早朝の雨が嘘のように、快晴へと変わり、午後から雲が張り出して来た。
相変わらず天候が不安定だ!
玄関先に植えている、赤と白の2種類の三大香木の一つ「ジンチョウゲ(沈丁花)」の花がそろそろ咲き出した(写真2枚)。
しかし、苗木を買って3年目になるのに、日当たりが悪いせいか大きくならない。
(赤色の沈丁花。しかし、咲いた花は白い)
(鉢に植えた、白色の沈丁花)
そんな中、以前、中古レコード店(GROOVIN)で購入した「奥田晶子」さんの「思い出の扉」(Victor・1993年)に収録されている「風は想い出」(作詞B・ベルグマン、作曲ユベール・ジロー)のCDを聴いている。
彼女が歌うシャンソンの中で、私の一番のお気に入り曲である。(^.^)
奥田晶子さんは、日本シャンソン・コンクール2年連続グランプリを受賞(1990年名古屋、1991年神戸)した実力の持ち主である。ちょうどその頃は、シャンソンが下火になりつつあり、全国的に、名声がどこまで轟いていたか分からない。
シャンソン界の大御所でもある「金子由香利」さん(代表曲「再会」は絶品)にも引けを取らない歌の上手さだと思った。
やはり、時代の流れなのだろうか?
シャンソンが、テレビの歌番組から消えてしまった。
DREAM21/所のコラム【大器晩成のシャンソン歌手、奥田晶子】
どうしても、大手マス・メディアが大々的に採り上げないと、歌の実力があっても、全国的な知名度に繋がらないようか?
また、奥田晶子さんは、歌のみならず訳詞もしている。
日本シャンソン界の大御所だった故「石井好子」さん(なかにし礼作詞「別れの朝」の本来的名称「夕映えの二人」は絶品)も、シャンソンの訳詞をしているので、シャンソン歌手はフランス語にも精通しているのだろうかと思う。
Udo Jürgens - Was ich dir sagen will 2014 - YouTube
奥田晶子さん訳詞の「風は想い出」は、「あの日 風は歌っていた この浜辺に」「風は知らない」「風が想い出しても」というフレーズが、特に印象的である。何か、前回記事にした、愛唱歌「浜辺の歌」と似たような雰囲気がある。
非常に、美しいメロディである。
そんな折、ユーチューブを見ると、「風は想い出」があった。歌っていたのは、フランス人歌手の故「ダリダ」である。名前は聞いたことがあるような、ないような?で、有名人とは知らなかった。
ダリダの代表曲は、「あまい囁き」「18歳の彼」等で、「風は想い出」はなかった(ウィキぺディア)。
18才の彼/ Il Venait D'avoir Dix Huit Ans 奥田晶子/Akiko Okuda - YouTube
Dalida ダリダ - Juu hassai no kare 18 歳の彼 (1974) - YouTube
私にとっては、何故って!(?_?)と、不思議に思うのだが・・・。
「風は想い出」の曲は、ダリダが歌ってるより、奥田さんが歌っている方が、より共感が持てる。それは、ノイズのある古いLPレコード(1970年リリース)から録音されたユーチューブのためもあろうか?
他方、奥田晶子さんのは、CDであるから録音が良いということもあるのだろうか?
いや、それだけではないと思う。浜辺に吹いている風の情景が、ありありと伝わってくるような臨場感のある歌い方なのだ!
風は想い出~ダリダ(Le vent n'a pas de memoire) - YouTube
なお、金子由香利さんの「再会」、石井好子さんの「夕映えの二人」、奥田晶子さんの「風は想い出」は、いずれもユーチューブにないよう。
そんな風情のある心地良い「風」(wind)と違い、今現在、私は、「風邪」に苦しんでいる。この冬季、初めて風邪を引いた(catch cold)。
確か、外出先では白マスクをしている人が多かったので、警戒すべきだった。迂闊そのものである。(>_<)
インフルエンザ・ワクチン接種を、昨年11月にしていたので、安心していた。
しかし、風邪とインフルエンザとは、別物であるらしいけどね・・・。
インフルエンザにマスクの効果は?
— 月光史郎 (@f3eOrVMXRo0zZgC) February 19, 2019
インフル感染からの完全予防の効果は無しと!(>_<)
が、「マスク+手洗い」で、一定の予防効果があると!
理由⇨保湿効果、ウイルス飛散距離約1m前後、ドアノブ等からの接触感染防止
⇦マスク装着しないよりは、した方がましの程度なのか!https://t.co/yDfNB0TF24
風邪対策には、外出先から帰宅後に必ずイソジン等のうがい薬で、うがいをしている。しかし、3月に入ったということもあって、うがいをするのを怠っていた。
大失敗であった!
放送1000回!風邪に負けない真の“免疫力”ゲットSP - NHK ガッテン!
風邪の対処法について、次の記事は、風邪の3症状として、咳、鼻水、のどの痛みを上げ、その症状が出ると、「基本は、おとなしく寝ている」ということを述べている。
さらに、❶汗をかいても治るわけでもない、❷病院に行っても意味がない、ということを指摘している。
本物の風邪は受診の必要なし まず3症状をチェック|ヘルスUP|NIKKEI STYLE
現在の風邪の症状は、まだ初期段階である。喉の軽い痛みから始まり、鼻水と咳が出ている(上記記事から、私は典型的な風邪を引いているということになる)。
さらに、体もだるい感じである。おそらく、今後は頭に来て、高熱が出、汗が噴き出すと治るというのが、風邪を引いたときのおきまりパターンになろうか。
しかし、上記記事はこの風邪治癒経過パターンを否定しているよう。
「かぜ」は「かぜ」でも、心地よい、風は想い出の「風」(wind)と、現在苦しんでいる「風邪」(catch cold)とは大違いである。
同じ「かぜ」という言葉でも、何という大きなギャップであろうか!
・・・駄洒落になっていそうもないようだけれど・・・お後がよろしいようで!
(^_-)-☆