諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

そろそろ「赤とんぼ」の季節か!

お題「わたしの癒やし」

 

 昨日は晴れ時々曇り、一時雨。今日は曇りのち晴れ。

 

 昨日は、曇っていても又にわか雨が降っても、大変暑い一日であった。ただ早朝は、相変わらずやや涼しい。しかし、日中はこの上もない猛暑であった。

 ところが一転して今朝は涼しかった。しかし喜んだのもつかの間、やがて暑くなって行った。それでもこれまでのような猛暑という訳ではない。

 

 そろそろ秋の気配が感じられる時節だろうか。

(本日夕方撮影のANA機)

 

 昨日、赤とんぼの撮影に成功した。秋の風物詩とも言える「赤とんぼ」である。

 その様子は次の写真(2枚)のとおりである。

 

 この前、カメラ撮影に成功したのは、次の記事にある祝日「山の日」であった。

祝日「山の日」の振替休日に目撃のトンボ- 諦観ブログ日記(8月12日)

 今回は、先月目撃したのと違って、トンボの体色に多少の赤みが見られる。そして、秋の気配を予感させられる。

 このトンボは田んぼの上を四六時中飛んでいるが、飛ぶ姿をカメラ撮影するのは甚だ困難である。また、止まっている姿を撮影するにしても、カメラのピントがなかなか合わない。

 

 それにしても、このトンボは「アキアカネ」or「ナツアカネ」であろうか?

 というのも、体長はいずれも約4㎝と、両者の違いがほぼ見られないからである。

 両者の習性の違いで一般的に言われているのは、「アキアカネは夏は山に移動し、秋は低地に戻って来るのに対し、ナツアカネは初夏から晩秋まで低地で見られ、水田の稲穂の上をよく飛んでいる」ということである。

 その他、体の文様からの区別もあるようだが、上掲写真からでは判然としない。そのため、間違いかも知れないが、先月目撃したトンボと同一とみて、一応上掲写真のトンボを「ナツアカネ」としておきたい。(?_?) ※

 

 ここで、「赤とんぼ」とはどういう種類のトンボを指すのかを説明する。それは「赤く見えるトンボの総称」であり、その典型がアキアカネであるが、その他ナツアカネやウスバキトンボやショウジョウトンボ等も含まれる。

 

 すると次に、「赤とんぼhttps://www.youtube.com/watch?v=THoFCcUtUtM )」に歌われている赤とんぼとは、どういう種類のトンボかが、気になる。

 これには、次の3説があるとのこと(https://news.1242.com/article/106187)。

 ❶ 「アキアカネ

  理由として、赤とんぼの代表格であるから。これに対し、このトンボは夕方に飛ばないので違うという反論がある。

 ❷ 「ウスバキトンボ説

  理由として、唱歌「赤とんぼ」の作詞者「三木露風」の生家がある、「兵庫県たつの市」では、ウスバキトンボ(体長約5㎝)が一般的にみられたトンボだから。

  これに対し、ウスバキトンボはモノの先端に止まらない習性があるとの反論も。

 ❸ 「折衷説

      アキアカネの原風景を見て、幼少時代、夕焼けの空を飛んでいた赤トンボ(ウスバキトンボ)の群れを思い出したという、三木露風の生前発言からの推測から。

 

 いずれにしろ、三木露風は竿の先に止まっている赤とんぼを見て、姐やに背負われ、幼い頃に目にした赤い夕焼け空を飛ぶ赤トンボに思いを馳せると共に、姐やと一緒に桑の実狩りをした微かな楽しい思い出と、その後の姐やとの寂しくも悲しい別れを、しみじみとかみしめていたのでないだろうか?

 

 唱歌「赤とんぼ」の歌詞には、波乱万丈な幼少時代を過ごした、三木露風の生き様が伝わってくる。とりわけ、歌詞1番から3番まで共通して登場する人物は「姐や」であり、その幼少時代を一緒に過ごした「姐や」に対する思慕の念が、ありありと目に浮かびそう。😢

トンボ(蜻蛉)へのノスタルジー - 諦観ブログ日記(2021年6月10日)

文部省唱歌「赤とんぼ」への想い - 諦観ブログ日記(2022年9月9日)

 

 最後に、ドイツのポップシンガー「Andreas Martinアンドレアス・マルティン)」が歌唱している。次の3曲を紹介して本記事を終える。

 ❶ 「Du bist alles」(1987年)

https://www.youtube.com/watch?v=JCYLCmi0iVo

 ❷ 「Mehr als Sehnsucht」(1992年)

https://www.youtube.com/watch?v=7kZmj-4LTxw

https://www.youtube.com/watch?v=WuDK0EOY0TY

 ❸ 「Wenn Du Weinst」(1980年)

https://www.youtube.com/watch?v=XW5Nox45wBM

 

追記)

 上掲写真のトンボについて、「元気」さんから、ウスバキトンボとの、ご指摘(

https://x.com/genkiinsect/status/1833812214886842642)があった。有難いご指摘。

◎旅するトンボ大調査 協力者を大募集! - ダーウィンが来た! - NHK