泣けてくる、シンガーソングライター不滅の名曲５選（フォーク等）

　昨日は曇り時々晴れ、一時雨。今日は曇りのち晴れ。

　今朝、韓国ＬＣＣ最大手のチェジュ航空機が飛んでいた。最近はよく見かける外国機である。運賃は他社より３０％も安いそうである。

　その様子は次の写真（２枚）のとおりである。

　さて、この一曲が歌手へのスターダムへと伸し上げてくれた作品として、例えば、演歌なら山本譲二さんの「みちのく一人旅」と、ポップスなら石川ひとみさんの「まちぶせ」等があることは、次の記事にも書いたとおりである。

　これらの作品はいずれも、これまで鳴かず飛ばずであった「プロ歌手」が、その歌手生命をかけて挑んだ結果、大ヒットしたものである。

　他方、音楽コンクールでグランプリ又は優秀賞を獲得し、アマ歌手（国鉄マン、高校生＆女子大生等）からスターダムに伸し上がるべく、プロ歌手へと転向させてくれた作品もある。

　そして、これら不滅の名曲を聴いていると、なぜか思わず泣けて来そうになる。😢

　それらのすべてが、シンガーソングライターのフォークソング＆ニューミュージックである。

　それらのフォークソング等の名曲５選を紹介すると、以下のとおりである。

（１） 夢想花（むそうばな。歌唱/円広志、作詞・作曲/円広志、編曲/船山基紀。１９７８年）

　第１６回ヤマハ・ポプコン＆第９回世界歌謡祭で各グランプリ獲得。最終的にレコード売上約８０万枚。ニューミュージック。大阪府茨木市の追手門学院大学時代にロックバンド「ZOOM」を結成するも、１９７７年に解散。

（２） 愛はかげろう（歌唱/雅夢、作詞・作曲/三浦和人、編曲/青木望。１９８０年）

　第１９回ヤマハポプコン優秀曲賞。レコード売上６１．９万枚。フォークソング。

　特筆されるのは、２０００年初頭に爆発的にヒットした、韓国ドラマ「冬のソナタ」の主題歌「最初から今まで」が、この曲に酷似しているとの物議を醸していたことである（https://www.youtube.com/watch?v=SNl3TvOvaW8）。名古屋市の中京大学生時代にフォークデュオ結成。

　この点、上記の記事に、類似点が約５割であった故に、世間からの「パクリ疑惑がでなかった」旨との記述がある。しかし、それ自体がアウトであり、当初世間が問題しなかったのは、一部曲想等が似ていても、全体的には別物と認識されたように思われる。

　つまり、指摘されてみれば、そうかなと思う具合に、である。明らかにメロディ等が酷似しているということでもなさそう。

（３） 六月の雨（歌唱/究極、作詞・作曲/恒花繁夫。１９８０年）

　１９７９年、沖縄県の浦添高校生デュオがフレッシュサウンズ・コンテスト（TBS、コカ・コーラボトラーズ主催）でグランプリ獲得。沖縄県民誇りのフォークソングである。

　なお、作曲家の恒花繁夫さんは２００７年７月に死去（４６歳）。

（４）サヨナラ模様（歌唱/伊藤敏博、作詞・作曲/伊藤敏博、編曲/大村雅朗。１９８１年）https://www.youtube.com/watch?v=jflgW-12F5U

　当時、国鉄マン（富山車掌区の車掌）。第２１回ヤマハ・ポプコングランプリ獲得。レコード売上７０万枚。ニューミュージック。

（５） 待つわ（歌唱/あみん、作詞・作曲/岡村孝子、編曲/萩田光雄。１９８２年）

　当時、名古屋市の椙山女学園大学生。第２３回ヤマハ・ポプコンでグランプリ獲得。１９８２年度年間オリコン１位。累計レコード売上１２０万枚超。ニューミュージック。２０２３年４月マクドナルドのＣＭソングに採用。

　なお、「琥珀色の思い出」（https://www.youtube.com/watch?v=UZ4ubOYW_oM）も良い曲だと思ったが、上記記事によると、１９８１年の中部大会で優秀賞曲を受賞したものの、ポプコン本大会に出場できなかったとのこと。解からないものである。