今日は曇り。
今年は、甘い香りのするバラの「ノスタルジー」の花一輪が咲いた。
その様子は、次の写真のとおりである。
(本日早朝に撮影)
このバラは、昨年、咲かずじまいに終わっていた。しかも、木が枯れそうになっていた。そこで、木の根元近くまで大胆に切っておいたのである。
このバラは、一昨年、なぜか冬まで咲き続けていた。そのことについては、次の記事を書いていた。
「ノスタルジー(郷愁)」を題材にして、あれこれと!(^-^) - 「余所(ヨソ)事でない」ブログ日記
このバラには相当の思い入れがある。と言うのも、三大芳香花の一つ「クチナシの花」に優るとも劣らない甘い香り、そして、花持ちの長さやピンク花の七変化の特徴を有しているからである。
「放浪記」で有名な、女流作家「林芙美子」曰くの「花の命は短い」例えとは違い、このバラは、他のバラや「クチナシ」と比べても、比較にならない程、花の命が長いのである。(*‘ω‘ *)
『花の命は短くて苦しきことのみ多かりき』の意味と定義(全文) - 辞書辞典無料検索JLogos
このバラの甘い香りについて、「クチナシの花」が体全体に染みつく程の強烈さがあるのに対し、強烈さのない清々しい甘い香りを発するバラである。
このバラの花の七変化については、「クチナシの花」が純白から黄色へ、そして褐色へと見るも無残な状態ですぐに枯れてしまうのに対し、このバラは、ピンク色の濃淡と白色が織りなした状態のまま徐々に変化して、長持ちする(花色の変遷)。
さらに言えば、そもそも「ノスタルジー」という名前自体が、ロマンティックさを感じさせないだろうか?
そう言えば、1985年、ロックバンド「C-C-B」の「Romantecが止まらない」(作詞/松本隆、作曲/筒美京平、編曲/船山基紀)という、次の曲があった。
https://www.youtube.com/watch?v=lvgQTF6R3XI
https://www.youtube.com/watch?v=-Hht8o-Zn40
この曲は、オリコン週間チャート2位になるほど大ヒットしたそうである。ノリノリになって浮かれそうになるリズミックな曲である。
しかし、本記事で取り上げたいのは、そんなノリノリのロマンティックさでなく、ノスタルジーを感じさせるような心落ち着くロマンティックな名曲である。
その名曲とは、前記ブログ記事にすでに取り上げていた「ノスタルジー」と「駅」である。
前記ブログ記事の繰り返しになるが、それらは、以下のユーチューブ曲である。
❶ 「フリオ・イグレシアス」歌唱の「ノスタルジー」
https://www.youtube.com/watch?v=1KlfPolUVaw
❷ 「リチャード・クレーダマン」演奏の「ノスタルジー」
https://www.youtube.com/watch?v=lm98Kw1ipYc
❸ 同上演奏の「駅」(作詞・作曲/竹内まりあ)
https://www.youtube.com/watch?v=hgXxIp4IGds
とりわけ「リチャード・クレーダマン」の演奏する「駅」が最高であろうか。