この最近、夏のような、うだるい暑さ、そして雨、その後、初春のうすら寒さと、気候の変動が激しい毎日が続いている。
4月下旬、ハイレゾ対応ということで、新発売の東芝CDラジオカセットレコーダー(Aurex TY-AK1)を購入した。小都市にある家電量販店のためか、店舗内展示はなく、注文という形になった。しかも、発売中なのに、パンフレットもない。
その新製品に関する情報は、ネットでメーカーが紹介するのみで、当然ではあろうが、良いことづくめであった。CD、カセットテープ、SD、USB、ラジオ付きと機能満載で、ほとんどすべての録音媒体が使用できるのである。
しかも、価格は3万円を超えずリーズナブルだ!
当方が注目したのは、カセットテープの使用と、ハイレゾ対応とのことで、音質や音の重厚感が特に優れているのではないか?といった点であった。
ところが、確かに音質は悪くないものの、重厚感を含め、びっくりする程のものではなかったのが残念であった。やはり、値段相当のものなのだろう。
というのも、以前、2万円台で購入したポータブルCDプレーヤーより、音質や音の重厚感が良くなかったからである。音源自体がハイレゾでないと、本来の音質機能を発揮しないということなのだろうか?
古いCD再生では、やはりそのままの音質であり、しかも高価なCD専用プレーヤーより音質や音の重厚感が悪かったのは、値段相応のものということが分かった次第である。
そうは言うものの、音質や音の重厚感を特に最重要視しなければ、これほど重宝なものはないと思える。音質はそこそこであることは間違いなく、かつあらゆる録音媒体が使用できるのが絶品である。
次の記事がその新製品の紹介であるが、音質や音の重厚感がどの程度のものなのかは分からない。
実地に古いCDを店舗に持参して、その新製品で試聴するのが良いが、店舗内展示がないのにはどうしようもない。
結局、手に取って見られない、又、試聴もできない、ネット通販で購入するのと同じようなことになってしまった。
https://kakakumag.com/av-kaden/?id=11940
このCDラジカセ新製品について、次の実際に使用・実地体験した、執筆者の記事掲載が参考になろうか。
カセットテープを主な議題にした記事になっているようにも思えるが・・・。
https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/1116306.html
最後に、ハイレゾを試聴したことのない当方にとって、メーカーの殺し文句であろう「カセットの音をハイレゾ相当で楽しめる」というキャッチフレーズが、未だよく理解できない。
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1111002.html
というのも、ハイレゾ対応の「アップコンバート」ボタンを押すと、音質が向上する(格段にか?)とのことだが、押さなくてもそれほど違いがないように感じたからである。
プロが聴けば分かるという、そんな程度のものなのだろうか?もっとも、古いCDやカセットテープの再生をしてのことであるが・・・。