昨日は晴れのち曇り。今朝は曇り。
スーパーへ買い物に行くと、商品値段が従来より約2割以上高くなっているのに、改めて気付かされる。例えば、カレーライス用福神漬け98円が128円、物価の優等生(王様)と言われた卵も100円台から200円台と、物価上昇が止まるところを知らない。
それも従来は、ステルス値上げ等で消費者への目くらまし作戦を実践していた業者等も、今夏の参院選で自公維が大勝したためもあってか、大手を振るってあからさまな商品値上げを敢行している。これに対し、消費者は物価高騰への忌避感が蔓延している。
物価上昇が秋にはさらに加速か…「収入は伸びていない」 - ライブドアニュース
物価高騰による家計への打撃は中低所得者ほど深刻で、今後共ますます貧富の差(社会階層二極化の進行)が顕著になりつつある。
その証左は次の記事等による事実である。
社会階層二極化への証左なのか? https://t.co/8Tl19tmWzq
— 月影隠輝 (@f3eOrVMXRo0zZgC) 2022年7月21日
役員報酬1億円以上は最多の663人 トップはZHD取締役の43億3500万円 - ライブドアニュース
これらの結果は、新自由主義政策(富める者はますます富み、貧しきものはますます貧しくなる/マタイの法則)の観点から当然と言える。
今後予想される世の中の有り様は、次の記事にあるように「スクリューフレーション」の嵐が吹きまくって、ますます中低所得層を苦しめるであろう。
中低所得ほど苦しい…スクリューフレーション深刻 生活必需高騰:朝日新聞デジタル
格差広がるスクリューフレーション エコノミストが説く打開策とは:朝日新聞デジタル
上記記事によれば、「スクリューフレーションとは、締め付け(スクリュー)と物価上昇(インフレーション)の造語で、中低所得層ほど苦しめられている状況を指す。」とのこと。そして、「世帯年収200万円未満だと58%が生活必需品で占める。」~「年収600万円以上だと5割を切り、900万円以上は45%だった。」という。
すると、5月の実質賃金が前年同月比1・8%減と2カ月連続で下落しているので、中低所得層にとって、なおさら苦しめられている。
この点については、次の過去記事を書いている。
「特売チラシ」から解放されたいんだが・・・そこに不条理が(3)!(>_<) - 諦観ブログ日記(2019年1月26日)
そんなスクリューフレーションの嵐が吹き荒れる今夏、松葉牡丹&風蝶草をじっと見ていると、あることに気付いた。
その花の様子は次の写真(2枚)のとおりである。
(7月23日撮影の松葉牡丹)
(今朝撮影の風蝶草)
あることに気付いたのは、「松葉牡丹は日が当たると花が開き、日が当たらないと萎む。その反対に、風蝶草は日が当たると花が萎み、日が当たらないと花が開く」ということである。
それはちょうど、スーパーの商品値段が安いと庶民の財布の紐が緩んで爆買いするのに、商品値段が高いと庶民の財布の紐が固くなって必要最小限度しか買わないのと似ているように思えた。
最後に、恒例のラテンポップスの名曲を紹介して、本記事を終える。
それは、メキシコ出身の歌手「Alejandra Avaros(アレハンドラ・アヴァロス)」が歌唱している、次の2曲である。
❶ 「Amor Fasciname」(1990年)
https://www.youtube.com/watch?v=nm5hQk7rfJI
https://www.youtube.com/watch?v=urrR4Dzy-n4
❷ 「Aparentemente」(1991年)
https://www.youtube.com/watch?v=vQRzoPRQUY8