昨日は曇りのち晴れ。今日は晴れのち曇り。
今朝、バラの「レオナルドダヴィンチ」が咲いていた。今年2度目である。
その様子は次の写真(1枚)のとおりである。
昨日は第26回参議院選挙の投票日であった。投票会場が昨年にあった衆院選の時と変わって、従来通りの便利の良い場所に戻っていた。
会場が不便な場所に変わっていたのは、コロナ禍対応準備不足のためだったのであろうか?
10日午後8時から開票された参院選の結果は、翌11日の朝に各党の議席が確定した。れいわ比例3議席の期待も虚しく、最後の議席は自民の越智俊之氏(44)に決まった。
【参院選】最終議席の自民・越智氏「朝になってすみません」 - 産経ニュース
この参議院選挙を思うに、ほぼ、選挙前に予測されたとおりとなっていた。
三春充希(はる)⭐第26回参院選情報部 on Twitter: "第26回参院選情勢報道・比例代表 https://t.co/bnXki0OSkB" / Twitter
参議院選挙における「少数政党の立候補者」等に、あれこれと! - 諦観ブログ日記
恐るべき、選挙プランナーらの予測力である。
(1) 各党が獲得した選挙区・比例を合わせた総議席数は次のとおりである。
❶自民63(比例18)、❷立民17(7)、❸公明13(6),❹維新12(8)、❺国民5(3)、❻共産4(3)、❼れいわ3(2)、❽社民・NHK・参政各1(1)
(2) 各党が獲得した前回の議席増減比は、次のとおりである。
❶自民63(+8)、❷維新12(+6)、❸れいわ3(+3)、❹NHK1(+1)・参政1(+1)、❺社民1(ー0)、❻公明13(ー1)、❼共産4(ー2)・国民5(ー2)、❽立民17(ー6)
(3) 各党が比例で獲得した得票数等は次のとおりである。
❶自民1825万7370(34.4%)、❷維新784万5899(14.8%)、❸立民677万0528(12.8%)、❹公明618万1175(11.7%)、❺共産361万8280(6.8%)、❻国民315万9295(6%)、❼れいわ231万9078(4.4%)、❽参政176万8481(3.3%)、❾社民125万8374(2.4%)、➓NHK125万3767(2.4%)
得票数|比例代表|zero選挙2022(参議院選挙)|日本テレビ
(4) 「少数政党候補者ら」の悲喜こもごもは、以下のとおりである。
いずれの少数政党も国政政党の要件の一つである2%の壁を超えており、当初危惧されていた「政治団体」への転落は避けられ、万々歳であった。
(5) れいわ・比例候補者得票数
❶水道橋博士11万5926、❷大島九州男2万7840、❸長谷川羽衣子2万1560、❹辻恵1万8205票
(参考)
東京選挙区「山本太郎」獲得議席 参院選 東京 選挙・開票結果 : 読売新聞オンライン 6位/56万5925票(9.0%)、大阪選挙区「やはた愛」獲得議席 大阪 参議院選挙結果・開票速報 参院選2022 - NHK 7位/11万0767票(3.0%)ー比例特定枠/天野大輔ー
(6) NHK・比例候補者得票数
❶ガーシー(東谷義和)28万4205、❷山本太郎5万2524、❸黒川敦彦2万2316、❹斎藤健一郎2万2255票
(7) 参政・比例候補者得票数
❶神谷宗幣15万7826、❷武田邦彦12万6824、❸松田学7万2960票
(8) 社民・比例候補者得票数
❶福島瑞穂21万3861、❷宮城一郎2万2270、❸岡崎彩子1万7267⇨⇨~秋葉忠利6542票
(9) 少数政党比例候補者得票数ランキング
❶ガーシー(東谷義和)28万4205、❷福島瑞穂21万3861、❸神谷宗幣15万7826、❹武田邦彦12万6824、❺水道橋博士11万5926、❻松田学7万2960、❼山本太郎5万2524票
(10) 総評
まず、れいわの「水道橋博士」について、当初期待された「博士旋風」は吹かなかったものと思われる。上記(9)からも分かるように、他の候補者に比べて見劣りするばかりでなく、東京選挙区の山本代表が獲得した約56万票にも遠く及ばないからである。ただ、博士のれいわ加入は、上記(5)の他の候補者よりも得票が多かったことを考えると、比例2議席獲得にある程度貢献したものと思われる。
次にNHK党は、ガーシーの擁立が大きかった。また、同姓同名の「山本太郎」の擁立も得票増に多少貢献したかもしれない。多数候補者の擁立にしろ、立花孝志代表は、考えられるありとあらゆる方途を駆使して、成功したものと思われる。
参政党については、よく分からない政党であったが、れいわにやや近づく比例得票数があり、1議席を獲得している。上記(7)にあるように、落選はしたが、著名人「武田邦彦」氏が「水道橋博士」を超える約12万票を獲得したのは、驚きだろうか?
なお、この党の綱領の一つに「天皇を中心に一つにまとまる平和な国を作る」があり、やや保守色の印象があると言うよりも、強い保守色があるのでないかとの懸念がもたれている。
社民党は何んとか1議席確保し、かつ2%の壁も突破して、一応安堵していることであろう。それにしても、党首の「福島瑞穂」氏に続く次順位以下の候補との得票数の差が開きすぎていまいか。これは、後継者が不在ということを意味するのだろうか。
その他、少数政党から多数擁立されて落選した候補者は、いかなる思いのまま選挙を戦ったのであろう。選挙期間中は猛暑の中、苦しいことが多々あったに違いないから。
最後に、以前紹介したことのある「レトロな名曲」を紹介して、本記事を終える。それは、「浜田省吾」さんが歌唱している、次の「片想い」(作詞・作曲/浜田省吾、編曲/水谷公生。1978年)である。
https://www.youtube.com/watch?v=F7CfahQmWhg
https://www.youtube.com/watch?v=fUbtQTY7dDY(新ヴァージョン)
(追記)
7月13日、晴れのち曇り。
各党の2022年度「政党交付金額(試算)」ランキング
❶自民159億8200万円、❷立民67億9200万円、❸維新31億7000万円、❹公明29億4900万円、❺国民15億3200万円、❻れいわ4億9800万円、❼社民2億7100万円、❽N党2億6700万円、❾参政7700万円