諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

「文化の日」の朝に出現した「野鳥たち」

今週のお題「急に寒いやん」

お題「わたしの癒やし」

 

 昨日は雨も、今日は晴れ。

 

 晴れても日中は少し寒い。例年に見られた残暑はなく、この最近は「急に寒いやん」という「今週のお題」どおりの季節感になっている。 

 今日は「文化の日(Culture  Day)」の祝日。祝日法(略称)2条によると、その定義は「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことである。

 国家行事としては、文化勲章授与式が行われる日である。

 そう言えば、確か、叙勲を受けたから「上級国民」だと言われた方がいたよう!(-_-)

ネット上話題になった「上級国民」問題について(私見) - 「余所(ヨソ)事でない」ブログ日記

 

 そんな祝日の今朝、田んぼ周辺では、これまで見られなかった鳥や、偶に来訪する冬鳥を目撃した。

 思うに、雨が降った翌朝は、珍しい鳥等が多く目撃されるようである。

 それでは、本日目撃した鳥を順次紹介して、目の肥やしにするだけでなく、併せて鳥に関する知識も会得しよう。

 

(1) モズ(オス)

 

 「モズ」については、「モズ(百舌鳥)を追い求めて」のブログシリーズで10回まで記事を書いて来た関係で、その知識は、これまでに触れたとおりである。

 そのモズは、「キチキチ」と鳴いていたから「モズ吉」くんと呼称したが、10月の中下旬以降、その姿を見せなくなり、そのシリーズものは休止を余儀なくされている。

 

 ところが、本日は目出度い日であったのか分からないが、「モズ吉」くんが突如として出現したのである。もっとも、鳴き声が聞かれなくなり、その所在が分からなかっただけだったのかも知れない。しかし、例えそうであれ、鳴き声の有無と関係なく、電線や電柱では目撃したことがなかった。そのうえ、これまで、電柱のてっぺんや、複数ある電線の上部分に止まっていたことから、そこのところは十分注意して見ていたはず。

 

 それが、今回はそれら電柱等の部分でなく、電柱近くの目立たない電線に止まっていたのを、偶然にも目撃したのである。勿論、鳴き声は聞いていない。

 その後、「モズ吉」くんは、自宅近くの電線にバッタのような餌を咥えて止まったかと思えば、すぐに被写体が逆光線に当たる電線に止まり替え、そこで食事をしていた。

 

 その様子は、次の写真(Twitter投稿を含め、8枚)のとおりである。

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 (以上、バッタらしき餌を、しっかりと足爪で握っているさまが分かるだろう。)

 

(2) 「イソヒヨドリ(メス)」&「ジョウビタキ
  

 ❶ ツーショット鳥のTwitter投稿写真(2枚)

 

  当初、この写真をパソコン映像で見て、なんという鳥かは分からなかった。と言うのも、俄か「田んぼウォッチャー」として、これまで見たことがなかったからである。

 ただ、その中の小さい鳥は、羽に紋付きがあるようだったので、ひょとしたら、「ジョウビタキのメス」かも知れないと思っていた。

 しかし、大きな鳥は「ヒヨドリ」に似ていたものの、目が可愛かったので違うように思えた。そこで、ネットググりでグリグリと調べてみると、どうも「イソヒヨドリのメス」のようであった。

 

 そして、小さな鳥は「ジョウビタキのメス」、大きな鳥は「イソヒヨドリのメス」と確信したのである。「ジョウビタキ」の全長は約15㎝、「イソヒヨドリ」の全長は約23cmであるので、上掲写真から両者を比較してもそれぐらいであろう。

 両者は仲が良いのかどうか分からないが、喧嘩する素振りすら見せない。それでも、どちらかと言えば、「ジョウビタキ」の方が少し気にしているように見える。

 

 ❷ イソヒヨドリ(メス)

 

 その後、「ジョウビタキ」が飛び去ったのに対し、「イソヒヨドリ」はしばらく田んぼの畔付近に佇んでいた。

 その様子は、次の写真(Twitter投稿を含め、3枚)のとおりである。

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  「イソヒヨドリのオス」については、昨年に目撃して、次の過去記事を書いている。

 体色等は全く異なる。

意外な発見(ガラポン抽選1等賞⇨金玉神社⇨金玉落としの谷、等)3例 - 「余所(ヨソ)事でない」ブログ日記

 なお、参考として、次の「ヒヨドリ」の写真(1枚)を掲載しておく。

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(10月31日撮影分)

 

❸ ジョウビタキ(メス)

 

 その「ジョウビタキ」は、どこか遠くへ飛び去ったかと思っていたところ、その場所近くの電線に止まっていた。

 その様子は、次の写真(Twitter投稿を含め、6枚)のとおりである。

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❹ ジョウビタキ(オス)

  

 そうこうしていると、なぜか、いつものように「ジョウビタキのオス」が、自宅近くの電線に止まっていた。メスとの縄張り争いはなかったのであろうか?

 その様子は、次の写真(Twitter投稿を含め、3枚)のとおりである。

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(3) アトリ

 

 最後に、10月末頃から気にかかっていた小鳥が、遠方の電線に止まっていた。なんという鳥かは不明であったので、当分そのままにしていた。頭部を見れば「ヒバリ」のよう。又、嘴の形を見れば「カワラヒワ」にも似ていた。しかし、頭部は灰色で、羽の色が茶褐色のようであったので、いずれもそれらの鳥ではないと思った。

 では、なんという鳥であろうか?

 今回、偶々比較的近い電線に止まっていたので、その鳥の子細について、ネットググりで、グリグリとググり続けるうち、どうも「アトリ」のように思えた。

 その様子は、次の写真(3枚)のとおりである。

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 「アトリ」は晩秋にシベリアから渡ってくる「冬鳥」である。全長が16cmで、「ヒバリ」とほぼ同じ大きさである。一瞬、見間違いそうにもなる。尻尾の形はM字、頭部は灰色、腹部の上は褐色、下は白色である。

 そうすると、上掲写真にぴったり当て嵌る。「アトリ」に間違いない。一般的に、「アトリ」は馴染みのない鳥である。「バードウォッチャー」ならではの鳥か?

 俄か「田んぼのバードウォッチャー」として、この鳥の正体が分かるのには、大変手こずった鳥である。(-_-;)

 

 今日は、夕方から寒さが一段と増して来ている。それにしても、この鳥が「冬鳥」だと、分かれば分かるほど、今週のお題急に寒いやん」が身に染みて来そう。

・・・・(ノ∀`)アチャー!

 そこで、心を癒すため、本日早朝に、西の空にあった「月」の写真(2枚)でも眺めてみたい。雲一つない青空に浮かんでいた「美しい月」であった。(^^)/

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