今週のお題「夏を振り返る」
今日は晴れ時々曇り。朝方は過ごしやすいものの、日中は非常に暑い。
今は初秋で、残暑。
庭の鉢植えには相変わらず、つるバラの「レオナル・ド・ダヴィンチ」が花を咲かせている。ところが、同じバラなのに、❶小さい鉢に植えているのと、❷大きな鉢に植えているのとで、バラの花の咲き方が違うようである。
すなわち、❶の方が、❷より花びらの密度が高く、花の咲き方が豪華絢爛である。
まず、❶の花の咲き方は、次の写真のとおりである。
レオナルドダヴィンチが開花!花持ちと香りは? | バラを楽しむオトメンパパの栽培日記
次に、❷の花びらの写真は次のとおりである。
バラの花図鑑/「レオナルド・ダ・ヴィンチ」は、雨による花傷みなく花もちが良いバラ。病気に強くファースト・ローズにもおすすめ! | バラと小さなガーデンづくり
❶と❷の花の咲き方の違いは、奈辺にあるのだろうか?
上記各ブログ記事に紹介されているバラの見本にも、花の咲き方が異なっているように思えるが・・・?
ところで、バラの木全体の状態は割愛するが、どうも、❷の大きな鉢に植えているバラの花咲きがすぐれないよう。バラの芽はいくらか出ているのに、どこかがおかしいのである。
通常外見からでは、バラの大きな芽に異変が感じられなかった。
そこで、今日午後6時頃、数少ないバラの芽を手に取ってよく調べた。
すると、人目が付き難い反対方向側花芽の約半分が食いつくされ(この部分の写真を撮るのを忘れ、その花芽を捨ててしまった(>_<))、丸く黒い穴が開いていた。
次の写真はその一部である。
それでは、その犯人はいったい誰なのか?
ハタネズミ?それとも小鳥の仕業?・・・しかし、違う。では、病気なのであろうか?それも違うよう。・・・どうも、虫による食害の可能性が高い。
そこで、バラの枝等の周辺をくまなく調べて見た。その状況は、次の写真にあるとおりである。すると、何と、「枝とそっくりの細長い虫」がくっついていたではないか!
一見して、分かるだろうか?
細長い虫が完璧と言って良いほど、枝に擬態化している。これでは、ちょっと見で、分からないのも無理はない。
そこで、この虫を取って、その正体を撮影したのが次の写真である。
何故か、枝にくっついていた時には長かったのが、縮こまって小さくなっている。
そして、極小さいのを1匹と、大きいのを4匹の計5匹を退治した。小さいのは、見つけるのがほとんど無理で、食害されている部分を手でなぞり、つまむようにして、手の感触でしか掴まえられなかった。
おそらく、まだいるものと思われる。すべてを退治することは困難極まりない。
それでは、いったい、この虫はどういう名前なのであろう?
そこで、ネットで調べて見た。
そうすると、「ホソオビアシブトクチバ」という虫とのことである。
いわゆる、巷でよく聞く「尺取り虫」とも言われているらしい?
バラの新芽が食べられた!犯人はどんな虫? | バラを楽しむオトメンパパの栽培日記
そのようなことがああった中、今日の夕方は、昨日と違って涼しかった。
しかし、数少ないバラの芽が虫による食害に遭って心穏やかでなく、気分は熱かった。その気分を冷ます意味もあって、ふと南の空を見上げた。月が出ていた。
綺麗な半月であった。これを見ていると、多少気分が落ち着ついた感じになった。
月の写真撮影は、久しぶりである。
そして、月を眺めていると、「月」にまつわる歌に、カラっとした「シャンソン」があったことを思い出した。それは、「サルヴァトール・アダモ」が1971年に歌ったロマンティック調の「明日は月の上で」(日本語)である。(^^♪
「アダモ」はイタリア生まれで、ベルギーのシンガーソング・ライターである。1962年自作自演の「サン・トワ・マミー」「雪が降る」の大ヒット曲で、世界的に名を馳せた。(^^♪
また、彼は親日家であり、2016年に旭日小綬授章を受賞している。(^.^)
最後に、YouTubeで、彼の「明日は月の上で」を聴いて、先ほどの「滅入った気分」を、「カラっとした気分」にでも転換しようかな!(*'ω'*)
アダモ 明日は月の上で(日本語)1971 / A Demain Sur La Lune - YouTube
「歌手・サルヴァトール・アダモ氏に対する旭日小綬章伝達式の開催」 : 在ベルギー日本国大使館
(追記)
令和元年10月13日、晴れ。
台風19号の影響はまだ少しあり、風はやや強い。
今日早朝、バラ(シャルル・ド・ゴール)の新芽が半分食べられていた。しかも、その周辺には、透明の液体がべったりと付いていた。
その状況は、次の写真のとおり。
やはり、犯人は「ホソオビアシブトクチバ」(尺取虫)だった。
それにしても、バラの枝の色にそっくりで、同化してへばりついており、発見するのは困難である。その「尺取虫」は次の写真のとおり。