今日は快晴。
午前中は山の向こうに雲が少しあるだけで、田んぼ周辺には雲が一点もなかったものの、午後からは雲がちらほらと出て来た。
気温について、強い風は吹くも日差しが強いため涼しさは感じられない。日向は少し暑いものの、日陰は暑くはない。
夕方には夕焼雲も散見された。
その様子は次の写真(1枚)のとおりである。
癒しのレトロな名曲を探して聴くうち、その音楽に吸い込まれそうになる名曲に遭遇した。とりわけ、余韻を残して終曲する「サビ部分」が何とも言えない。
今回、そんな珠玉の名曲5選を取り上げてみたい。
まず最初に取り上げるのは、❶モロッコ出身のフランス歌手「Daniele vidal(ダニエル・ビダル)」が歌唱している、次の「Ou Vont Nos Amours ?(恋はどこへ)」(1969年)である。
https://www.youtube.com/watch?v=scDE3s2O86c
https://www.youtube.com/watch?v=zfi_Z66FTpI
最後に余韻を残して曲を終了しているのは、何とも言えずに素晴らしい。
次に、❷「天地真理」さんが歌唱している、次の「水色の恋」(作詞/田上えり、作曲/田上みどり、編曲/森岡賢一郎。1971年)である。
https://www.youtube.com/watch?v=03s-LQqOMM8
https://www.youtube.com/watch?v=-e6IE0eB0RE
やはり、余韻を残して曲を終了しているのが、何とも言えない。
ところが、次の記事によれば、この曲に盗作疑惑があったとのことである。
https://marichansoken.hatenablog.com/entry/2023/03/27/212525
それは、次の❸アルゼンチン・タンゴ「Hotel Victoria(ホテル・ビクトリア or グラン・オテル・ビクトリア)」(作詞/Carlos Pesce、 作曲/Feliciano Latasaーフェリシアーノ・ラタサ。1907年)に、類似しているというのである。
https://www.youtube.com/watch?v=2q0iKwxtWaY
https://www.youtube.com/watch?v=7UzJd06NgnQ
https://www.youtube.com/watch?v=Z124AcjLmRE
https://www.youtube.com/watch?v=zruhmSufLSI
このタンゴを聴くと、確かにメロディの一部は酷似している。つまり、「水色の恋」の出足部分と、アルゼンチン・タンゴ「ホテル・ビクトリア」の中盤から繰り出されるメロディが酷似しているのである。
これは奇遇であり、偶々酷似していたのか否かは不明であるが、2000年以後は、原曲がアルゼンチン・タンゴとして、作詞・作曲者双方の共作扱いとなったようである。
https://www.youtube.com/watch?v=VV7CnVGpmvg
https://marichansoken.hatenablog.com/entry/2023/04/08/072049
この辺りのことはこれまで知らなかったものの、如何にあれ、珠玉の作品として残ったのは幸いである。
続いて、❹同上「Daniele vidal(ダニエル・ビダル)」が歌唱している、次の「小さな鳩」(作詞/山上路夫、作曲/村井邦彦。1970年)である。
https://www.youtube.com/watch?v=3eUzkn5DRxw
https://www.youtube.com/watch?v=HrjxpX5pcy8
地味ではあるが、しっとりとした良い曲である。
ところが、何と、次のユーチューブによれば、この曲の一部に類似している曲があるというのである。
【エド山口#87】アレレレ⁉︎この曲もあった〜! - YouTube
それは、❺「竹内まりあ」さんが歌唱している、次の「駅」(作詞・作曲/竹内まりあ。1986年)である。
https://www.youtube.com/watch?v=hqQUlq3V72E
・・・言われてみれば、何となく類似しているが、前記❷の「水色の恋」ほどに明らかな類似性があるわけでなく、この程度であれば、許容範疇に入るように思われる。もっとも、異論もあろう。
この点、名曲「駅」の盗作大騒動を聞いていないのは、幸いである。
いずれにしろ、上記❶~❺のいずれもが、珠玉の名曲であることに変わりはない。
(主要な参考ブログ記事)
音楽著作権侵害問題考~卒業ソングの名曲「記念樹」が聞かれない(1)~ - 諦観ブログ日記(2020年2月5日)
音楽著作権侵害問題考~卒業ソングの名曲「記念樹」が聞かれない(2)~ - 諦観ブログ日記(2020年2月15日)
似ているようで、似ていない等の「レトロな名曲3選」について(私見) - 諦観ブログ日記(2020年11月1日)
「音楽著作権侵害騒動」の結末事例3選 - 諦観ブログ日記(2022年7月27日)