諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

讃美歌122番「緑も深き若葉の里」を聴いていると!

お題「わたしの癒やし」

お題「この曲、心がささくれてる時に聴くと良いよ!」

 

 昨日、今日と晴れ。猛暑日は続いている。

 

 今夕、猛暑の中を「双発機」が飛んでいた。偶に見る光景である。

 猛暑の中を、「ご苦労さん」と言うべきか?(*´ω`*)

 

 さて、癒しの音楽である「讃美歌」の中で、19世紀イギリスの古い楽曲「Old English Air」(作詞/East Rojers Condor)の122番「緑も深き若葉の里」(Ye Fair Green Hills of Galilee)がある。

https://www.youtube.com/watch?v=GUlyRUuJ3hE森山良子歌唱)

https://www.youtube.com/watch?v=DPRGIi9w7T4東京教区聖マーガレット協会歌唱)

 

 この122番は、讃美歌312番「いつくしみ深きWhat a Frend We Have in Jesus)と並び、とりわけ魅力的で大変美しい曲である。

https://www.youtube.com/watch?v=491lIVCYwF8森山良子歌唱)

https://www.youtube.com/watch?v=Vlv0zzKs_rYThe Vagle Brother歌唱)

 

 ところが、この「緑も深き若葉の里」を聴いていると、ロシアの大作曲家「ラフマニノフ」が作曲した、交響曲2番ホ短調op27第3楽章~アダージオ~1907年)の主題(メロデイ)に似ているように思えた。

https://www.youtube.com/watch?v=wbW6OI1Ckjc(ネルソンス指揮のボストン響)

https://www.youtube.com/watch?v=PGgdHflOCmc尾高忠明指揮の東京フィル)

 

 果たして、ラフマニノフは讃美歌122番のメロディに触発され、この有名な交響曲2番を作曲したのであろうか?

 ラフマニノフ交響曲1番の公演失敗による神経障害から脱し、癒しのメロディ「讃美歌122番」に魅入っていたのでないかと、勝手に想像したくなる。

 

 ところでその大元を辿ると、「緑も深き若葉の里」の曲想は、何となく「春への憧れ」(作曲/モーツアルト1791年)に似ているように思われる。

https://www.youtube.com/watch?v=X-wXcEEPvGM

 さらに、時代を下れば、「早春賦」(作曲/中田章。1913年)が「春への憧れ」に触発・作曲され(https://www.youtube.com/watch?v=inYwjOZbK2A)、さらに又、「知床旅情」(作曲/森繁久彌1960年)が、「早春賦」に触発されて作曲された可能性もあり得る(https://www.youtube.com/watch?v=tfjKZD03Ox8)。

 

 してみると、これら名曲の原点は、モーツアルトの「春の憧れ」に辿られるのでないかと、勝手に想像するのである。

 想像は想像としても、いずれも名曲である。

どこかの曲と似たような、「名曲メロディ」2選について - 諦観ブログ日記(2019年3月27日)

今季初咲きの「牡丹の花」に、意外なものが! - 諦観ブログ日記(2023年4月21日)