世論調査による岸田内閣・自民党等支持率と政権の行方（青木の法則）

　今日は雨のち曇り。

　今夕、曇り空の中、「日航機」が飛んでいるのを目撃した。

　その様子は次の写真（３枚）のとおりである。

　さて、今回は岸田内閣・自民党等政党別の、マスコミ各社による世論調査の支持率を、資料を参照しながら一覧表にしてみた。

　そこには、偶々なのか不明も、政権に好意的とも受け取れる支持率と、そうでない支持率を打ち出しているマスコミ各社の思惑が見え隠れしているように思われる。

　従来から言われているのは、産経新聞や読売新聞は政権寄りの姿勢が垣間見られるのに対し、朝日新聞や毎日新聞は政権に辛口であるということ。

　今回の世論調査ではどうであろうか？

　それでは最初に、マスコミ各社の世論調査に基づいて、一覧表にしたものを掲げることにしたい。

	岸田政権・政党別支持率等世論調査（％）
マスコミ	時事通信	ＮＨＫ	NNN/読売	毎　日	朝　日	産経/FNN
調査日	2月9日~ 12日	2月10日~ 12日	2月16日~ 18日	2月17日~ 18日	2月17日~ 18日	2月17日~ 18日
（政党）
自　民	16.3	30.5	24	16	21	24.8
立　民	4.1	6.7	5	16	7	6.6
維　新	3.3	3.1	4	13	4	5.3
公　明	3.6	3.2	4	3	3	3.4
共　産	2.4	2.1	2	7	3	3.8
れいわ	0.9	1.1	2	6	3	2.6
国　民	0.4	1.3	2	5	2	2.3
参　政	0.3	0.7	0	1		0.7
社　民	0.3	0.2	0		1	0.3
みんつく		0.1				0.2
教育無償						0.4
支持政党なし	64.7	44	52	28	55	47.2
岸田内閣支持	16.3	25	24	14	21	22.4
岸田内閣不支持	60.4	58	61	82	65	72.5

（資料）

内閣支持１６．９％、最低更新 不支持初の６割台―時事世論調査：時事ドットコム

NHK世論調査 内閣支持率 政党支持率 毎月の最新情報 | NHK選挙WEB

「支持政党なし」50%超 “11年ぶり”【読売新聞 等 世論調査】 - ライブドアニュース

自民支持率16％、自公政権下最低に 裏金問題など直撃 世論調査 | 毎日新聞

内閣支持21%、政権復帰後で最低 自民支持も21％ 朝日世論調査：朝日新聞デジタル

内閣支持率、過去最低の２２・４％  産経・ＦＮＮ合同世論調査 - 産経ニュース

　上記一覧表を見ると、自民党が支持率３０％を超えたのは、公共放送を標榜する「ＮＨＫ」だけである。しかも、岸田内閣支持も２５％と、他のマスコミ各社に比べ高い。

　また、読売や産経は自民党が支持率２４％台になっており、相対的に高い。

　そして、この対局にあるのが、自民党支持率１６％、岸田内閣支持率１４％と、最も低い「毎日新聞」である。又、時事通信も自民党支持率、岸田内閣支持率１６％台と、低くなっている。

　これについて思うに、毎日新聞の世論調査結果が奇異なのは、自民党・立民党の支持率が同率１６％、維新党が１３％と、他のマスコミ各社に比べ、支持率に大差がないことである。　

　そうではあるが、マスコミ各社の世論調査において、毎日新聞を除き、「一強他弱」の支持率であることに変わりがなく、とても政権交代は起こりそうもない。

　ところが、自民党永田町の選挙通界隈で、「青木の法則（青木率）」が信じられている。その意味は、「内閣支持率と与党第一党の政党支持率の合計が『５０』を割り込むと、政権運営が程なく行き詰まる」とのこと。

　この法則が正しいのであれば、ＮＨＫの世論調査結果を除く、他のマスコミ各社の世論調査結果は、自公政権運営が程なく行き詰まるということになる。

　果たしてこの先、岸田政権の行方はどうなるであろう？

　最後に、オランダのバンドグループ「Pussycat（プッシー・キャット）」が歌唱している、次の２曲を紹介して、本記事を終えたい。

　❶　「My Broken Souvenirs」（１９７７年）

https://www.youtube.com/watch?v=GDgQ7ncShOc

https://www.youtube.com/watch?v=mH2GbZ8G_sE

https://www.youtube.com/watch?v=Y31UjwjGur0

　❷　「Home」（１９７７年）

https://www.youtube.com/watch?v=1qpkJPNN6DI