諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

癒しのレトロな名曲を探して(24)~ グループ・サウンズの名曲7選 ~

お題「わたしの癒やし」

 

 今日は曇り一時小雨。

 

 今日は「モズ吉」くんと、昨日猛禽類に追っかけられていた「ハクセキレイ」を目撃した。

 

 さて、1968年TV音楽界で一世を風靡していたグループ・サウンズGS)のメロディーは、1991年にアイドルグループとして大活躍した「Mi-Ke」(前身は、踊るポンポコリンのB・Bクイーンズシスターズ)がカバー曲等をリリースし、復活させていた。

 

 例えば、「スワンの涙」や「長い髪の少女」等(アルバムG・S・九十九里浜)である(https://www.youtube.com/watch?v=do26CPmnPC0)。

 しかしその「Mi-Ke」も、1993年には長期活動休止のまま、その姿を消した。3年間の華々しい寿命を終えた(https://www.youtube.com/watch?v=dDP6s4oz5lg)。

 

 そんな「Mi-Ke」が復活させようとしていた「グループ・サウンズ」は、果たして何時頃まで流行っていたのであろうか?

 「グループ・サウンズ」は、1965年来日し、エレキブームの火付け役であったベンチャーズや、翌66年来日のビートルズ等のロック・グループに影響を受けたとされている。

 

 そして、1967年がGSグループ全盛期の「GS元年」と言われ、それから69年までの3年間が全盛期であったようである。それも、100を超えるグループがレコードデビューを果たしたというから、びっくり百栗。(>_<)

 ところが、そのGSブームも70年頃に終焉を迎え、71年には解散or自然消滅したりして、そのブームは5年で完全に終了した(※1)。

 それにつけ思うに、ここから、熱狂的ブームとは一過性のもので、「音楽ブーム」については、「3年最大限度説」が提唱されても良さそうにも?

 

 グループ・サウンズの草分け的存在は、1965年にレコードデビューを果たした「ザ・スパイダース」(堺正章かまやつひろし等)と言われている。しかしとりわけ、最も人気があったのは「ザ・タイガース」(沢田研二岸部一徳等)である。

 また、ここで特筆されたのは、失神少女を続出させたという「失神バンド」の異名を持つ「ザ・オックス」(野口ヒデト等)であった(以上、Wikipedia等を参考)。

 

※1 エド山口さんは、グループ・サウンズがその後の日本歌謡界に残した功績として、「リズム&ハモリというコーラスを入れた」ことと言う。そしてその大元は、「ベンチャーズ」とのこと。

https://www.youtube.com/watch?v=0mdtijCNPLkエド山口#112  GSの起源)

https://www.youtube.com/watch?v=vtQSEV4RXg4エド山口#73  追悼!)

 

 それでは以下、「グループ・サウンズ」の中でも、癒し効果抜群の名曲中の名曲7選を取り上げたい。そのことは、他の有名歌手により、カバー楽曲として取り上げられていることからも解かろうか。

 

 ❶ 「ヴィレッジ・シンガーズ」歌唱の「ばら色の雲」(作詞/橋本淳、作曲/筒美京平、編曲/森岡賢一郎。1967年) ※2

https://www.youtube.com/watch?v=7lU3LSBekT8

https://www.youtube.com/watch?v=ZY94WL-JmXQ

https://www.youtube.com/watch?v=9EpI0u_L8jE(ただし、演歌の大御所/吉幾三歌唱)

 ❷ 「ザ・ゴールデンカップス」歌唱の「長い髪の少女」(作詞/橋本淳、作曲・編曲/鈴木邦彦。1968年)    https://www.youtube.com/watch?v=QtlXGUEqRSQ

https://www.youtube.com/watch?v=sENAAjtX3kw

https://www.youtube.com/watch?v=4jFsHKHH2BA(ただし、西城秀樹歌唱)

 ❸ 「ザ・タイガーズ」歌唱の「花の首飾り」(作詞/菅原房子、補作詞/なかにし礼。作曲・編曲/すぎやまこういち。1968年)

https://www.youtube.com/watch?v=Khgh1Fb5E4Y

https://www.youtube.com/watch?v=e_lQ_jU2atE(ただし、井上陽水歌唱)

 ❹ 「ザ・タイガーズ」歌唱の「落葉の物語」(作詞/橋本淳、作曲・編曲/すぎやまこういち。1968年)

https://www.youtube.com/watch?v=pWWxzvM2eCE

https://www.youtube.com/watch?v=gO-yCG9bZQk(ただし、Mi-Ke歌唱)

 ❺ 「ザ・スイング・ウェスト」歌唱の「雨のバラード」(作詞/こうじはるか、作曲・編曲/植田嘉晴。1968年)  https://www.youtube.com/watch?v=aaZIdSCjgEY

https://www.youtube.com/watch?v=OdSISglhWkY(ただし、湯原昌幸歌唱)

https://www.youtube.com/watch?v=TWc_PFshhaY(同上)

 ❻ 「パープル・シャドウズ」歌唱の「小さなスナック」(作詞/牧ミエコ、作曲/今井久、編曲/林一。1968年)  https://www.youtube.com/watch?v=VL0l3OVjGVA

https://www.youtube.com/watch?v=eVV3lLCZyPA

https://www.youtube.com/watch?v=-P8s0jrKpcY(ただし、吉幾三歌唱)

 ❼ 「ザ・オックス」歌唱の「スワンの涙」(作詞/橋本淳、作曲・編曲/筒美京平。1968年)  https://www.youtube.com/watch?v=UIuh8c4reuQ

https://www.youtube.com/watch?v=fT8I75CXhTY

https://www.youtube.com/watch?v=r9w1keE4GUA(ただし、Mi-Ke歌唱) 

 

※2 この曲以外、2002年「島谷ひとみさんがカバーした「亜麻色の髪の乙女」(https://www.youtube.com/watch?v=1nOIWI4OzD0)もあろうが。

https://www.youtube.com/watch?v=HlrAwgygpcI