諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

雀(すずめ)の学校 ーPart2ー

お題「カメラ」

お題「今日の出来事」

 

 今日は、曇り時々小雨。

 

 先だって、近くの田んぼ沿いアスファルト道路で、野外の「雀の学校」が開かれている記事を書いた。それは、早朝の出来事であった。

 今回は、本日午後3時頃に、道路を埋めんばかりに一杯になって、雀が群れていた。

 

 雀の群れのほとんどは、同一方向を見ている。しかし、違う方向を見ている少数の雀は、やはり「雀の先生」なのであろうか?

 その状況は、次の写真(以下、「40倍ズームのキャノン・デジカメ修理中につき、24倍ズームのカシオ・デジカメ」で撮影)2枚のとおりである

 

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 田んぼを見ると、稲穂が実りつつあり、どうも、雀はそれを食べに集まっている。

 次の写真の上の方で、雀の姿が見えにくいとはいえ、よくよく見ると、雀が稲穂をつついているのが分かるだろうか?

 

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 そうすると、野外の「雀の学校」が開かれている理由は、食の祭典(食フェスタ)のためだったのかな?

 そのような光景を再々見かけないので、そう思ってしまいそう!

 

 雀は「害鳥であり益鳥である」と言われているが、稲を食べつくすということはないようなので、農家にとっては、害鳥であっても、許容範疇に属する鳥なのであろうか?

 

 次の記事によると、中国では雀を駆除したため、害虫が大発生し、大凶作に見舞われたとの話がある。このことを考えても、人間と雀の共存は必須であろう。

スズメが減ってきている? : 緑環境デザイン室

 

 そのような記事に接するにつけ、この20年で雀の数が6割も減っているということは、憂うべきことである。これに呼応してか否かは知らないが、田舎の小・中・高等学校も数多く閉鎖されている状況でもある。

 そのことは、自然破壊が進んでいる証拠とも言えようか。

 それと引き換えであろうか、所謂「トカイナカ」と目されている田舎では、これまでも再々、記事にし心配して来たが、田んぼを潰して宅地化し、新築アパート作り等が隆盛である。

 このため、地方を「田舎砂漠」にして、雀が住みにくい環境を促進しているのである。とても、共存という観念は、今のご時世流行らないよう。

 これも以前の記事で述べ、繰り返すが、人間の住まないところに、雀は住まないのである。

 20年で6割も減っている!スズメが姿を消しているわけとその影響 – Discovery Channel Japan | ディスカバリーチャンネル

 

 おそらく昨今の周辺状況を見ていると、いずれ自宅前の田んぼも潰されて宅地化、そして新築アパート等の建物が建ち、「田舎砂漠」になるであろう。
 現風景は、一時的のような残念な思いを、抱かせられて仕方がないのである。

 

 新自由主義の弊害である「金儲け第一主義」がなくならない限り、又、例えそれが困難であっても、せめて修正がなされない限り、永遠に「〇〇砂漠」が続くような気がしてならない。

 そこで、一曲、以前紹介してくどくなるも、1976年にリリースされた、内山田洋とクール・ファイブの「東京砂漠」を歌って、「砂漠」の意味を噛みしめてみたい。

東京砂漠 内山田洋とクール・ファイブ - YouTube

 ・・・人情も、自然環境に配慮等も、あったもんではないだろう。

 

 それにしても、次の写真(4枚)の雀の群れを見ていると、心が和み楽しくなりそう。思わず、その中に入って行きたいような気分になるようにも・・・!

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 以上、つらつらと記事を書くにつけ、心が重苦しくなりそうになるので、昨日咲いていた「百日草」の花を鑑賞して、心を和ましたい。

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 最後に、最近の「天候の不安定さ」を象徴するかのような、昨夕撮影した、大雨が降る直前の「空の雲」の様子を眺めて、再び、現実を直視することにする。

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(追記)

8月27日。小雨。

 早朝、自宅玄関前の道路を挟んだ田んぼの畔付近で、雀の「食の祭典」が行われていた。前回撮影した分では分かりにくかったので、再度撮影に挑戦した。

 その様子は、次の写真3枚のとおりである。

 茶色い部分が雀の食事風景であるが、やはり分かりにくいようか?

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