諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

ポップス等名曲(Nunca Es Suficiente、Y Volveré & Emprote Moi)の対比

お題「わたしの癒やし」

 

 昨日は雨。今日は曇りのち晴れ。

 

 今日、田んぼ用水路傍の路面に止まったり等していた「トンボ」を見付けた。

 その様子は次の写真(4枚)のとおりである。

 複眼が青緑色なので、オオシオカラトンボでなくシオカラトンボである。トンボが飛んでいる時は、その区別は付き難い。

フレンドリーな「中型のトンボ」の正体は? - 諦観ブログ日記

何故かよそよそしい「中型のトンボ」の正体は? - 諦観ブログ日記

 

 埋もれた名曲探しのネット旅を続けていると、「Nunca Es Suficiente 」というラテンポップスを見付けた。これを視聴すると、小気味の良い思わず踊りだしたくなる名曲である。その英訳は「Nothing is enough」、日本語直訳は「それはけっして十分でありません」。

 

 この曲を歌唱しているのは、メキシコの女性歌手「Natalia Lafourcadeナタリア・ラフォルカーデ)」で、ポップスバンドの「Los Ángeles Azulesロサンヘレス・アスレス)」が演奏している。

 それは、次のとおりである。

https://www.youtube.com/watch?v=k76BgIb89-s&list=RD2TUn-lG0qiE&index=17

https://www.youtube.com/watch?v=JNz2rEx7BCU

https://www.youtube.com/watch?v=rJAZtuQqerE

Nunca es suficiente (いつも不満なのよ) - メキシコなあなあイズム

 

 良い曲だけに、聴き入っていると、サビの一部がどこかで聴いたことがあることに気付いた。

 サビの一部がどこかで聴いたことのある曲とは、どれだったけ?

 頭の中を駆け巡らせて、あれこれと思案した。

 

 すると、次の名曲へと行き着いた。

 それは、南米チリのバンド・グループ「Los  Ángeles  Neglosロス アンジェルス ネグロス」が歌唱している、次の「Y  Volveré」(邦題名/私は帰って行くでしょう。作曲/アラン・バリエールスペイン語詞/Germaín de la Fuente。1969年)である。

https://www.youtube.com/watch?v=CB5b8CzjMV0

https://www.youtube.com/watch?v=jhsRgOXgOTE

https://www.youtube.com/watch?v=NZuFH2kH17g

 どうも、この曲のサビ(転)の一部に似ているようである。

  

 この曲は、中南米で大人気のラテンポップスのよう。

 この曲を、メキシコの女性歌手「Imelda Millerイメルダ・ミラー)」が、次のカヴァー曲(スペイン語詞/F.Ropez)とし、歌唱している。

https://www.youtube.com/watch?v=Vk4oUPYbckw

https://www.youtube.com/watch?v=Z7zvfOPNNSM

 又、メキシコの女性歌手「Piler Montenegroピラー・モンテネグロ」も歌唱している(https://www.youtube.com/watch?v=FOUR3gL4dBk)。

 日本では、「和やす子」さんが「イ・ボルベレ」として、次のとおり歌唱している。

https://www.youtube.com/watch?v=83QcbjUXDx8

 

 このオリジナルは、フランスのシンガーソングライター「Alain Barrièreアラン・バリエール」が歌唱していた、次の「Emprote  Moi(邦題名/ふたりの旅路or私を連れて行って)」(作詞・作曲/アラン・バリエール。1967年)である。

https://www.youtube.com/watch?v=-MiYBa1rxmQ

https://www.youtube.com/watch?v=2vWwRXg_Frw

https://www.youtube.com/watch?v=ncnigrqURHQ

 

 ということは、中南米で人口に膾炙している「Y Volveré」のオリジナル曲は、フランスのシャンソンであったことになる。

 いずれにしろ思うに、名曲は、国境を超えて多くの有名歌手によりカヴァー曲として歌唱され、又、多くの作曲家の作品にもインスパイア-されて、新たな名曲が生み出だされて行くのが、今回の名曲対比からも解かろうか。

ラテンポップスの名曲「Y Volveré(邦題名/ 私は帰って行くでしょう)」について - 諦観ブログ日記2020年11月23日

 

 ついでながら、最後に感想を言わせてもらうと、以上の各曲において一番聴き応えがあったのは、チリの「Los  Ángeles  Neglos」歌唱曲であろうか。ソロ歌手の歌い方やバックコーラスが、特に良い。