「Go To トラベル」キャンペーン休日(7月26日)の夜に、ANA機が空を飛んでいた。夜に見られるジェット旅客機は、漆黒の闇に明かりが点灯し、何か神秘的なものを感じさせられる。
その様子の写真(1枚)は次のとおりである。
休日期間中はしばしば見られたジェット旅客機も、昨日と今日はその姿が見られなかった。雲が邪魔したこともあるが、運航回数が少なかったこともあるのではないか?
新型コロナウイルスの影響に伴う路線・便数計画の一部変更について | ANA
https://forincs.com/headlines.php?src=2020072800785.xml
新型コロナ感染数の増加が止まらない(7月27日現在で31261人)。それも、若者は言うに及ばず、イギリスでは飼い猫にまで感染したようである。(>_<)
新型コロナ感染者数急増でも夏休み短縮、負担を強いられる教員は報われるのか(前屋毅) - 個人 - Yahoo!ニュース
飼い猫が新型コロナ感染、英国の動物で初(CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース
そのような暗い世相の中、心の癒しのために「アメリカン・オールディーズ」を求めて、ユーチューブをいろいろと弄って検索していた。そして、ジャズ・ヴォーカルの女王「Sarah voaghan(サラ・ヴォーン) 」歌唱の「A Lover‘s Concerto」(恋のコンチェルト)を見つけた。
それは、次の曲である。
https://www.youtube.com/watch?v=JZa_CfKWWmQ
https://www.youtube.com/watch?v=VqJ9xApznTk
この曲は、1965年にアメリカのガール・グループ「ザ・トイズ」が唄ってヒットしたものである。日本では、「サラ・ヴォーン」歌唱の邦題名「恋のコンチェルト」でレコード発売され、また多くのメディアにも使用されたことから、「サラ・ヴォーン」ヴァージョンの方が、特に有名であったようである。
それにしても、このリズミックで楽しそうな曲は、どこかで聴いたことがあるような気がする。しかし、すぐには思い出せない。
そうこうするうち、ドイツの大作曲家「バッハ」の「メヌエット ト長調 BWV Anh114」の曲に酷似していることが判明した。それも、現在の通説では、その作品の作曲者が「バッハ」でなく、ドイツの作曲家「クリスティアン・ペツォールト」のようであった。(>_<)
その曲は、次のとおりである。
https://www.youtube.com/watch?v=MdBY358Io1M
https://www.youtube.com/watch?v=KQjKaZqJ1Dk
https://www.youtube.com/watch?v=_ptVST5BO3s
上記ユーチューブを視聴していると、説明部分中に、「A Lover‘s Concerto」の原曲が「メヌエット ト長調 BWV Anh114」との記載があった。
つまるところ、クラッシック作品がアメリカン・ポップスにアレンジ(3/4から4/4に拍子をアレンジ)されている。しかも、このアレンジの方が、感銘を受ける度合いが格段に優っていると思われた。そのことは、「A Lover‘s Concerto」がアメリカやイギリスで大ヒットしたことからも頷ける。
さらには、ユーチューブ以外のネットググりでも、以下の記事を見つけた。
懐かしい、心地よいメロディー、 ラヴァーズ・コンチェルト(歌手 サラ・ボーン)、もとの曲はメヌエット・ト長調(作曲 バッハ)、とは(2016.7.22): 歴史散歩とサイエンスの話題(続)
これらの記事を読むと、まさに知る人ぞ知るであった。
まぁ~、「おいどん」も、この程度の音楽好きなのであろう!(>_<)
文化科学による解明への歴史的発展は止まるところを知らない。音楽史では、随分前に、「モーツアルトの子守歌」は、オーストリアの「ベルンハルト・フリース」が作曲したと話題になって、それが確定していた。今度は、「バッハのメヌエット ト長調」が「ペツォールト」の作品なのかという話になっている。
このことは、日本史にも当て嵌まる。と言うのも、例えば、従来定説であった、人物像「源頼朝」や「足利尊氏」の肖像画の本人性が、現在否定されているからである。また、鎌倉幕府成立についても、1192(イイクニ)年でなく、1185(イイハコ)年に変更されているよう。
時代時代での認識は変わって行くのか!
昔はそうであっても、今は違うということが多くなっているようか?(-_-)
以上、今回の記事を書くことで、これまで知らなかった二つの事柄を、知るようになった。(-_-;)