(最近の出来事を含めて)
一昨日は「秋分の日」で、晴れ後曇り。昨日は曇り、そして今日は晴れ。
大変過ごしやすい今日この頃である。
はじめに
今回は、この3日間で起きた特筆される「田舎で見た光景」について記事にする。
都会人には、あまりお目にかかれない田舎での自然界の出来事であろうか?
一昨日は、❶秋分の日であり日中の月と鳥らの空中戦を、昨日は、❷キジバトのつがいの餌探しの様子を、そして今日は、❸ハクセキレイの餌探しの様子である。
日中に見えた月(秋分の日)
秋分の日は、国民の祝日に関する法律(祝日法)により祝日とされている。その趣旨は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」ということである。
9月23日が秋分の日になっているのは、うるう年でないからであり、うるう年の場合は9月22日になるとのことである(但し、2044年までの目安と!)。
そうすると、来年の「東京オリンピックが開催される令和2年」は、うるう年になるから、9月22日が秋分の日となろうか。
なお、秋分の日は、昼夜の時間がほぼ同じになるようである。
秋分の日の意味や由来。2019年の日にちはいつ?何をして過ごすの? | 気になること、知識の泉
https://jpnculture.net/syunbunnohi-syuubunnohi/
一昨日、その「秋分の日」午前11時過ぎ頃に、西の空を見ると、次の写真のとおり、うっすらとした月が見えた。
(うっすらとした月も幻想的雰囲気を醸し出しており、趣があるように思える。)
これまで、朝方にうっすらとした月(有明の月)を西の空で見たことはあったが、日中近くに見るのは初めてである。
このことを、ネットで調べて見ると、日中でも月は見え、しかも白いとのことである。これまで、日中に見えたはずの月を意識していなかっただけなのであろう。
質問内容 | 気象予報士質問箱 | 気象予報士講座Web教室
【雑学】なんで昼なのに月が見えるの? - NAVER まとめ
ところで、今回は「有明月」であったが、もしこれが「半月」の場合、「上弦の月と下弦の月」の区別を、どう判断したら分かりやすいのだろうか。
この点、次の記事によると、その名前の由来について、次の2説があるとのこと。
❶ 半月につき、月の前半(上旬)を「上弦の月」、月の後半(下旬)を「下弦の月」と呼ぶ。
❷ 「上弦の月」は直線部が上で、半円部が下の状態で沈み、又、弦の部分が下で沈む半月を「下弦の月」と呼ぶ。
そうすると、今回の例が、もし「半月」であった場合は、「下弦の月」となろう。
結局は、東の空にある半月でも、どちら向きで西に沈んでいくかで判別した方が分かりやすいのだろう。夜、東の空に「弦」が下の半月があっても「上弦の月」になるからである。
これらの区別については、次の記事が非常に分かりやすいようか。
ゆめゆめ、「弦」が上向きか下向きかだけで判断しないようにとのことである。
一つの目安としして、月の左側が欠けているのが「上弦の月」で、右側が欠けているのが「下弦の月」と見ることもできるということである。
【図解】上弦の月と下弦の月の簡単な見分け方 | 今日は何の日
確かに、一般的には、こちらの区別の方が分かりやすいように思えようか。
トンビとカラスの空中戦
その後しばらくして、田んぼの真上を見上げていると、「トンビ(トビ)」が悠々と空を飛んでいた。しかし、「ピーヒョロロロロ」と鳴いてはいなかった。
そして、そうこうしている内に、突然、1羽のハシボソガラスが現れて、幾度となく自分より大きな「トンビ」に目掛けて攻撃をしかけ、空中戦を展開した。しかし、「トンビ」はカラスの攻撃をかわして逃げているように見えた。(>_<)
カラスは巣や縄張りを守るため、トンビを攻撃(モビング)することがよくあるらしい。
特に、ハシブトガラス(Jungle crow)のトンビへのモビングは有名であろう。
ハシボソガラス(Carion crow)も同様なのである。
ハシブトガラスのトンビに対するモビング知名度は、時々、都会の公園等で歩行者が襲われるのを報道されるカラスが、ハシブトガラスであることからであろうか?
それらのカラスの違いについて、次の記事に紹介がある。彼らの間には都会派と田舎派の棲み分けがあるようである。又、鳴き声も「カー、カー」と「ガー、ガー」との違いがあるとのこと。
なお、両者の気性の違いについて記事がないので、違いはないのであろうか?
ハシブトガラスとハシボソガラスの特徴と違い【日本では街中でも観察できる神聖な野鳥】 - ネイチャーエンジニア いきものブログ
しかしそれにしても、ハシボソガラスが1羽だけでトンビを攻撃するとは、びっくりひゃっくりであった。「トンビ」も鷹の仲間なのに、そんなに弱いのだろうか(「鳶も居ずまいから鷹に見える」。しかし、「鳶が鷹を生む」の各諺から)?
トビは何故、カラスより弱いのでしょうか?カラスより一回り体も大きいし、鋭... - Yahoo!知恵袋
いや、必ずしもそうではないらしい。
トンビの食性(生きた鳥を獲物にしない)や気性のおとなしさから、そのようになるようであろうか。
よくカラスがトンビを攻撃してるのを見るのですが、何故攻撃してるのですか... - Yahoo!知恵袋
急な出来事であったとはいえ、その様子の写真撮影ができなかったのが残念至極である。(^-^;
まさに、次のユーチューブにある映像と全く同じような様子であった。
キジバトの餌探し
昨日の夕方、田んぼで、つがいの「キジバト」が稲の籾殻をほじくり、何度も嘴で籾殻を豪快に跳ね上げているのを見た。(>_<)
餌となる残った籾を探しているのであろうか?
その様子は次の写真(3枚)のとおりである。
(餌探しに夢中のため、籾殻を幾度となくほじくり、豪快に跳ね上げたことにより、キジバトの羽の上に籾殻が付いているのが分かろう。)
キジバトも、スズメ等同様、田んぼと縁がある鳥なのであろう。田んぼは餌の宝庫なのである。そうすると、田んぼは鳥たちの楽園でもあろう。
そのような光景は、次の記事にも掲載されていた。
籾殻を漁る田舎のキジバト@私のルーツ、田舎 - 写真から拡がる世界
ハクセキレイの餌探し
今日は、昨日キジバトが餌を漁っていた、田んぼの籾殻のところで、ハクセキレイも餌探しをしていた。キジバトのように、籾殻をほじくって、豪快に跳ね上げてはいなかった。その様子は次の写真(3枚)のとおりである。
(ハクセキレイは人馴れするというネット記事を見つけることもあるが、とてもそうは思えない。また、ちょこまかし過ぎるのはスズメの比ではなく、かなり敏捷である。その反面、飛び方は留鳥特有のぎこちなさがあり、スズメの方がまだマシな方である。)
ハクセキレイはセグロセキレイと大変よく似ていて、その違いは分かり難いようである。その目安は、次の記事にあるように「のどの部分が白色か黒色」で見分けるとのことである。
当初は、そのいずれかは迷ったものの、上掲3枚目の写真で、ハクセキレイとの確実な判断ができた。
http://www.pulsar-juku.jp/yachou/c_sekirei.htm
ハクセキレイを見るのは、特段に珍しい光景というわけでない。しかし、今回、つがいと思われる2羽が、お互いにコミュニケーションを取り合っているのであろうか、遠くに離れたところからでもしきりと、交互に「チュチン、チュチン」と鳴いていた状況が珍しかった。
普段、よく見かけていたのは1羽だけであったので、鳴き声はしていなかった。
また、2羽のハクセキレイが、飛んで追い駆けっこしているのも目に焼き付いた。
おわりに
今回、珍しい光景として、有明の月、トンビとカラスの空中戦、つがいのキジバトとハクセキレイの田んぼでの餌探しの様子4例を取り上げた。
これらの4例は、田舎に住み、意識して自然に親しめば、決して珍しい光景というわけではないだろう。むしろ、ありふれた光景であろうとも言えそうか。
都会でも、田んぼや畑のあるところでは見かける光景であろうし、月の光景に至っては、都会も田舎もない。
では、何故、お題として「珍しい光景?」と付けたのか?
それは、意識して自然に接していなければ分からないところがまま見られ、また、日常的にほとんど毎日見られる光景ではないからである。
そこで、多忙な一般通常人の「意識面における非日常性」という観点から、上記の題目を考えて付けたのである。
テレビ番組で放送されているような「ナニコレ珍百景」とは、全くの別物である。
意識して見れば珍しい光景ではないものの、言われてみれば珍しい光景になることもあろうか?また、人によって、「なんだ、こんとなこつ!」ということもあろう。
さらに又、田舎の日常茶飯事性は都会の非日常性、その反面、都会の日常茶飯事性は田舎の非日常性ということもある。
都会人がびっくりする光景や、田舎人がびっくりする光景はよくあることであろう。それはいずれも、それらの光景を普段見慣れていないことからもたらされる文化的ギャップ現象が原因だと思われる。
それ故、マスメディア等による報道等は、両者からもたらされるであろう違和感を埋める役割が期待されており、それ故にこそ、「ありのまま」を報道等するのが重要なのである。(*'ω'*)
・・・アレっ!「ありのまま」と言えば、2013年、世界的に大ヒットした映画「アナと雪の女王」(Let It Go~ありのままで~)があったね!(^^♪
でも、本議題で問う「ありのまま」とは趣旨が違う。社会的レベルの話と個人的レベルの話の相違である。
それにしても、最後には、どうしても、話を音楽の方へと持って行きたくなるね!(*'ω'*)
映画「アナと雪の女王」 Let It Go(日本語カラオケVer ) #Frozen #Let It Go - YouTube