今朝は快晴も、雲が少しずつ出始めている。
自宅前の田んぼの稲は順調に育っている。米不足の心配はなさそうである。「れいわの米騒動」も一件落着となるのか。
しかし、米の値段は下がりそうにない。
一昨日、昨日とスーパーやホームセンターへ買い物に行った。これで、延べ8店舗の米探しの旅であった。9月に入っても米の品切れ状態は続いている。
Xにもそのような投稿が見られる。
間違いないです…未だに近場のスーパー品切れ中で…ここ1ヶ月玄米、五穀米生活しています…
— いけまる (@taihenkun7) 2024年9月3日
千葉県の方ですが…
https://x.com/y_skmt87/status/1830804571226329401
そこで捲土重来を期して、今朝早く、米探しのため農協直売店や生協に出向いた。いくらなんでも農協直売店には米があるだろうと高をくくっていた。ところが、あったのは紙袋入り20㎏の玄米だけであった。仕方なくこれにめげず、生協へと出向くこととした。すると、幸運にも5㎏の米が一袋残っていた。
値段がベラボーに高い。約4000円もする。しかし、背に腹は代えられない。購入することにした。三日間で10店舗回ったことになるが、これで米探しの旅は一応の区切りがついた。
それにしても、なぜか、ほとんどすべてのスーパーやホームセンターに米がなくとも、レトルトパックのご飯だけが残っていたのには、解せない感じがした。
農水省は新米の出荷される9月には、れいわの米騒動は鎮まると呼びかけていた。しかし、未だ米騒動は収まりそうにない。
しかも、備蓄米(5年間保管の古米)の供出を渋っている。というのも、農水省は一貫して「生産量が減っていない」という見解を堅持しており、もし備蓄米を放出すれば、米価格が下落することを心配しているからである。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1402117?page=4
してみると、大手メディアは決して報じようとしないが、過去記事にも書いたように、「米の流通元が販売価格の上昇を企図して、米を小出しにしている」疑いは拭い切れない。この点、大手メディアは、米流通経路探索へのルポをすべきであろうに。
これはある意味で、政府が米価格の上昇を後押ししていることに、なりはしまいか?
ようやく小売店に来た新米が酷く高いそう。普段の年の30-40%ほど割高と言う。米自体が不足してるわけではないと。この際、騒ぎに乗じて誰かが大儲けを仕組んでいる故と思う。貧しい心の人物がいるんですね。それに対して自民も容認?やっぱり選挙に行って自公を惨敗させぬとこんな不正が今後も続く。
— 澤田愛子 (@aiko33151709) 2024年9月4日
なお、経済学者「高橋洋一」氏も「米価格つり上げが農水省の意図」と読んでいる(
れいわの米騒動 ~えっ、スーパーに米がないなんて!?~ (>_<) - 諦観ブログ日記(8月26日)
このところ、米に限らず、冷凍食品や加工食品等物価の高騰が天井知らずである。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240902/k10014568571000.html
この点、総務省統計局は、2024年7月分の消費者物価の総合指数が、2020年比で108.6とし、前年同月比2.8%だけしか上昇していないとのこと。
しかし、一般庶民感覚からすると、20%も上昇しているように思えて仕方がない。https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-z.html
だいいち今回の米価格にしても、これまでは米5㎏/約2000円だったのが、3000円近くまで上がっているのである。
多分、今後米の品切れ状態が解消しても、かってのような米5㎏/約2000円はもうなく、値を下げてもせいぜい約2500円止まりで推移するような気がする。
https://forincs.com/headlines.php?src=2024090400984.xml
おまけに、先だって郵便料金値上げの通知が届いていた。
昨今、値上げラッシュの風潮ともなっている。
これでは、何時まで経っても庶民の暮らしは豊かになれないだろう。その上、税負担も庶民の暮らしに重く圧し掛かる。
その例が、次のXにポストされたユーチューブである。
こんなに増税が決定してるって知ってますか?私は見てびっくり‼️した。なんなんだこの国は..... pic.twitter.com/JWUn6hcK1g
— トッポ (@w2skwn3) 2024年8月14日
遠くない将来、「五公五民」が「六公四民」になることも有り得、江戸時代の年貢(四公六民)より一層の過酷な税負担状況が想定される。(>_<)
https://www.rekkyo.org/old_web_site/data/etc/21-26y/rekisi.htm
日本経済の現状と負担率 - 諦観ブログ日記(2024年3月24日)
そのため、明治時代の有名歌人「石川啄木」の代表作「一握の砂」の冒頭フレーズ「働けど働けど」が、脳裏をかすめる。
最後に気晴らしとして、ドイツ在住オーストリアのポップシンガー「Andy Borg(アンディー・ボルグ)」が歌唱している、次の4曲を紹介して本記事を終えたい。
❶ 「Adios Amor」(1982年)
https://www.youtube.com/watch?v=yp02CEIWX8c
https://www.youtube.com/watch?v=Z6nFfDLEMw0
❷ 「Die Fischer Von San Juan」(1983年)
https://www.youtube.com/watch?v=Fmt7uVuekO8
https://www.youtube.com/watch?v=Fmt7uVuekO8
❸ 「Santa Maria」(2009年)
https://www.youtube.com/watch?v=Lz8oFiUZgtQ
❹ 「Einmal wird der Wind dich wieder dreh'n」(1992年)