今日は快晴。朝霜が降りていて、非常に寒かった。
「半月」である「上弦の月」と違って、同様に「半月」である「下弦の月」は、真夜中に東の空から上ってくる。
どおりで、昨夜は、晴れているのに「月」が見られなかったはずである。
真夜中にのぼってくる月の動き | クリップ | NHK for School
昨夜は、深夜の写真撮影を諦めて、夜明け前に「月」を撮影した。
次の「月齢カレンダー」記事によると、昨日の11月20日午前6時が「下弦の月」が出る日となっている。
http://koyomi.vis.ne.jp/moonage.htm
その翌朝、本日夜明け前であれば、「下弦の月」である「半月」も、そんなに欠けることはないだろうと思っていた。
当初、東の前方には「月」が見えなかった。
あれ~、おかしいなと思いつつ、まだ暗い空を見渡すと、ちょうど、頭上に「月」が出ていたのである。確かに、真上は死角になっている。
ところが、ところがである。その「月」を見ると、どうも「月」の形が、思ったのと違うようなのである。この形は、「半月」なのだろうか?
その「月」の様子(本日午前6時前に撮影)は、次のとおりである。
なんと、この形は、「半月」である「下弦の月」と、とても言えそうにもないよう!
たった、6時間余りの差でこのように「月」が欠けるとは、意外であった。
まぁ~!知る人ぞ知る人は、当たり前なのかも知れないが・・・。しかし、最近、関心を抱き始めた素人にとっては、わずかの間のはずなのに・・・と思ったのである。
というのも、「満月」の場合は、その1日前後ぐらいだと、月齢カレンダー上の「満月」か否かの区別がつきにくいからである。ちょうど、それと同じように思ったのである。
ついでに、夜が明け、しばらく経った朝にも、頭上ではなく、やや少し西方に移動した「月」の写真を撮影した。
それが、次にある写真の「月」である。
これも前より、さらに「月」が欠け気味のように見える。
この時分の「月」は、目に見えて早く欠けるのであろうか?
思うに、「上弦の月」はよく歌の題材に取り上げられたりするが、「下弦の月」はそれほどでもないのは、人々が、夜に、よく見るような「月」でないためだろうか。
それにしても、昨日の20日は夕方まで厚い雲に覆われていたので、午前6時の「半月」である「下弦の月」を見ることは不可能であった。
❶曇りという障壁と❷真夜中という障壁の二重の障壁が、今回の「半月」である「下弦の月」を見ることを難しくしたようである。しかも、「満月」のように、1日前後ぐらいだとその形をあまり変化させることはないというものでもなかった。
さらに、❸「半月」の欠けるスピードが「満月」とは比べものにならないという障壁もあろうか。
言うなれば、「半月」である「下弦の月」には、三重の障壁があるものと思われる。
(追記)
11月22日、曇り時々晴れ。
今日早朝、「羊雲」が南西方向の空に拡がっていて、「月」を見ることが困難であった。それでも、何とか雲間に出ていた「月」を捉えることができた。
これを見ると、昨日のより、目に見えた形で「月」が欠けているのが分かる。
その「月」の様子は、次の写真のとおりである。