識が強いことから、お互同士、ライバルとなっているようである。確かに、「ジョウビタキ」を観察していると、敏捷性もあり、気性の荒さが伝わって来そうである。
まさに、「可愛い顔」をし、「可愛い振り」をしているが、気丈な小鳥である。
上掲の写真をみても、その可愛らしさが窺えようか。まず、目が可愛い。仕草(素振り)が可愛い。それには、その背景として、橙色の腹部が際立たせているのだろうか?
今回は撮影できなかったが、次の記事に掲載した背中や羽根の全貌が写っている「ジョウビタキ」の写真を見ると、さらに、この小鳥の際立つさまが分かろう。
褐色の羽根に白い斑点が特徴(メスも同様)の小鳥である。まるで、紋付きを着ているようである(西瀬戸内地方の「モンツキドリ」民話参照)。
この小鳥を見ていると、レトロな曲の、ある「フレーズ」が想起されようか。
それは、❶「きみ可愛いね」と、❷「待つわ」という歌である。
まず、上記❶の「きみ可愛いね」(作詞/阿久悠、作曲・編曲/三木たかし)は、1976年にリリースされ、アイドル歌手の「伊藤咲子」さんが唄っていた曲である。
その歌詞の中に「ひとこと云って きみ可愛いね」のフレーズがある。
https://www.youtube.com/watch?v=LyBIKEKUBx4
次に、❷の「待つわ」(作詞・作曲/岡村孝子)は、1982年にリリースされ、「あみん」(岡村孝子・加藤晴子のデュオ)が唄って、大ヒットした曲(累計売上120万枚)である。しかも、当時の彼女らは、現役の女子大生であった。
その歌詞の出足部分のフレーズ「かわいいふりしてあの子 わりとやるもんだねと」である。
https://www.youtube.com/watch?v=MVcxwLsln4k
「ジョウビタキ」は、まさに「ひとこと云って、可愛い」。しかも、小鳥界の王者と目されている「モズ(百舌鳥)」とも対等に戦えるなんて、「かわいいふりして、わりとやるもんだ」。
・・・・あれ~、「駄洒落」に成功しただろうか?!(-_-;)
冒頭の「寒い朝」の歌から始まって・・・何か取って付けたような違和感満載も?!(>_<)
・・・お後がよろしいようで!(*‘ω‘ *)