昨日は晴れ。台風19号の余波もあってか、まだ風がやや強かった。
今日(体育の日。来年度から「スポーツの日」に変更)も晴れ。しかし、風はない。
2020年の新しい祝日(スポーツの日+夏のシルバーウィーク・新天皇誕生日)|名入れカレンダー印刷.com
はじめに
昨日、台風一過となったが、「スーパー・タイフーン」の呼び名どおり、ほぼ日本全国各地に雨や風の影響があった。台風が通過した首都圏よりも、周辺県の長野県・千曲川等の堤防決壊による洪水・浸水被害が数多く報道されている。
現在分かっている死者数は、50人(福島14人、神奈川12人、宮城8人等)とのことである。今後も増加するだろう。各県にわたる広範囲の家屋浸水等による財産的被害は、言わずもがな甚大である。
台風19号で9河川の堤防決壊=緊急放流6ダム-国交省(時事通信) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191013-00000147-kyodonews-soci
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191014-00000025-mai-soci
被害住民も「ここまでひどいのは見たことがない」との談もあるように、昨今の自然災害について、地元被害民からも「これまで経験したことない」との話が、しばしば聞かれる。
台風19号は「特殊な雨台風」 地形条件も重なり大被害(朝日新聞) - goo ニュース
台風19号で深い爪痕 河川氾濫 復旧に時間も(FNN PRIME) - goo ニュース
では、そのような大災害をもたらすスーパー台風が、なぜ発生したのであろうか?
この点について、アメリカの気象学者が、「地球温暖化が熱帯低気圧に与えている影響が大きい」と指摘している。
スーパー台風19号が発生したワケ「強大なストームはもっと強大化し、もっと頻繁に起きる」米気象学者(飯塚真紀子) - 個人 - Yahoo!ニュース
また、今回の洪水被害は、地形に要因(地形性降雨)があるとの識者の話がある。
台風19号 河川決壊招いた要因は何か 浮かぶ要因「地形性降雨」(産経新聞) - Yahoo!ニュース
しかし、日本には似たような地形が多いので、「余所事ではない」と思われる。
そうすると、今後もそのような大型台風による被害は、日本全国各地どこで起きても、不思議でないということになる。
ただ、減災あるのみであろうが、自然災害対処には人的限界もあり、とにかく、命の安全対策最優先しか対処しようがないのが現実である。命の最優先については、気象庁等も口を酸っぱくして警告している。
台風19号 異常な降水量、防水施設の想定も「防災能力追いつかず」(産経新聞) - Yahoo!ニュース
ジェット旅客機の飛来続々と
台風通過後の昨日、日本の各航空会社が飛行機の欠航を決めていた。ところが、午前10時半頃、風が多少強い中、なぜか、3機のジェット旅客機が、間髪おかずに、次々と飛来して来た。一昨日は、欠航の情報を聞いて、ジェット機が見られないものと思っていたところ、意外であった。場所・場所によるのであったのであろう?
台風19号通過後の明日13日も羽田空港・成田空港は多くの便が欠航。明日の宿泊先も考える必要が出てきた(鳥海高太朗) - 個人 - Yahoo!ニュース
最初に見たのは、後掲写真(1枚)の全日空機(ANA)であった。まさに、頭上前方を飛び去り、見失う寸前であった。
次に見たのは、これも又、見慣れないジェット機であった。それは、次の写真(2枚)のとおり。
その機体の尾翼周辺は水色模様である。また、機体前部のアルファベット文字について「EOUL」は判別できたが、その前の一文字が判別できない。「S」?のようにも見える。「S」が、正しいのなら「SEOUL」ということになり、韓国の「ソウル」ということなのか?
そうであれば、韓国の航空会社に所属する飛行機ということになるのであろう?
明確でないので、いつものように、ネットでググって検索してみた。するとやはり、韓国の飛行機であった。「エアーソウル」(AIR SEOUL)という韓国の格安航空会社(LCC)である。
上掲の写真からは、「AIR」のアルファベット文字は見えない。
その会社は、大韓航空に次いで2番目に大きい「アシアナ航空」によって、2015年4月に設立されたとのことある。
それにしても、日本・中国・韓国等、昨今、航空業界は「LCC」花盛りである。
日本への外国人観光客が急増しているのも、ピザ発給要件の緩和もさることながら、「LCC」のおかげが大きいのか。
高松ーソウル便が週7から週3に 日韓関係悪化で搭乗率低下(KSB瀬戸内海放送) - Yahoo!ニュース
訪日外国人数3,000万人を突破!増加続く理由は「ビザ・LCC・日本ブーム・リピーター化」という4つの背景 | 訪日ラボ
最後に見たのは、次の写真(2枚)のジェット機である。これも、見慣れない。
尾翼に「赤色の花」のロゴ・マークは見える。しかし、何の花かは分からない。
また、航空会社名の文字は見えない。果たして、どこの航空会社に所属する飛行機なのだろう?そこで、ネットでググって検索してみた。
・・・すると、台湾最大の航空会社「チャイナ エアライン」(中華航空)であった。
この会社はLCCでなく、FSC(フルサービスキャリア/Full Service Carrier)とのことである。
花のロゴ・マークは、台湾の国花である「梅の花弁」とのこと。
チャイナエアライン(中華航空)で台湾に行ってみた【搭乗記】 | ROUND TAIWAN
ストライキで損失13億円、中華航空パイロットたちの不満 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
それにしても強く感じるのは、日本の「地方空港」にさえ、何と数多く、外国のジェット旅客機が発着陸するようになったものだ!
それでは、冒頭に述べた最初に見た、「全日空機(ANA)」の写真を掲載する。
一瞬のうち、この飛行機に気付いて撮影した。まさに、見失うところだった!
ピリオド。
国内外を問わず、さらに又、「FSC」若しくは「LCC」のジェット旅客機に乗って、短時間であれ、「ジェットストリーム」気分になれるのは、気分が休まる思いである。
そんな中、今回は、名曲「ピリオド。」をテーマ曲として扱いたい。韓国のジェット機を見たことから、韓国人歌手「キム・ランヒ(金蘭姫)」さん(ソウル市生まれ)が、2004年に歌った「ピリオド。」(作詞・作曲/秋 浩二)を挙げる。
「キム・ランヒ」さんの生い立ち等については、次の記事がある。
キム・ランヒ 美声失い逆境から生まれたハスキーボイス 今年デビュー25周年― スポニチ Sponichi Annex 芸能
https://www.youtube.com/watch?v=hXPhXk-R334
音楽の才能は、韓国でも周囲から認められていたようである。現在、大阪在住とのことのようであり、どうしても、知名度の点で東京在住よりは劣ってしまうのだろうか?
彼女は、名曲「ピリオド。」を、素晴らしい歌声で唄いこなしている。少し具体的に言うと、「ピリオド。」という曲はメロデイが大変素晴らしく、そして、彼女はその素晴らしい曲にフィットした歌い方をしている。何度、聴いても飽きがこない。
彼女は、かって一世を風靡した韓国人の大歌手「桂銀淑(ケイ・ウンスク)」さんにも、引けを取らない歌唱力の持ち主である。なのに、そこまで、有名歌手になっていないようなのは、何故だろうか?
それには、そもそも「演歌」自体が、昨今、テレビ等で放送されることも少なく、低調気味になっていることが一要因に挙げられようか?
加えて、いつも思うに、やはり「ジャスラック問題」もあることが頭から離れて消えそうにない。というのも、なんでもかんでも、しかも、ところかまわず、音楽著作権料徴収を強化・徹底しようとしているからである。
昔なら、スーパー、小さな喫茶店、食堂、飲み屋等のある「商店街」や「繁華街」でよく聞かれた名曲も、今では聞かれない。しかも、小さな街の場末で、名曲を気軽に口ずさむことさえためらうばかりである。
このことは又、音楽文化の向上発展にとって、市民のためになっていないように思える。どこで、目的とする聴きたい名曲があるのを知り、それをどこで入手すれば良いのだろう?特に、レトロな名曲は廃盤になったりして、リバイバル・ソングにさえなりそうもないだろうから。
愛の終末(ピリオド)
次に、1974年に「チェリッシュ」(松崎好孝、旧姓・松井悦子のデュオ・グループ。現夫妻)が歌った、次の名曲「愛の終末(ピリオド)」(作詞/林春夫、作曲/筒美京平)が挙げられる。
https://www.youtube.com/watch?v=Jk4GKRdMLC4
なお、次のユーチューブ曲から、一つの参考として、当該女性歌手の歌声の素晴らしさが推し量られようか。
歌に関して、かって喫茶店は、題材として取り上げるのに、最適なところであったので、次の曲を取り上げた。
https://www.youtube.com/watch?v=LnzLh7Vn9ow
おわりに
台風19号がもたらした大災害から、その余波は、航空機の離発着等就航にまで広範囲に影響が及んだ。台風が過ぎ去っても、なお風の強い状態が続いていた。
このようなことは経験がないよう。
やはり、温暖化の影響なのであろう?今後も続発するおそれがある。しかし、対策は限界があり、人命最優先しかないのが現実のよう。自然の猛威に人は無力で、ただ減災あるのみである。
その中にあって、多少風の強さが和らいだ時分の昨日、ジェット旅客機が飛来して来た。内外のジェット機と様々であった。乗客を運ぶためには、余程のことがない限り、飛ばさなければならないのであろう。
とても、「ジェットストリーム」気分になれそうもない中、敢えて、名曲「ピリオド。」等を取り上げ、聴くことにした。