諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

紛らわしい留鳥「イソヒヨドリ&ヒヨドリ」目撃に!(^-^)

お題「わたしの癒やし」

 

 今日は快晴。

 久しぶりの冬日和である。

 

 埋もれた名曲を探す旅を続けていると、曲想が似たような名曲に出遭うことが多々ある。例えば、次の過去記事もそうであった。

花鳥風月&埋もれた名曲を探す旅(35)~「Mamma Maria」のAメロに似ていそうな名曲~ - 諦観ブログ日記(2021年7月28日)

 曲想の似た曲が話題に上るのは、その曲が大ヒットしたからに他ならないと思うが、まかり間違えば、音楽著作権侵害問題にも発展しかけない。

 この点、昭和のレトロな時代はかなり牧歌的であったように思われる。だからこそ、数多くの曲想の似たような名曲が誕生したのであろう。いわば、音楽文化の最全盛期であった。

 

 そんなことを思いながら、埋もれた名曲として「マイ・ペース」が歌唱している、次の「東京」(作詞・作曲/森田貢、編曲/マイ・ペース。1974年。累計約100万枚のヒット)を見付けた。

https://www.youtube.com/watch?v=qZdKdE5iU0Q

https://www.youtube.com/watch?v=IcYGOUs3NbM

 また、「パープル・シャドウズ」が歌唱している、次の名曲「小さなスナック」(作詞/牧ミエコ、作曲/今井久、編曲/林一。1968年。総売上げ47万枚のヒット)をも見付けた。

https://www.youtube.com/watch?v=A4zrSofcs18

https://www.youtube.com/watch?v=1cule_RAsdA

 前者はフォークソング、後者はグループサウンズに分類されているが、これらの曲を聴き比べると、リズムやテンポ等の曲想がどこか似ているように思われた。

 

 これと同じようなことは、鳥の世界でもある。玄人のバーダー等から見れば一笑に付されるが、野鳥に無関心な人や素人のバーダー等がすれば、「イソヒヨドリ」と「ヒヨドリ」の違いが明確に解るのは、ある程度時間が経ってからであろうか。

 と言うのも、名前が似ているだけでなく、その姿形もよく似ているからである。又、ウグイス、スズメ、カラス、ハト等のように人口に膾炙した鳥でないこともある。

 

 さらに、それらの愛称「イソヒヨドリ」は「ヒヨ」ちゃん、「ヒヨドリ」は「ヒーヨ」ちゃんから言っても、両者は紛らわしい鳥である。それらの愛称について、「ヒヨ」は鳥の名前の一部から、「ヒーヨ」は鳴き声から付けたものである。

 なお、紛らわしいと言えば、「ヒヨドリ」について、留鳥ではあるが、北海道等の一部地域は漂鳥である。 

 

 それでは、最近目撃した、イソヒヨドリヒヨちゃん)とヒヨドリヒーヨちゃん)の写真を掲載して、その違いを見てみることにしたい。

 その様子は以下の写真(Twitter投稿を含め、計21枚)のとおりである。

 

(1)  「イソヒヨドリヒヨちゃん)」(Twitter投稿を含め、写真9枚)

(以上、2月3日撮影)

 

(2)  「ヒヨドリヒーヨちゃん)」(Twitter投稿を含め、写真8枚)

 

(2月4日撮影)

(以上、2月3日撮影)

(以上、2月2日撮影)

 

(3)  「イソヒヨドリヒヨくん)」(Twitter投稿を含め、写真4枚)

 

(以上、2月2日撮影)

 

 以上掲載した写真から、イソヒヨドリのオスとメスとの区別は歴然である。しかし、ヒヨドリのオスとメスの区別は判然としない。

 イソヒヨドリのメスとヒヨドリの区別は前者が全長約23cmに対して後者は全長約27cmであるが、遠目からでは同じサイズのようにも見える。

 鳴き声は前者が「チュルリル」等美声であるが、後者は「ヒーヨ」等とけたたましいので、一応の区別の目安となるが、四六時中鳴いているわけでもない。

 そこで、遠目からの区別の目安としては、頭ボサボサか否か、頬に斑紋があるか否かが分かりやすいように思われる。

 

 いずれにしろ、鳥に限らず、創作物やユーチューブ名(例えば、文化放送と文化人放送)等々、似たようなものは世の中にたくさんあり、物によっては、注意してよく見ていないと酷い目に遭う場合もある。(>_<)