昨日は晴れ時々曇り。今日は快晴。
今朝、雲一つない青空の下、「ANA機」が東方から西方へと飛んでいた。晴天とはいえ、朝霜のかかる寒い朝であった。飛行機雲を帯同していた。
その様子は次の写真(1枚)のとおりである。
はじめに
癒しのレトロな名曲探しが、ひょんなことから「とある名曲」を見つけ、その名曲が過去の「とある名曲」を連想・想起させられる場合がある。
今回の「ゆうぐれ文庫」は、タイトル名で「夕暮れ物語」を連想させ、さらに、極一部のメロディの類似性から「わかって下さい」を想起させられた。以下、それらについて書いて行くことにしたい。
まあ~、ある種の連想ゲームのように。
ゆうぐれ文庫
癒しのレトロな名曲を探して、ユーチューブをググっていた時、演歌歌手「西山ひとみ」さんが歌唱している、次の「ゆうぐれ文庫」(作詞/朝比奈京仔、作曲/杉本眞人、編曲/猪俣義周。2020年)を見付けて聴き入った。素晴らしい令和の名曲である。
https://www.youtube.com/watch?v=OKrll7PzsyI
https://www.youtube.com/watch?v=vrSPEW8O70o
この歌を唄っている「西山ひとみ」さんの年齢は、公式プロフィールでは非公表とされているが、現在61歳?のようである。すると、36年前のデヴュー当時の年齢は25歳で、この歌を唄っていた58歳の時に日本作曲家協会音楽祭・奨励賞を受賞している。どちらかと言えば、遅咲きの演歌歌手であろうか。
遅咲きと言えば、現在76歳の「秋元順子」さんは、58歳の時に「マディソン郡の恋 」でメジャーデビューを果たし一躍脚光を浴びていた。遅咲きも遅咲きの女性歌手(61歳でNHK紅白初出場・歌唱曲/愛のままで・・・)。
奇遇であろうか、この「ゆうぐれ文庫」も「西山ひとみ」さんが58歳の時の歌唱曲である。西山さんも秋元さん同様に、同じスターダムへの途を辿るべきなのに、残念ながら、最近の演歌の絶不調が邪魔しているように思えてならない。
「ゆうぐれ文庫」は、作曲家「すぎもとまさと」さんもセルフカヴァーを出し、次の「夕暮れ文庫」(編曲/佐藤和豊。2020年)として歌唱している。
https://www.youtube.com/watch?v=cuR5Mh0ICqM
題名は、上記の「文庫」を「ものがたり」と読ませ、さらに「ゆうぐれ」又は「夕暮れ」とタイトル表記も違えて、工夫している。
夕暮れ物語
「ゆうぐれものがたり」と言えば、レトロな名曲探しで思い出すのは、往年のアイドル歌手「伊藤つかさ」さんが歌唱していた、次の「夕暮れ物語」(作詞/安井かずみ、作曲/加藤和彦、編曲/清水信之。1981年)である。爽やかなメロディのアイドルソングの名曲である。
https://www.youtube.com/watch?v=KN-UZ6gtGVc
https://www.youtube.com/watch?v=BuAxo5N6ltk
https://www.youtube.com/watch?v=kQrlP-mdKho
思うに、「ゆうぐれものがたり」の題名には、名曲に相応しい素晴らしい何かが感じさせられてならない。
わかって下さい
さらに又、この令和の名曲「ゆうぐれ文庫」を聴くうち、ふとサビの一部分がどこかの曲に似ているように思えた。
それは確か、フォークソング歌手「因幡晃」さんが歌唱していた、次の「わかって下さい」(作詞・作曲/因幡晃、編曲/クニ河内。1976年ポプコン優秀曲賞)でないかと思った。哀愁を帯びた美しいメロディのフォークソングの名曲である。
https://www.youtube.com/watch?v=Pe5GmnsGR9k
https://www.youtube.com/watch?v=3OCZluBj2xQ
そこで、双方聴き比べてみると、その思い通り「ゆうぐれ文庫」のサビ・フレーズ「あなたを愛した」と、「わかって下さい」の冒頭フレーズ「貴方の愛した」が、類似していた。
これも、名曲を名曲たら占める一所以であろうか。
なお、この曲は「秋元順子」さんも次のカヴァー曲で歌唱している(2013年)。
https://www.youtube.com/watch?v=C3E0zg_prAU
おわりに
以上、令和の演歌の名曲「ゆうぐれ文庫」が、昭和のアイドルソングの名曲「夕暮れ物語」や、フォークソングの名曲「わかって下さい」と、時間軸にてなにがしかの連動性を感じざるを得ない。
それは、まさに「名曲が織りなす時間旅行」をしているのでないだろうか?
名曲は、時空を超えて不滅と言わざるを得ない。
それも「我が巨人軍は永久に不滅です」(1974年長嶋茂雄選手引退式の挨拶)どころでは、ないだろう。(*'ω'*)