諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

岸田内閣・政党別世論調査から窺われる「自民総裁選&立民代表選」の行方は?

お題「わたしの癒やし」

 

 昨日、今朝と晴れ。

 

 猛暑日は続くも、早朝・夜は蒸し暑さがなくなって来た。

 昨日も「シオカラトンボ」が庭にやって来ていた。猛暑日の証拠だろうか?

 

 昨夜は美しい月を見ることができた。満月(スーパームーンブルームーンorスタージョン)3日前の月である(https://starwalk.space/ja/news/full-moon-august)。

 

 さて、本題に入る。8月14日、岸田文雄首相が電撃的に総裁選不出馬を表明した。その理由として挙げられているのは、次期総裁選又は衆院選で勝てそうにないからと言うのが、一般的な見立ててである。

 しかし、次表「2024年8月上半期の岸田政権・各政党支持率等の世論調査」を見ると、定額減税等の効果が少しだけ現れて来たのか不明も、岸田政権や自民党の支持率がやや上向いている。これに対し、立民や維新の支持率は落ちている。

 

 いずれにしろ、そもそもが、与野党含め低支持率ながらも「一強他弱」のままである(立民の自民との世論調査支持率対比は約6分の1)ことに変わりはない。してみると、かってのような自民党の大勝は望めないにしても、過半数維持は予想され、岸田首相が続投しても良さそうにも思えるが。※1

 

  岸田政権・各政党支持率等の世論調査2024年8月上半期  
            (参考)
メディア 時事通信 NHK J N N      

調査日

 

政党支持率(%)

8月2日~5

8月2日~4

  8月3日~ 4日

 

 

 

自 民 19.9 29.9 27.1(24.1)      
立 民 3.7

5.2

5.2(7.4)      
維 新 1.8 2.4 3.7(4.3)    

 

公 明 2.2 3.3 2.3(2.6)    

 

共 産 1.3 2.6 2.6(2.1)    

 

れいわ 0.7 0.8 1.4(3.4)    

 

国 民 1.0 0.8 2.0(1.6)    

 

参 政 0.4 0.3 0.6(0.6)    

 

社 民 0.2 0.5 0.4(0.6)    

 

みんつく   0.1        
         

 

教育無償

 0.1   0(0.4)       
支持政党無し 65.5 45.7 48.1(47.8)    

 

摘要     括弧内は先月の%      
岸田内閣支持 19.4

 

25

 

31.0(26.9)    

 

岸田内閣不支持 53.6 55 66.4(71.5)    

 

             

定額減税等の実施は、岸田政権等支持率回復への兆しに作用したのか? - 諦観ブログ日記(2024年7月24日)

 

 岸田首相不出馬表明後、自民党議員の中から期せずして、我も我もと総裁選に名乗りを上げようとする御仁が後を絶たない。

 例えば、上川陽子氏(71)、茂木敏充氏(68)、加藤勝信氏(68)、石破茂氏(67)、斎藤健氏(65)、林芳正氏(63)、高市早苗氏(63)、野田聖子氏(63)、河野太郎氏(61)、小林鷹之氏(49)、小泉進次郎氏(43)。※2

 要は推薦人の20名が確保できるか否かである。

 

 それにしても、いずれの御仁が時期総理・総裁になったにしても、「表紙を変えるだけで中身は変わらない」という見方が一般的である。つまり、裏金問題や旧統一教会問題等の抜本的な対処には後ろ向きということである。

 

 他方、野党第一党の「立民」も自民党総裁選と同様、9月末頃に代表選を控えている。今のところ、代表選立候補に名乗りを上げているのは、現代表の泉健太(50)と、前代表の枝野幸男氏(60)である。※3

 ただ、野田佳彦氏(67)の待望論も上がっており、さらには江田憲司氏(68)や小川淳也氏(53)らの名前も取り沙汰されている。

 こちらも、代表選出馬には推薦人20名を掻き集められるか否かにかかっている。

 

 これら立民の面々については、「ずっこけて反省の窺えない、旧民主党政権の主要メンバーであり、又野党大連合への熱意に欠ける」等の批判がなされ、新鮮味が欠けるとの辛口評である。つまり、政権交代に向けての努力が不足しているというのである。 

 なお、立民と共産とが選挙協力するから「立民党」は選挙に勝てないという批判がまことのように叫ばれている。しかしそれなら、共産党大嫌いな「国民党」又は「維新の会」が立民に変わって野党第1党にならないのは、不思議である。

 このことは、政権交代を真摯に取り組もうとしていないことへの証左であろうか?

 

※1 菅グループ三原じゅん子参院議員が「不出馬は当然のこと、責任を取るというなら遅すぎた」とのX発言に代表されるように、岸田首相が総裁選に名乗り出ても、落選する可能性の高いことが、不出馬の背景にあったとも言われている。

※2 旧統一教会と繋がりがあるとされた議員の中には、石破茂氏、加藤勝信氏や小林鷹之氏がいる(https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220908-OYT1T50324/)。しかしこの中に、裏金議員はいない(https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/29175 )。

※3 元朝日新聞社記者・ジャーナリストの「佐藤 章」さんは、枝野幸男氏や泉健太氏についてオワコンと辛口評価し、野党第1党の立民は政権交代のために「世代交代をすべき」と苦言を呈している(https://www.youtube.com/watch?v=UgH53YAgtBI)。

 

 最後に、アルゼンチンの女性歌手Sylvana Di Lorenzoシルヴァーナ・デイ・ロレンゾ)」が歌唱している、次の3曲を紹介して本記事を終える。

 ❶ 「Me muero por estar contigo」(1973年)

https://www.youtube.com/watch?v=6Q99pPYi7l8

https://www.youtube.com/watch?v=lgXBB8Vkop4

 ❷ 「He Sabido Que Te Amada」(1965年/2012年)

https://www.youtube.com/watch?v=InnFqtpHF6g

https://www.youtube.com/watch?v=ASYAu3o1yb0

 ❸ 「Te Regalo Mis Ojoro」(1969年/2012年)

https://www.youtube.com/watch?v=xIN2TRJ7Qos

https://www.youtube.com/watch?v=h-dhGsM970o(ただし、Pimpinela歌唱)

 

(追記)

 8月19日、雨一時曇り。

 前広島県安芸高田市長「石丸伸二」氏(42)、立民の危機意識の低さに苦言

 曰く「今の万年野党のポジションの座り心地がいいのかな」「現職が食うに困らない議席を守るって」「これ最悪の政治屋ですよ」と!

https://www.daily.co.jp/gossip/2024/08/19/0018024369.shtml