諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

「つばくろ(燕)、来たる!」(1)

 今日はうっすらとした雲のかかった日和。暖かい。

 

「つばくろ」との出会い 

 

 3月下旬になるので、そろそろ「つばくろ」が来てもよい頃であると思っていた。

 すると、今日、スーパーマーケットで2羽見かけた。けたたましく鳴いていた。

 

 新築一戸建て住宅に住むため、田舎に引っ越して来ていた。都会に家を建てるのは、余程の金持ちでないと無理であろう?

 都会での賃貸住宅暮らしが長かったためか、「つばくろ」のことは、ほとんど気に留めたことがなかった。

 

 これまで、「つばくろ」は、「幸せを呼ぶ鳥」だというということを聞いたことがある。しかし、都会暮らしでは、具体的に下記❷ぐらいの知識しかなかった。

 何かよく分からないものの、「縁起の良い鳥」という、漠然とした印象だけは抱いていた。

 だから、「つばくろ」が家の軒先で巣を作ることを歓迎する思いであった。そうこうする内、実際、「つばくろ」が、自宅屋根下二階の丸い金属製の換気口に営巣したことがあった。

 

縁起が良い鳥の理由

 

 その後、具体的に「縁起の良い鳥」の理由を色々調べて見ると、次の記事に書かれているようなことであった。

【幸運の兆し】つばめが「巣」を作ると縁起がいい理由とは? - 縁起物百科事典

 

 その記事のポイントを記すと、次のとおりである。

 ❶営巣は、居心地の良い環境にするので、温度湿度的にも良い家。また、鬼門に営巣しないので、風水面の占いでも縁起が良い。

 ❷水田の稲の害虫を食べる益鳥なので、豊作をもたらす。

 ❸営巣する(家人を見て営巣の判断)は繁盛する。

 ❹清潔で、火事にならない、病人が出ない家

 ❺懸賞が4回立て続けに当たった話

 

 以上の記事から想いを馳せるに、「つばくろ」が自宅に営巣することは、大歓迎も、大歓迎そのものである。

 

 4月以降、朝早く、鳥の声がしばしば喧しく聞こえていた。当時は、少し「うるさいな」と思うぐらいで、それ程気にも留めていなかった。

 外に出て見ると、玄関前道路上の電線に「つばくろ」が何羽か止まっていた。

 

「つばくろ」の鳴声

 

 春先の鳴き声は、「チュピチュピチュピ、ジー」(日本語訳としては、「土食って、虫食って、渋~い」と言うらしい。)が多く、特に「ジー」という不快音が気になった。これは、求愛又は警戒音とのことのよう。

 カップル前は、特に「ジージー」鳴きをするという(この時が一番うるさい)。

 確か、今日、スーパーマーケットで見た「つばくろ」も、このように鳴いていたよう。

 カップル成立後は、「ジー」という不快な鳴声は聞かれなくなった記憶がある。

 また、カラスや猫等の天敵が近づくと、大声で「ツピー、ツピー」と鳴き、しかも、近所にいる「つばくろ」たちも集まって来て、皆で撃退するとのことである。

4. ツバメの鳴き声の意味: ツバメブログ2

 

(次回に続く)