諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

文部省唱歌「故郷」について(迷説)

お題「ささやかな幸せ」

お題「わたしの癒やし」

 

 今日は曇り一時雨。

 

 今日も日航機が飛んでいた。

 その様子は次の写真(1枚)のとおりである。

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 この日航機は、東京の羽田空港から地方(田舎)空港へと飛来しているのだろうか?

 

 さらに、昨日同様「神様トンボハグロトンボ)」も目撃した。

 その様子は次の写真(1枚)のとおりである。

 このトンボは、水の綺麗なゆるやかな川に生息するが、一時、川の汚染により姿を消したところもあるそう。水の綺麗な田舎での生息にもってこいの昆虫である。

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 そんな中、今回は、大都会(東京)と地方(田舎)に関する、文部省唱歌故郷ふるさと)」の迷説を考えてみた。それは、以下のとおりである。

 

 幼い頃によく唄った、次の「故郷」(作詞/高野辰之、作曲/岡野貞一。1914年)は、一言でいえば、「故郷に錦を飾る故郷を離れていた者が、立身出世して晴れがましく故郷に帰る/weblio辞書)」目的で田舎から大都会へ出向き、望郷の念に駆られている歌であろう。

https://www.youtube.com/watch?v=p1eZ8sIDF1A

https://www.youtube.com/watch?v=SQoi2eVUpDo

 

 漢字も良くわからない幼少時は、歌詞1番の「うさぎおいし」「こぶなつりし」を、友達と一緒になって「兎を山で捕獲し美味しく食べた」とか「鮒を川で釣って食べた」と思ったものである。歌詞2番は、故郷にいる父母や友達のことを、「風雨の中」にあって気遣っている。そして、歌詞3番の「こころざしをはたして」が、この歌の核心部分である。

 

 この作詞からは、次のような意味の迷解説も考えられまいか?(-_-;)

 田舎から大都会へ立身出世(例えば、赤坂自民亭の住人or六本木ヒルズ族)を夢見て来たものの、なかなか思うように行かず、「東京砂漠」のような大都会特有の世間の冷たさが身に染みている。特に、雨や風が強い日は、悲痛なほどの望郷の念に駆られる。しかし、艱難辛苦にあっても、いつかは大都会で成功して、自然豊かな故郷の田舎へと帰りたい。

 

 もっと具体的に言うと、田舎ではうさぎやフナを食べるほど貧しかった。それでも、大らかな「おとん」「おかん」や、仲の良い悪ガキ連中に恵まれ、貧しいながらも楽しく過ごした。そんな中、一念発起して東京へ一旗揚げようとやって来た。

 しかし、大都会「東京」は思ったほど生易しい環境にない。まさに「東京砂漠」。それでも、立身出世するまでは帰省できないと心に決めている。雨や風が強く吹く時には、猶更、緑が爽やかで水の綺麗な故郷への思いが募るばかり。

 

・・・てな迷説は、どうであろう?(*'ω'*) 

 そして、そんな心情に多少とも似ている「レトロな名曲」として、次の歌謡曲東京砂漠」(歌唱/クール・ファイブと内山田洋、作詞/吉田旺、作曲/内山田洋、編曲/森岡賢一郎。1976年)があろうか。(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=NSvnlxhUw5I

https://www.youtube.com/watch?v=17Eedu0Y00E