諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

「昭和は遠くなりにけり」の意味するものは?

お題「わたしの癒やし」

 

 今日は雨のち曇り。

 午後3時頃には雨も止み、雲の中を「アライアンス機(ANA」が飛行していた。

 その様子は、次の写真(1枚)のとおりである。

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 今日の4月29日は祝日である「昭和の日」。

 元々は、昭和「天皇誕生日だったのが、1989年(平成元年)に「みどりの日」に、2007年(平成19年)に「昭和の日」と名称が変更されたのである。

 その制定趣旨について、祝日法(略称)2条は「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。」としている。

 懐古的といえ、この「昭和の日」の名称の意味するものは深いように思われる。

 なお、本題目の「昭和は遠くなりにけり」は、俳人中村草田男」が詠んだ「降る雪 明治は遠く なりにけり」の俳句の一部をもじったものである。

 

 太平洋戦争敗戦時の軍部指導層が叫んだ「本土決戦  一億総玉砕」という悲惨な状況から復興して 、高度経済成長期における「一億総中流社会」、世界第2位の経済大国、「Japan  as  Number  One社会学エズラ・ヴォーゲルの著書)」とさえ言われた飛ぶ鳥をも落とすほどの社会の繁栄ぶりを経験した。

 

 ところが、今やその絶頂期も下り坂となって転げ落ちようとしている。例えば、半導体、家電、スマホ、6G等の先進ハイテク産業が、中国や韓国に後れを取ろうとしている。それだけに、絶望期から再度昭和の絶頂期への捲土重来に向けての思いは一入となろう。

 やはり、今日の「昭和の日」の意味は、懐古的に終わるのでなく、社会繁栄への捲土重来を期す日としたいものである。

 

 では、今後どうすれば、遠くなった在りし日の繁栄した昭和時代に戻すことができるであろうか?

 抽象的に言えば、一つは「人を大切にする」こと、一つは「分かち合えるような精神を共有する」こと、一つは「危機に際して一丸となれるような昭和の風土を復活する」ことにあるのでないだろうか?

 現在のような「しらけ鳥」蔓延化社会では、ただ、在りし良き日の昭和時代を懐かしむだけに終わるのみか。

 今日の祝日である「昭和の日」の意味は、それのみに止まるべきでないと思われる。

 

 具体的には、「21世紀の資本論」の著者「トマ・ピケティ」教授提言の実践や、貧困の連鎖から脱却するための社会的経済的弱者の救済施策が挙げられよう。そのためには、新自由主義政策の是正が叫ばれなければならない。

 つまり、昭和時代の、欧米と違った日本独自の社会システムの再構築が必要か。この観点から、例えば、黒字リストラ等はあってならないこととなる。

 

 ところが、社会階層論の第一人者である「橋本健二早大教授は、「一億総中流社会」は存在しなかったとの見解である。

Dendrodium 一億総中流という幻想のもと格差拡大が放置され もはや階級社会となっている日本

https://ch.nicovideo.jp/videonews/blomaga/ar1957588

 

 最後にあたり、恒例のレトロな名曲を紹介して、本記事を終えたい。

 それは、イスラエルのシンガーソング・ライター「Yasmin  Levyヤスミン・レヴィ」が歌唱している、次の「Una  Noche  Mas」 である。

https://www.youtube.com/watch?v=OFNxG0gJJaU

 

(追記)

 5月1日、曇りのち晴れ。

 ❶ 経済学者「トマ・ピケテイ」率いる研究チームの分析

 「欧米の左派政党(バラモン左翼)の支持基盤は庶民から高学歴者に変化した」と!

トマ・ピケティ「欧米の左派政党は庶民ではなく、もはや高学歴者のための政党となった」(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース

 ❷ バイデン米国大統領の「トリクルダウン」批判に世論支持(ロイター)。

https://jp.reuters.com/article/usa-biden-poll-idJPKBN2CH0QJ