諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

想ひ出の名曲を辿るジェットの旅(3)~「夜来香(イエライシャン)」~

お題「ひとりの時間の過ごし方」

お題「これって私だけ?」

 

 今日は快晴。雲一点ない秋日和

 

 名曲を辿るジェット気分の旅は続く。今回はこれまでとは、多少趣が異なった記事になっているように思える。というのも、今日は、今までお目にかっかたことのない「ジェット機」を見たため、それにまつわる話をするうち、多少おどけたようにもなったのである。

 

 今日見た「ジェット機」とは、次の写真(4枚)のとおりである。

f:id:grk1:20191009182850j:plain

f:id:grk1:20191009183010j:plain

f:id:grk1:20191009183050j:plain

f:id:grk1:20191009183124j:plain


 その「ジェット機」は、西方に飛行していたはずなのに、何と、途中で折り返して、また元の東方に引き返したのである。これまで見た「ジェット旅客機」は、そのまま西方に飛行し、その後見えなくなっていた。

 その「ジェット機」は、飛行訓練でもしていたのだろうか?

 

 それにしても、見慣れない尾翼のロゴ・マークや、機体に塗装された牡丹の花柄模様ジェット機は、果たして、どこに所属する航空会社のものなのであろう?

 そこで、ネットでグリグリと検索してみた。すると、次のような記事が載っていた。

https://www.airchina.jp/JP/JP/about-us/logo/

青牡丹と赤牡丹 桃、金牡丹 特別塗装機です。中国国際航空 牡丹シリーズですが飛来頻度も少なく遭遇は難しい。‼️ - ふくちゃんのブログ:飛行機&風景写真

 

 どうも、「中国国際航空」(航空連合スターアライアンス加盟社)のジェット機のようである。尾翼のロゴ・マークは「赤い不死鳥鳳凰)」で、牡丹模様は特別塗装機のようである。
 どうりで、「AIR  CHINA」のマークが見えなかったのであろうか?

 しかし、中国のジェット機が、何故、地方空港の近くを飛行し、旋回していたのであろう?理由は分からない。

 

 そんなこともあり、中国のジェット機に乗った気分で、中国に関わる名曲を探してみた。すると、「テレサ・テン」さんがリバイバル・ソングとして歌っていた「夜来香(イエライシャン)」という曲があった。 

  

 その「夜来香」という中国の名曲(作詞・作曲/黎錦光、訳詞/佐伯孝夫)は、元来、故「山口淑子」(中国名・李香蘭)さん歌唱の1944年中国の上海で発売された大ヒット曲で、1950年に日本ビクターから発売されたようである。

 その曲は次のユーチューブにある。録音が古いためか、歌声の線が細い感じがする。

https://www.youtube.com/watch?v=Dt7QJ9_nY38

 

 そして、その後、1978年に、故「テレサ・テン」さんが、リバイバル・ソング(作詞・作曲金玉谷/訳詞佐伯孝夫)としてカバー曲をリリースした。歌声の線が太く、味わい深く、軽妙に歌っている。

 https://www.youtube.com/watch?v=HLgvB3-j5z0

 https://www.youtube.com/watch?v=ot-Ied6uGgs

 

 昔、繁華街のバー等で、夜、よくこの曲が流されていたということを耳にしたものである。勿論、中国服(チャイナドレス)を身に着けた美女連中が、男性客をもてなしていたみたいである。確かに、満州人貴族の衣装なので、気品に満ち溢れている。

 

 その曲の良さもさることながら、「夜来香」という花は、夜に、強い香りを発し、香水の原料等にもなっているということである。男性客はその匂いにも惹かれた可能性があろう。しかし、夜来香の植物の花自体は、見た目は地味で、可憐な花とはいえそうにないよう。

トンキンカズラ(イエライシャン) [東京葛] - みんなの花図鑑(掲載数:3,406件)

イエライシャン(夜来香)6号鉢植え:鉢花 『園芸ネット』本店 通販 engei.net

 

 「金玉谷」さんが「夜来香」を作詞し、それを佐伯孝夫さんが訳詞しているが、訳詞が実際の花の状況とは違うとのことである。というのも、❶夜来香の開花は夏(8月~10月)で春ではないこと、❷白い花でなく黄色い花であること、が間違っているとの指摘である。

 

 具体的には、訳詞中の「あわれ春風に 嘆くうぐいす(^^♪、夜来香 白い花(^^♪、の各フレーズが、そうである。

 まあ、詩情としては、夏より春のうぐいすの方が、又、花の色も、黄色より白色の方が、清楚な情感深さがより感じられそうか。そのため、訳詞者は「架空の花」を想定したのであろうか?

 しかし、「夜来香」を間違って、人々に覚えられても困りものであろう。

 

 最後に、多少おどけたようになろうか?、映画挿入歌である「夜来香」を作ったという「黎錦光」の作曲名が、「金玉谷」であるということに関する「ギャグネタ?である。

さて、『夜来香』ですが、これは中国の著名なソングライター、黎錦光(リー・チンクァ... : 高齢者と口ずさむ昭和の歌謡曲:介護現場のレク、年配の方との交流に! - NAVER まとめ

 

 「金玉谷」さんには大変失礼になりそうだが、その作曲名自体から、次の記事が連想されそうである。つまり、名所地として、「金玉落しの」があるということである。(^-^;

一度は行ってみたいところだが、難しいかな?

 金玉落としの谷(静岡県菊川市)

 

 なぜ、そのようなことを気にするかと言えば、以前に、次のブログ記事を書いていたからである。つまり、ガラポン抽選で、人生初めて1等賞が当たったところ、ガラポン玉の色が、何と「」であったからである。(^'^)

 しかも、東北地方等の神社には「金玉神社」もあり、その読み方について、いろいろ苦慮したのである。(^-^;

ガラポン抽選で、人生初の1等賞! - 「余所(ヨソ)事でない」ブログ日記