今日は、晴れ時々曇り。
最近、「ブログ記事ネタ」が枯渇気味で、内容のあるものを書こうとするのに、四苦八苦している。
今月21日が参議院議員選挙の投票日なのに、田舎ではその熱気が皆無である。選挙カーは走っておらず、又、候補者の街頭演説も見かけない。おまけに、候補者の名前すら判らない。
今回は、テレビも選挙報道を頻繁にしているように思えない。同じようなことは、市町村議会議員選挙等でも言える。これでは、無党派層にとって、候補者への投票選択に困ろう。それは、勢い、選挙に行かないことに繋がろうか。せめて、市政広報誌には候補者名やその略歴等を掲載し、広くPRに励むべきなのに・・・。(-_-)
この点、今回の参院選の投票率が50%割れもという、ショッキングな予測記事も出ている。
盛り上がり欠く参院選、投票率50%割れも | 国内政治 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
そして、その結果は、組織票に強い政党が当然優勢になろうか。
東京新聞:<参院選>自公、改選過半数の勢い 序盤情勢 投票先5割未定:政治(TOKYO Web)
さらに、困ったことに、田舎では都会と異なり、どこかの党所属の候補者二者択一となることが多く、そのため、いずれも選択したくない場合も出てき、投票行動が消極的にならざるを得ない面も度々起こっている。
以前、市長や市議会議員選挙で、何が何だか分からないままに投票したことがあった。無所属の場合は、特に困る。後から、意にそぐわない候補者に投票したことを知ったからである。このようなことは、結局のところ、組織票の選挙での強さを如実に表す結果となろうか?
無所属候補者のステルス作戦というものであろう?中には、党の公認をもらえず仕方なく無所属で立候補した者もいる。そして、当選すれば、ちゃっかり、当該党に所属する。ある意味、投票した有権者への裏切り行為が、堂々とまかり通っているのである。しかし、そうであっても、それに対する、サンクションはほとんどないよう。
昨今は、次の記事にもあるように、「ステルス」という政治用語が頻出の傾向にあろうか。こういう政治状況の場面でも使用されている。
れいわ旋風で読めぬ「ステルス票」与野党は戦々恐々(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
国政選挙が組織票で決まるのは良くないだろう。無党派層の動向が国政選挙を左右するのが一番望ましい。
なぜか?
それは、しがらみがなく、国や地方の有り姿を、公平かつ公正に見ることができるからである。
それにしても、そのことが、大都会にある都府県しか通用しない現実を照らしてみると、地方衰退進行への予兆が看取される証なのであろうか。寝ていてくれれば済む話ではない。ネット記事で情報を収集するにしても、多くが東京等の大都会での話ばかりが目立つ。
なお、1票の価値はベンツ1台分?等の記事もあるので、理由の如何を問わず、選挙に行かなくっちゃ!傘がなくても選挙に行かなくっちゃ(井上陽水の初期ヒット曲「傘がない」をモジる)ね!(*´ω`*)
1票の価値はベンツ1台分? あなたの1票をお金に換算(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
そんなネット記事喧騒の中、我が庭に、ちっちゃな夏の気配が見受けられた。(^^)/
作夜、おそらくアマガエルと思われるが、大きな声で鳴いていた。ちょうど、鳥が何ものかに襲われたような、けたたましい鳴き声であった。ちっちゃなアマガエルがそんな大きな声で鳴くのも珍しい。野良の犬猫の鳴き声と間違えるほどであった。
しかも、一度や二度でなく、さらに鳴き声を3種類にも変えていた。何か空恐ろしい感じの空気を漂わているようであった。(>_<)
すぐそばの田んぼの水もなくなり、たくさんのトノサマガエルの鳴き声の喧騒さから逃れたと言うのに、今度は、アマガエルが一匹、二匹と、これに代わって時折鳴き出している。
ちっちゃなカエルなのに、周囲を震撼させる鳴き声は、ちっちゃいなりの矜持を窺わせるようでもある。このことは、人間にも当てはまるのだろうか?
そして、アマガエルの鳴き声に歩調を合わせるかのように、ちっちゃな庭には、夏の兆しを告げる花が咲き出している。そこに、ちっちゃな夏が見い出されるようか。
まず、今日、一輪の百日草の花びらが咲き、続いて、マツバボタンの花びらが咲いていた(写真3枚)。いずれ、次から次へと咲き出す様子である。
百日草は日本名で、「ジニア」が本来の名前だそうである。一年草。原産地はメキシコ中心の南北アメリカ、開花期は5~11月上旬とのこと。花期が100日以上ある(初夏から晩秋まで)ことから、百日草と名付けられていることのよう。
ジニアとは - 育て方図鑑 | みんなの趣味の園芸 NHK出版
ジニアの育て方。コツとお手入れ、植え替えや寄せ植えを一挙紹介します|花時間
他方、マツバボタンは、別名として、日照り草(ぐさ)又は爪切り草と呼ばれている。開花期は6~9月頃、原産地はブラジルやアルゼンチンで、一年草。
マツバボタンとは - 育て方図鑑 | みんなの趣味の園芸 NHK出版
次に、日日草。私に言わせれば、何と地味な花であろうか。次の写真(2枚)がそうである。
日日草は、初夏から晩秋まで、次から次へと花を咲かす夏定番の草花である。ちっちゃな夏の庭にはとっておきの花であろう。
ニチニチソウ(ビンカ)の育て方 - みんなの趣味の園芸 NHK出版
さらに又、鉢に植えていたバラの「レオナル・ド・ダヴィンチ」がようやく咲き出した。次の写真(5枚)がそうである。
四季咲きのバラで、春には咲いていないといけないのに、今時分になって咲き出した。それまでは、害虫に葉っぱを食い尽くされたこともあった。
ちっちゃな夏の気配というよりは、今になってという感じである。
この鉢植えのバラは、挿し木で成長したものである。今まで挿し木で成功したバラは、「アムステルダム」ぐらいである。本当に強健な小型のつるバラである。
10年前に購入し大きな鉢に植えていた、もう一つの「レオナル・ド・ダヴィンチ」のバラは、当初は見事な花盛りであった。当時はその美しさに驚愕もしたりしたほどであった。しかし、今は木が衰えており、わずかばかりの花を咲かすだけである。寿命なのかもしれない。
バラの花図鑑/「レオナルド・ダ・ヴィンチ」は、雨による花傷みなく花もちが良いバラ。病気に強くファースト・ローズにもおすすめ! | バラと小さなガーデンづくり
バラの寿命に関し、3~4年目が花咲の最盛期で、手入れが悪いと、10年ぐらいで衰えるとの記事も散見された。しかし、5年ぐらいという見解もあったり、30年は持つとの見解もあったりで、バラの種類にもよるとのことのよう。10年寿命説は一般的な見解なのであろうか?
そう言えば、これまで、5年で枯らしたバラが幾種類もあったことを経験している。花咲の絶頂期とともに、衰退の予兆でもあったのである。
最後に、以前記事にした「ヘメロカリス」である。相変わらず、次から次へと花を咲かせてくれているよう。これも、ちっちゃな夏模様を具現してくれているよう。
極東アジア原産とのことなので、日本でも馴染みの花であろう。しかし、これまでは聞かない花であった。これも、ちっちゃな夏の予感を、幾度も味合わせてくれる花であろうか。