- はじめに
- プラスチック植木鉢の購入事情
- 9号プラ鉢に植えた白バラの「ヨニーナ」
- 7号プラ鉢に植えた赤いバラの「レオナル・ド・ダビンチ」
- 芽が出ているとは言え、花付きが最悪の地植えの高価なバラ「ディスタントドラムス」
- 日日草
- おわりに
はじめに
今日は晴れ、暑さも多少やわらぎ、早朝はむしろ寒いぐらいである。
夏も終わりに近づきつつあるのだろうか?しかし、毎年のことながら、長いか、短いかは別にして、残暑は続き、しばらく、暑さから逃れることはできないであろう。
次の記事によると、「夏も終わりに近づいている」という英訳が紹介されている。色々な訳し方があるものだと感心させられる。その中でも、「Summer is ending」というありきたりの英訳より、「Summer is coming to an end」の方に魅力を感じる。それは、「an end」を「終盤」と解し、「coming to」を「~へと向かっている」とみたいからである。
「夏が終わろうとしている」 英語で|この単語の英語・英訳は?-実用・現代用語和英辞典
今回は、現在咲き出しつつある「バラの花」を植えている鉢に絡めた話をし、そしてそれから、バラ等の庭に咲く花たちのことに触れてみたいと思う。
プラスチック植木鉢の購入事情
今日、7号・9号の各プラチック鉢(以下、「プラ鉢」という。)に植えていたバラの花が咲き出していた。いずれも、百円ショップのダイソーで購入したものである。値段について、7号は100円、9号は200円だった。それらを購入した時は、サイズもそんなに変わらないのに2倍の価格差が、何で生じるのだろうか?と思ったものであった。
7号以下のサイズの素焼きの鉢はすでに所有していたものの、土を入れると鉢移動にはとても重たく難儀していた。そういうこともあり、さらに、それより大きくて、深ささのある軽い鉢が欲しかったのが、プラ鉢の購入動機である。
素焼き(テラコッタ)とプラ鉢の違いは、前者は頑丈で、見た目は良いものの、季節により、日当たり等の関係で場所をしばしば移動するには、重たく不便であった。その上、落下させると割れてしまうか、又は鉢の一部が欠けてしまうという難点がある(これまでにも、いくつもそのように破損等した経緯がある)。
なお、テラコッタとは、イタリア語の焼いた土に由来するようである。
それに対して、ダイソーで購入した一番大きいクラスのプラ鉢は、鉢移動には不便を感じないほど軽く、土を入れてもそんなに重くはない。しかも低価格である。しかし、その反面、見た目はそんなに良いとは言えず、さらに、落下せずとも、長期間使用すると、割れてしまいやすいという難点がある(これまでに、割れたのは2個ぐらい)。
まあ、軽くて丈夫で、しかも外見も比較的良い鉢に拘りがある人なら、多少値段が高くても、種類の豊富なホームセンターで、多少高めのプラ鉢を購入する方が無難であろうか。
当方にとって、鉢に対して、そんなに拘りがなく、気にするのは、多少丈夫であるかぐらいで、その点、ダイソーの商品はクリアーしていたと思われる。
ダイソーでは、一番大きいサイズとして9号鉢しか販売していなかったので、勿論それ以上の大きな鉢を購入したのは、ホームセンターであった。さすが、ホームセンターで購入した鉢には、これまでに破損等したものがない。直射日光の関係からか、色あせしたぐらいである。
9号プラ鉢に植えた白バラの「ヨニーナ」
「ヨニーナ」を鉢植えして長年月が経ち、管理も悪かったせいか花の咲き具合が良くない。それでも、赤・白・ピンクの3種類と植えていたミニバラである「フォーエバー」(デンマーク原産)が、ほとんど駄目になったのに比べ、何とか枯れずに持ってくれている。
鉢植えは、地植えと異なり管理が重要であることを思い知らされた次第である。
ローズフォーエバー(四季咲きミニバラ) | ローズフォーエバー ジャパン | 株式会社ハクサン バラ・薔薇
9号鉢に植えた「ヨニーナ」の現在の状況は、次の写真(2枚)のとおりである。
花芽はいくらか付いているようだが、大きくなく、以前のような絢爛たる咲き具合でない。しかも、枝が細いままなのである。
それにしても、「ヨニーナ」に触れたネット記事がほとんどないのは、不思議である。
7号プラ鉢に植えた赤いバラの「レオナル・ド・ダビンチ」
このバラは、以前の記事にも触れた約10年ものの「レオナル・ド・ダビンチ」の枝から挿し木にしていたのが、幸運にも根付いてくれたものである。このバラは、アムステルダムやニュー・ドーン同様、本当に強い植物である。
植物の葉っぱの勢いもあり、「ヨニーナ」以上に成長し続けているようである。
その様子は、次の写真(2枚)のとおりである。
なお、レオナル・ド・ダビンチのバラの特徴等について、これまでも再三触れて来ているので、これを割愛する。
芽が出ているとは言え、花付きが最悪の地植えの高価なバラ「ディスタントドラムス」
地植えとは言え、植えた場所が悪かったのか、購入した当初からバラに欠陥があったのか、それとも、管理が他のバラ以上にデリケートだったのか分からないが、木の根元から細い枝が一本伸びているままの状態である。
他の枝はすべて枯れた状態のままであった。普通なら、枝が次から次へと伸びてくるはずだが・・・。
一番期待していたバラだけに、当たり外れがあったのかと思うと、残念でならない。
そのバラの説明表示をみると、鉢植えより地植えが良いと書かれていたので、そこまで気を配っていたのに残念である。しかも、花の香りについて、スパイシーであったのが、思っていたのと随分違っていた。
花の中心部がコーヒー色が気に入っていた。さらに病気に強く、耐寒・耐暑性もあり、しかも強香との触れ込みだったので、高価であっても購入したものの、期待どおりに豪華絢爛たる花を咲かせてくれない。ただ、細い枝から一輪の小さな花を咲かせてくれるのみである。
次のブログ記事紹介を見るにつけ、うらやましい限りである。
ディスタント・ドラムスと、今欲しいバラの話 | ママの薔薇のブログ
日日草
地植えではあるが、夏の花らしく、日日草は健在で、地味ではあるけれど、今でも花を咲かせ続けている。豪華絢爛とまでには、ほど遠いようか?
次の写真(2枚)のとおり。
おわりに
今回は、主に、植木鉢に咲くバラの生育状況を取り上げた。植木鉢は植木鉢でも、素焼き等の「テラコッタ」と「プラスチック」とでは、植物の生育にとって、差があるようである。
プラ鉢の欠点は通気性に問題があるようだが、同時に長所になる場合があるという。
他方、テラコッタは、鉢内の水分を急速に吸収し、鉢の外側から蒸発させ急速に乾いてゆくという短所があるという。
それらのことに関しては、次の記事が詳しく紹介している。おおむね、素焼きの方に軍配が上がろうか。
素焼き・プラスチックの植木鉢の違いをおしえてください。 -植物を植え- ガーデニング・家庭菜園 | 教えて!goo
どんな鉢が多肉には向いてるか? | みんなの趣味の園芸(NHK出版) - 湯島臥牛さんの園芸日記 399524
花に関連する話はこれで終わりにするが、それにしても、毎年思うに、夏が終わりに近づくにつれ、人々のにぎやかさが薄れて、寂しくなっていくようである。
例えば、海水浴客は次第にいなくなり、しまいには、浜辺に人々がいなくなる。そのことは、往年流行ったレトロの曲にも表現されて、歌われている。
その代表曲としては、1970年に「トワ・エ・モア」が歌って大ヒットした「誰もいない海」(作詞/山口洋子、作曲/内藤法美)がある。
浜辺周辺の海に誰もいなくなると、もう秋というような歌である。
その曲は、多くの歌手がカバーして歌っているが、やはり、シャンソン歌手の大御所である越路吹雪さんや奥田晶子さんの歌い方が、その曲に合っているように思われる。