諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

「バラ」同士の、生き残りをかけた熾烈な競争なのか?

 今日は快晴。一昨日来からの雨が嘘のようである。

 

 北口玄関先の小さな花壇に植えているバラの花が咲いている。同じ場所の30センチメートル間隔で、

 ❶「アムステルダム」⇨ ❷「シャルル・ド・ゴール」⇨ ❸「ニュー・ドーン

の順に植えていた(以下、「バラ名」番号表記)。

 

 昨年は、❷が花盛りだったが、今年は咲かない。❶も❸を植えてから、その花の勢いが以前ほど盛んでなくなった。それに対して、❸の花の勢いが止まるところを知らない。あちこち枝が伸び、蕾を付け、花を咲かせている。しかも高く。まるで、桜を見ているようである。(^.^)/~~~

バラの花図鑑/「ニュー・ドーン」は、半日陰でもしっかり開花するお利口さんつるバラ!しかも強健で育てやすい! | バラと小さなガーデンづくり

 

 それらの状況は、末尾写真のとおり

 

 バラの苗木を植えた時期については、❶は約10年前、❷は約6年前、❸は約4年前だったと記憶している。❷と❸については記憶が不確かである。人の記憶は記録していないと、何かに関連付けしない限り、曖昧のようである。

 

 ❶については、「アブラムシ」の病害虫の駆除に悩まされ、殺虫剤を撒いたりした。これは、毎度のことである。❸は、❶のような被害はなかったものの、一昨年までは、「ハキリバチ」に葉っぱを食い荒らされたりして枝だけになることが多かった。しかし、今年は、昨年よりその被害が少なかったようである。

アムステルダム | WEBバラ図鑑

とんでもない害虫?葉っぱを丸く切り取るハキリバチ 実は食い跡じゃなかった|【西日本新聞ニュース】

 ❷については、ほとんど手が掛からなかった代わりに、長年、花が咲くことは少なかった。

 

 ❶は耐久性のあるハイブリット種のバラであるが、10年にもなるので寿命なのかも知れない。しかも、ツルバラ(❸)には勝てないのだろうか。それでも、負けず嫌いを感じさせるかのように、枝を高く高く上へと伸ばしている。老木としての意地なのだろうか?

 それは、あたかも、秋時期に繁茂する「セイタカアワダチソウ」(北米原産)に負けまいとし、高く伸びようとする「ススキ」(日本固有種)の熾烈な競争心のよう!

ハンドメイド家具 Raku ~工房 楽~・・・の毎日 セイタカアワダチソウ VS ススキ連合軍の戦い

 

 ❸は耐久性が強く半日陰でも育つと言われるツルバラで、モッコウバラ同様、生命力が半端でないように思われる。玄関北口の花壇に植えるには最適なバラなのであろうか。

 それと比較して、❷は昨年に限って、たくさんの蕾を付け、花をいっぱい咲かせてくれたのに、今年は❸に負けそう。現在のところ、花芽も一つしかなく、花は咲いていない。深刻な状態なのか?(-_-)

 

 今の人間界同様、バラの世界も「新自由主義」真っ盛りの時代なのであろうか?と、ひよって勘繰りたくもなる。(>_<)

 「負けるな、老年木❶よ!頑張れ、中年木❷よ!」と、声援を送りたい気分!

 若年木である❸は、今が盛りなのは分かるも、手加減して、❶や❷と対等的に共存すべきではないだろうか?

 現・人間界のように、「適者生存」絶対視であってはならないと思うんだが!

 ・・・でも、現実は、無理だろうけど!(-_-;)

 

「❶アムステルダム、❸ニュー・ドーンと❷シャルル・ド・ゴールの写真計7枚」

 

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(玄関先から花壇の北方向を撮影)

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(北側道路から花壇西方向を撮影)

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(建物2階から下方の花壇に向け撮影)

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(❶アムステルダムの拡大した数輪花)

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(❸ニュ-・ドーンの拡大した一輪花)

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(❷シャルル・ド・ゴールの花芽が付いた新枝)

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(❷シャルル・ド・ゴールの拡大した花芽部分)