諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

地味な冬鳥「シロハラ」くん目撃に!(^-^)

お題「わたしの癒やし」

 

 昨日は曇りのち晴れ。今日は晴れ一時曇り。

 

 このところ、目ぼしい野鳥に出遭える機会が多くなっている。田んぼの好きな鳥は言わずもがな、これまで見たことのなかった鳥にめぐり合えるのは、しがない一介のバーダーとして、喜び一入である。

 これも、田んぼ周辺から休耕田や畑一帯にまで足を延ばして散策したからである。

 

 そんな中、一昨昨日の1日に、旧果樹園(放置畑)?で「シロハラ」くんに出遭えたのは大きな鳥果であった。その時は、木が切られて多くの枝が積み重ねられていた。「シロハラ」くんは、その枝の中を根城としていた。

 昨日も、その場所に「シロハラ」くんの様子を見ようと出向いたところ、木の伐採の最中で見ることができなかった。

 

 多分、周囲の状況からして、いずれその場所にあった木々はすべて伐採されて、「シロハラ」くんは勿論、野鳥を見ることさえもなくなりそうである。ここにも、トカイナカ進行化への片鱗が見てとれよう。街中のしがないバーダーはいずれ山奥へと出向かざるを得なくなるのであろうか?

 

 それはさておき、そもそもが、「シロハラ」という鳥自体を知らなかったのである。一昨昨日、旧果樹園(放置畑)?で、その周囲を飛び交う多くのメジロを観察していた時、枯葉を舞いあげて土をほじくっている鳥を見付けたのである。珍しい光景であった。

 大きさはツグミぐらいで、頭部が灰色である。一瞬、鳩かと思ったもののそれより小さかった。帰宅後、ネットグリグリで調べたところ「シロハラ」のようであった。しかし、当時は羽根が赤褐色とあったので違うかも知れないと思った。

 そして、昨日、いろいろと数多くのネット写真を見て、漸くこれが「シロハラ」と確信したのである。

 

 「シロハラ」くんの名前の由来は単純そのものである。単に「腹が白い」から「シロハラ」と名付けられたそうである。しかし、腹が白いと言っても真っ白ではない。同属(旧・大型ツグミ)のツグミアカハラと比べて、腹が白っぽいからそう名付けられたのであろう。

 

 「シロハラ」くんは、中国の東北部ロシアの沿海州から冬に日本にやって来る渡り鳥で、ツグミほどに目立たない冬鳥である。田んぼ等人目の付くようなところでは見られない。しかも、体色は地味そのもの。

 そうであっても、よく見ると目がアイリングなので可愛いところが窺えようか。(^-^)

 

 今回の観察も、ツグミと違って、すぐ積み重ねられた枝の中に隠れてしまうほどであった。そこから出て来るのに只管じっと待たなければ観察できないのである。ただ、ツグミが近づいて来た時にはそこから飛び出して追っ払っていた。そして、その後再び、枝の隙間でじっとしていた。

 

 それでは、一昨日に目撃した「シロハラ」くんの姿を見てみよう。

 その様子は以下の写真(Twitter投稿を含め、11枚)のとおりである。

 

 最後に、前回に引き続き、オランダのロック歌手バンド「The Cats」等が歌唱している、次のレトロな名曲2選を紹介して本記事を終える。

 ❶ 「One Way Wind」(1971年)

https://www.youtube.com/watch?v=WkOy4T3jRIY

 ❷ 「Save The Last Danceラストダンスは私に)」(作曲/M.Schuman、日本語詩/岩谷時子。1960年)

https://www.youtube.com/watch?v=jU7Zlxm4-qE

https://www.youtube.com/watch?v=vYgxbYlhUnw(「The Dorifters」オリジナル曲)

https://www.youtube.com/watch?v=AHIYaCVD064(「中森明菜」のカヴァー曲)