諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

癒しのレトロな名曲を探して(13)~珠玉の名曲5選(「駅」等)を聴くと~

お題「わたしの癒やし」

 

 今日は快晴。

 

 午前中は山の向こうに雲が少しあるだけで、田んぼ周辺には雲が一点もなかったものの、午後からは雲がちらほらと出て来た。

 気温について、強い風は吹くも日差しが強いため涼しさは感じられない。日向は少し暑いものの、日陰は暑くはない。

 夕方には夕焼雲も散見された。

 その様子は次の写真(1枚)のとおりである。

 

 癒しのレトロな名曲を探して聴くうち、その音楽に吸い込まれそうになる名曲に遭遇した。とりわけ、余韻を残して終曲する「サビ部分」が何とも言えない。

 今回、そんな珠玉の名曲5選を取り上げてみたい。

 

 まず最初に取り上げるのは、❶モロッコ出身のフランス歌手「Daniele vidalダニエル・ビダル)」が歌唱している、次の「Ou Vont Nos Amours ?恋はどこへ)」(1969年)である。

https://www.youtube.com/watch?v=scDE3s2O86c

https://www.youtube.com/watch?v=zfi_Z66FTpI

 最後に余韻を残して曲を終了しているのは、何とも言えずに素晴らしい。

 

 次に、❷「天地真理」さんが歌唱している、次の「水色の恋」(作詞/田上えり、作曲/田上みどり、編曲/森岡賢一郎1971年)である。

https://www.youtube.com/watch?v=03s-LQqOMM8

https://www.youtube.com/watch?v=-e6IE0eB0RE

 やはり、余韻を残して曲を終了しているのが、何とも言えない。

 

 ところが、次の記事によれば、この曲に盗作疑惑があったとのことである。

https://marichansoken.hatenablog.com/entry/2023/03/27/212525

 それは、次の❸アルゼンチン・タンゴ「Hotel  Victoriaホテル・ビクトリア or グラン・オテル・ビクトリア)」(作詞/Carlos Pesce、 作曲/Feliciano Latasaフェリシアーノ・ラタサ1907年)に、類似しているというのである。

https://www.youtube.com/watch?v=2q0iKwxtWaY

https://www.youtube.com/watch?v=7UzJd06NgnQ

https://www.youtube.com/watch?v=Z124AcjLmRE

https://www.youtube.com/watch?v=zruhmSufLSI

 

 このタンゴを聴くと、確かにメロディの一部は酷似している。つまり、「水色の恋」の出足部分と、アルゼンチン・タンゴ「ホテル・ビクトリア」の中盤から繰り出されるメロディが酷似しているのである。

 これは奇遇であり、偶々酷似していたのか否かは不明であるが、2000年以後は、原曲がアルゼンチン・タンゴとして、作詞・作曲者双方の共作扱いとなったようである。

https://www.youtube.com/watch?v=VV7CnVGpmvg

https://marichansoken.hatenablog.com/entry/2023/04/08/072049

 この辺りのことはこれまで知らなかったものの、如何にあれ、珠玉の作品として残ったのは幸いである。

 

 続いて、❹同上「Daniele vidalダニエル・ビダル)」が歌唱している、次の「小さな鳩」(作詞/山上路夫、作曲/村井邦彦1970年)である。

https://www.youtube.com/watch?v=3eUzkn5DRxw

https://www.youtube.com/watch?v=HrjxpX5pcy8

 地味ではあるが、しっとりとした良い曲である。

 

 ところが、何と、次のユーチューブによれば、この曲の一部に類似している曲があるというのである。

【エド山口#87】アレレレ⁉︎この曲もあった〜! - YouTube

 それは、❺「竹内まりあ」さんが歌唱している、次の「」(作詞・作曲/竹内まりあ1986年)である。

https://www.youtube.com/watch?v=hqQUlq3V72E

 ・・・言われてみれば、何となく類似しているが、前記❷の「水色の恋」ほどに明らかな類似性があるわけでなく、この程度であれば、許容範疇に入るように思われる。もっとも、異論もあろう。

 この点、名曲「駅」の盗作大騒動を聞いていないのは、幸いである。

 いずれにしろ、上記❶~❺のいずれもが、珠玉の名曲であることに変わりはない。

 

(主要な参考ブログ記事)

音楽著作権侵害問題考~卒業ソングの名曲「記念樹」が聞かれない(1)~ - 諦観ブログ日記(2020年2月5日)

音楽著作権侵害問題考~卒業ソングの名曲「記念樹」が聞かれない(2)~ - 諦観ブログ日記(2020年2月15日)

似ているようで、似ていない等の「レトロな名曲3選」について(私見) - 諦観ブログ日記(2020年11月1日)

「音楽著作権侵害騒動」の結末事例3選 - 諦観ブログ日記(2022年7月27日)