昨日は雨。今朝は曇り。
一昨日は庭先の南天の木にヒヨドリ、そして田んぼ畔にヒバリを目撃した。
その様子は次の写真(2枚)のとおりである。
(以上、4月2日撮影)
これまで、ツグミの陰に隠れて目立たなかった鳥たちである。と言うよりも、近くに寄って来なかっただけ。
一昨日は曇りの状態が長く続くも、昨日は終日雨が降った。この春雨は時に激しく、時にしとしといった具合に間断なく降り続いていた。
ただ、与謝蕪村の俳句にある「はるさめや 暮れなんとして けふも有り」と言うふうでもない。
そんな雨にまつわる名曲には、郷愁を感じさせられる作品が多々見られる。とりわけ、昭和レトロ時代を一時謳歌し席巻したグループ・サウンズやフォーク・ソングに、である。
そこに共通するのは、感傷的なメロディがもたらす切ない情感である。そしてこのメロディこそが、昭和ノスタルジーを喚起させる由縁ともなろうか。時代を下っても、これらの多くがカバーされ歌唱され続けているのは、不朽の名曲の一証左でもある。
それでは以下、「雨のバラード」外4曲を、作曲された年次順に紹介する。
(1)「雨のバラード」(作詞/こうじはるか、作曲・編曲/植田嘉靖。1968年)
❶ ザ・スウィング・ウエスト(オリジナル)
https://www.youtube.com/watch?v=lSzdmDzw6kg
https://www.youtube.com/watch?v=aaZIdSCjgEY
❷ 湯原昌幸(カバー/1971年)
https://www.youtube.com/watch?v=hiIFusbk13s
https://www.youtube.com/watch?v=H_wi-TicAUQ
❸ 吉幾三(カバー。編曲/野村豊。2019年)
https://www.youtube.com/watch?v=rvlwvNVrm4I
想ひ出の名曲を辿るジェットの旅(8)~「雨のバラード」~ - 諦観ブログ日記(2019年10月26日)
(2)「長い髪の少女」(作詞/橋本淳、作曲・編曲/鈴木邦彦。1968年)
歌詞2番の冒頭「雨によごれた町で 貴方を探す」のフレーズ
❶ ザ・ゴールデン・カップス(オリジナル)
https://www.youtube.com/watch?v=sENAAjtX3kw
https://www.youtube.com/watch?v=91TLD2IIFIA
https://www.youtube.com/watch?v=mbPiRKWo7PA
https://www.youtube.com/watch?v=_E5JtWaVNhc
https://www.youtube.com/watch?v=QuvSNWE0dDU
❸ レーモンド松屋(カバー/2019年。愛媛県出身のシンガーソングライター。2010年7月、59歳でメジャーデビュー)
https://www.youtube.com/watch?v=WusUMlfuyI8
❹ ヒットパレーダーズ<ジーン>(2016年)
https://www.youtube.com/watch?v=Ijq0vnw5guo
(3)「そよ風のバラード」(作詞/こうじはるか、作曲・編曲/植田嘉靖。1969年) 歌詞1番中「吹けよ吹け 時には激しい嵐になって」のフレーズ
❶ ザ・スウィング・ウエスト(オリジナル)
https://www.youtube.com/watch?v=84CE6TnG4mI
https://www.youtube.com/watch?v=wiZA5wFY7UM
❷ アイ高野(カバー/1972年)
https://www.youtube.com/watch?v=bZjN10P_ScI
癒しのレトロな名曲を探して(3)~長い髪の少女&そよ風のバラード~ - 諦観ブログ日記(2022年12月2日)
(4)「雨の物語」(作詞・作曲/伊勢正三、編曲/石川鷹彦・木田高介。1977年)
❶ イルカ(オリジナル)
https://www.youtube.com/watch?v=5oArfHHAh3A
https://www.youtube.com/watch?v=CTz-DJMnv4k
❷ 中森明菜(カバー/2008年)
https://www.youtube.com/watch?v=A304k17N1zk
https://www.youtube.com/watch?v=zNRzPf7T6a8
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