諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

「アドバルーン」に惹かれたんだが・・・!(>_<)

お題「今日の出来事」

 今日は快晴。日射が強く暑い一日だった。

 

 何気なしにふと、玄関先から北の空を見上げると、「アドバルーン」(広告をつり下げて空中に揚げる係留気球/デジタル大辞泉)が揚がっていた。

 その写真は末尾に掲載。

 

 この何十年来、「アドバルーン」にお目にかかったことがなかったので、懐かしかった。

 昔は、特にデパート等の開店祝いの際、しばしば、それが見られたものだった。そして、なにかしら、ワクワクとした胸騒ぎがしたものだった。屋上には、ジェットコスター等の子供遊園地があったからかも知れない。

 

 アドバルーンは、ad(広告を意味するアド)とballoon(気球を指すバルーン)との造語で、その元は、英語の「advertising balloon」(気球や風船全体を指す/ウィキペディア)とのこと。

 当時は、その意味が解らなく、宣伝用の風船ぐらいにしか思っていなかった。幼子にも判る程に、アドバルーン屋外広告宣伝用にうってつけだったのである。

 昔の人間はどういうわけか、幼児の頃から空に憧れるように躾けられていたような気がする。今でも、琵琶湖では「鳥人間コンテスト」が開催されていることから、そのような気持ちは昔と変わらないようにも思われる。

 以前の、とある次のブログ記事にも、同じようなことが書かれていた。

 誰でも感じることは、一緒なのであろうか?

最近は見なくなったアドバルーンのお話。 - 人生楽しんだもん勝ち♫

 

 空に浮揚している「アドバルーン」の広告表示を見ると、「とれたて元気市となりの農家店」の文字がうっすらと見えた。風が少しあったので、その正確な文字を確認しづらかった。むしろ、視線は風船の方に注いでいた。

 

 アドバルーンを見ると、昔の癖でその場所に行って見たくなる習性が身についている。それが例え、パチンコ店であっても!何でも、開店は良いものとの思いがある。通常なら、開店祝いに伴う粗品等がもらえるからであろうか。

 今回、そのようなことはなかった。

 

 その場所に自転車で行って見ると、農協の産直市のオープンであった。駐車場は非常に広いわりに、1階フロア―店内は、それほど広くはなかった。

 しかし、県内JAの直売所では最大規模をうたっていた。そもそも、直売所はそれほど広くないのが普通であるのだろうか?

 そして、地産地消を掲げ、主に、農協準会員を含めた農協正会員を対象にしているように感じた。

 

 ポイントサービス会員(商品100円分購入で1ポイント付加)になるため、受付しようとしたが、待機者はほとんどいないのに、ひどく待たされた(30分くらい)。年寄りが手続きをしていたため長時間を要しているようであった。まどろこしく、幾度、会員の受付手続きをせずに、そのまま店内に入ろうと思ったことであろうか。

 

 おまけに、受付手続きの順番が来たと思ったら、後から来た老夫婦に、「割り込み」されかけた。受付係りの人々(女性2人・男性1人。いずれも中年風)は何も注意をしなかった。

 

 そこで、私が、「割り込み」しようとしていた老夫婦に、断りを入れると、その夫婦は、大変恐縮していた。「割り込み」するという認識は全くなかったようである。

 問題はむしろ、受付係りの人々であろうか。それが、「割り込み」だと判っているはずなのに、そのまま見過ごしていたよう?

 それとも、そこまでの気配りができなかったのだろうか?

 彼らの真意は不明。

 ・・・いや待てよ、これは、ひょっとして、「ハラスメント(嫌がらせ)」?

 でも、違うな!

 なぜなら、彼らとは面識がなく、かつ継続的な付き合い関係もないから。

 

 何事もなかったかのように、男性係員は、私の会員受付手続きを、わずか数分で済ませた。他方で、隣の女性係員は気にしているように感じられた。

 このことがあって、「アドバルーン」に対して私が抱く、これまでのノスタルジー(郷愁)は、頭の中から一気に吹き飛んでしまった。(>_<) 

 そんなこともあってか?午後6時頃には、実際に「アドバルーン」は消えていた。

 おそらく、営業時間が9時から18時までだったので、店側により取り外されたのだろう。もう「アドバルーン」を見ることはないのだろうか?

 

 さすが、オープン初日である。駐車場は車がいっぱいであった。また、店内もごったがえしていた。

 品揃えは、メインの野菜・米、果物、卵、パン・ケーキ、花・苗木、肉、魚、酒、加工品等の地元名産品、総菜、寿司、弁当であった。スーパーに比べると、多少品揃えが少ないようか。

 その店で、「なすび」と「きゅうり」の苗を買った。さらに、地元名産品も買った。スーパーではなかなかお目に掛かれない商品もある。しかし、値段は少し高目のような気がした。すべて国産だからか?

 

 それにしても、今回、自宅から自転車でも買い物に行ける程の近場に、農家店が開店したことは大変良い。最近、近場のスーパーが移転して、自転車で買い物に行くのに困難を来たしていたからである。

 

アドバルーンの写真2枚)

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(追記)

 5月25日、晴れ。

 昨日揚がっていた、あの「アドバルーン」は、今日、すでになくなっていた。

 それにしても、開店祝いの1日だけだったのか。

 偶々見ることができて、ラッキーだった!(^.^)