諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

シレッティズムの隆盛に!(>_<)

お題「わたしの癒やし」

 

 昨日は曇りのち晴れ。今日は曇り時々晴れ。

 

 6月に入って、ようやく「クチナシの花」が咲き始めた。

 その様子は次の写真(2枚)のとおりである。

(6月11日朝撮影)

(6月12日朝撮影)
 もう一株のクチナシは、今年になって枯れてしまった。これまで害虫対策をして、木が枯れたりするのを防いできたが、駄目になった。

 

 ここ何年かに渡り物価の上昇が続き、しかも現在進行形である。当初は、菓子や弁当等の値上げにおいて、個数や量を少なくする等の「ステルス値上げ」が主流であった。ところが、コロナ禍明け後は「ステルス値上げ」は言うに及ばず、堂々とした値上げ振りとなっている。おまけに、値上げ商品の中には「便乗値上げ」もあるのでないかとの噂も伝わって来る。

 物価高騰の主な要因は、一般的に円安ウクライナ情勢電気・ガスの高騰等(物価高 値上げの状況いつまで続く?|NHK)が挙げられる。

 

 そんな中注目したいのが「ステルス増税」である。というのも、「シレッテズム」の一形態を表すものと考えるからである。

 ここで、シレッティズム」の用語を説明すると、それはしれっと主義イズム」の造語であり、その意味は、情弱等に乗じてクライアントに不利益をもたらす文化形態の一つである。この文化形態は、新自由主義者が強調する「自己責任の原則」の過剰さから生み出されるものである。

 

 具体的には、ステルス値上げや、契約書にクライアントが気付きにくい米粒大の文言を入れて不利益を与えること等である。

 また、最近問題となっていた「コインパーキング高額請求トラブル」のような有利誤認を招く事案( https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/20180228-OYT8T50049/ )も、その一つに挙げられようか(景品表示法違反のおそれ)。

家電量販店におけるスマホの機種変更に、トホホ!(>_<) - 諦観ブログ日記(2023年11月11日)

 

 しかしそれらの「経済問題」だけに止まらず、以下のX投稿にあるような「政治問題(選挙でのステルス支援))」や「課税問題(ステルス増税)」にも使用されよう。

 これは、何事もないかのように「しれっと」法案審議することへの違和感である。 

 

 「しれっと復帰」、「しれっと祝辞を述べる(世耕弘成議員の近畿大学での入学式祝辞)」というのは、違和感を抱かせられたのであろうか。渦中の本人らにとって当たり前のようでも、周囲からすると気恥ずかしくなるのである。

 これらの場合も、広義では「シレッティズム」の範疇に入ろう。

 

 さらに、ステルス増税がシレッティズムの範疇に入るのは問題ないであろう。それは、次のことからも頷ける。

「復興税の枠をしれっとすげ替え、増税に気づかせないためだろう。」(ステルス増税「森林環境税」は不合理 ーニューズウイーク日本版

 そして、その内容として使用される言葉として、「こっそり増税」や「がっつり負担増」がある。

1回ポッキリ定額減税の裏で忍び寄る…6月スタート「こっそり増税」と「がっつり負担増」|日刊ゲンダイDIGITAL

 今や、世の中はシレッティズムの全盛期である。(>_<)

 

 最後に、フランスのシンガーソングライター「Frédérik Bottonフレデリック・ボットン」が作曲している、次の6作品を紹介して本記事を終える。

 ❶ 「Les petites chaises」(1968年)

https://www.youtube.com/watch?=R_cusmfW1Tg

 ❷ 「De Chagrin D'amour

https://www.youtube.com/watch?v=-9Kv9-yE0uU

 ❸ 「Comé-comédie

Comé-comédie (Eurovision France 1972) - YouTube 

 ❹ 「Soyez mon rendez-vous」(1981年)

https://www.youtube.com/watch?v=KY2YORJ4u6I 

 ❺ 「Coupe de foudle

https://www.youtube.com/watch?v=v-ihkNR--rc

 ❻ 「L'un Parte et L'autre Reste

https://www.youtube.com/watch?v=n27Lkz7Fz_U

https://www.youtube.com/watch?v=0k7kyB9-yWs