今日は曇りのち晴れ。
はじめに
前回に引き続いて、地上を歩くヒバリの様子を記事にする。前回に記事にした早朝の駐車場徘徊後、1羽の「ヒバリ」がアスファルト道路を往復していた時の状況である。
人や車の往来がない時の「ヒバリ」の大胆な行動には、ただ唖然とするばかりであった。
「スズメ」はぴょんぴょんとステップを踏むように移動するのに対し、「ヒバリ」は
足を交互に上げ下げしながら移動している。その様子は、カメラレンズをとおしてでないと、判りにくい。
路上ヒバリの様子
駐車場に2羽いた「ヒバリ」は、アスファルト道路へと移動していた時、1羽になっていた。
「ヒバリ」がいくら大胆になっていると言っても、さすがに道路中央は歩いていなかった。それでも、田んぼ沿いのアスファルト道路を歩くのは、危険がいっぱいとしか言いようがない。と言うのも、身を隠す場所が少し遠のくなるからである。
この点、カメラ撮影者にとっては最適なシチュエーションであった。田んぼの畔にでも入られたら、生い茂った雑草により、撮影がほぼ困難になるから。
その様子は、次の写真(Twitter投稿を含め7枚。6月25日早朝撮影)のとおりである。
早朝の「路上ヒバリ」❶ pic.twitter.com/PXbxdQhHR4
— 月影隠輝 (@f3eOrVMXRo0zZgC) 2021年6月25日
(駐車場から道路に出ようとしている。)
早朝の「路上ヒバリ」❷ pic.twitter.com/X6udjKUUaM
— 月影隠輝 (@f3eOrVMXRo0zZgC) 2021年6月25日
(駐車場道路から反対側の田んぼの畔付近道路に出ている。)
(田んぼ畔付近の道路に沿って、西から東へと歩いているところ)
早朝の「路上ヒバリ」❸ pic.twitter.com/vol6iGUyfT
— 月影隠輝 (@f3eOrVMXRo0zZgC) 2021年6月25日
(「ヒバリ」が、元いた駐車場の田んぼ畔付近に戻って、東方向を見ているところ)
「ヒバリ」が路上に、なぜ?
「ヒバリ」は、前回の駐車場を起点として道路を横切り、田んぼ畔付近道路沿いを西方から東方に向かって約100m歩いていた。時に止まったりもしながらである。
「ヒバリ」はなぜ、危険極まりない、人目の付きやすい道路を歩いていたのであろうか?しかも、小さな「ヒバリ」にとっては長距離である。ただただ、唖然とするばかりであった。(>_<)
これまで、餌を探しながら時折草むらに入ったり等して、約50mほど歩いていたのを目撃したことはある。
例えば、次の過去記事に掲載した「ヒバリ」の写真例である。
しかし、今回は餌探しをしているようでもなかった。
その理由は、鳥類専門家であっても解からないかも知れない。結局のところは、「ヒバリ」に訊いてみるしかない。
しかし「魅(見)せられて」いるだけでは、無理も無理か!(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
思うに、これは当て推量になるが、おそらく❶人気のない早朝、❷縄張りの巡視、❸気分転換が、その主な理由であったような気もする。(-_-;)
今回、特に「ヒバリ」の路上行動に唖然としつつも、「ヒバリ」の奥深さが感じられた次第である。
おわりに
6月中旬頃になって「揚げ雲雀」も頻繁に見ることがなくなった。このことは、通常言われている3月~7月までの繁殖時期と関係があるのであろう?
また、田んぼに水が張られてから、「ヒバリ」が電柱に止まってしばしば鳴く様子も目撃されるようになった。水が張られる前は、電柱に止まることがあまりなかったのである。このことは、水の張られていない田んぼの居場所を奪われたためであろうか?
そして、「ヒバリ」が電柱に止まる姿をあまり見かけなくなった時に、今回のような「ヒバリ」の奇妙な路上行動を目撃したのである。
その後「ヒバリ」は、どこかへ飛んで行って判らなくなった。さらに、最近は「ヒバリ」を見掛ける回数も激減しており、今日は全く見掛けない。
最後に、恒例のレトロな名曲を紹介して、本記事を終える。
それは、イスラエル出身のシンガーソングライター「Keren Ann(ケレン・アン)」が歌唱している、次の「End of May」である。