昨日は曇り一時晴れ。今日は雨のち曇り。
小雨降る中、先だってホームセンター等で購入した夏花「ペンタス」&「マリーゴールド」が、元気に咲いている。



(以上、5月23日撮影)
相も変わらず、ユーチューブ等でレトロな名曲探しを続けていると、これまであまり気にも留めなかったアメリカンポップス等の邦題に、やたら「悲しき~」の付く名曲が多いのに気づいた。これは何故であろう?
以下の7曲がそうである。
❶ 「悲しき16才」(訳詞/音羽たかし)
「Heartarches At Sweet Sixteen」(歌唱/キャシー・リンデン。1959年/1960年)
https://www.youtube.com/watch?v=B-5A92qzBdI
https://www.youtube.com/watch?v=LIJ88VZX8QM(歌唱/木之内みどり)
❷ 「悲しき片思い」(訳詞/漣_さざなみ健児)
「You D'ont Know」(歌唱/イギリス人歌手「ヘレン・シャピロ」。1961年)
https://www.youtube.com/watch?v=HCNyAnpoUA8
https://www.youtube.com/watch?v=RCnPkK0jK8k
https://www.youtube.com/watch?v=WIzb89xZqng(歌唱/天童よしみ)
❸ 「悲しき街角」(訳詞/漣健児)
「Runaway」(歌唱/デル・シャノン。1961年)
https://www.youtube.com/watch?v=__klNQarOUY
https://www.youtube.com/watch?v=w_mvpb7VhyY(歌唱/飯田久彦)
❹ 「悲しき雨音」(訳詞/あらかわひろし)
「Rhythm of the Rain」(歌唱/ザ・カスケーズ。1962年)
https://www.youtube.com/watch?v=3tAm5IRzTdY
https://www.youtube.com/watch?v=o5z5HCG_wJc(歌唱/天童よしみ)
❺ 「悲しきカンガルー」(日本語詞/みナみカズみ)
「Ti Me Kangaroo Down,Sport」(歌唱/オーストラリア出身のイギリス歌手「ロルフ・ハリス」。1963年)
https://www.youtube.com/watch?v=BQvg9DQvR7k
https://www.youtube.com/watch?v=lofgud4wLLo
https://www.youtube.com/watch?v=ymntyp_6MP8(歌唱/ザ・ピーナッツ)
❻ 「悲しき願い」(訳詞/タカオ・カンベ)
「D'ont Let Me Be Misunderstood」(歌唱/ニーナ・シモン。1964年)
https://www.youtube.com/watch?v=RtgJjYvv0dU
https://www.youtube.com/watch?v=L6xqgv7kwtM(歌唱/イギリスのロックバンド「アニマルズ」。これにより大ヒット)
https://www.youtube.com/watch?v=T6dBcKXSucY(歌唱/尾藤イサオ)
❼ 「悲しき天使」(訳詞/漣健児)
「Those Were The Days」(歌唱/イギリス人歌手「メリー・ホプキン」。作詞・作曲/ジーン・ラスキン。1968年。この題意は「あの頃はよかった」である。)
https://www.youtube.com/watch?v=j_rLWaUQngE
https://www.youtube.com/watch?v=33g2fIy0JRM(歌唱/新妻聖子)
この「悲しき天使」について、原曲はロシアの歌謡曲「Дорогой длинною」(長い道を。作詞/コンスタンチン・ボドレフスキー、作曲/ボリス・フォーミン。1920年代)である。 https://www.youtube.com/watch?v=neKPGXCtej8
https://www.youtube.com/watch?v=UrUrlfyCsrs
アメリカ出身のイギリス歌手「ジーン・ラスキン」が、この曲を英語版で編曲し自作として発表したため、作詞・作曲/ジーン・ラスキンとして世界中に広まっている。
以上から、確かに「悲しき~」の付く題名が多い。この疑問についてネットで調べてみると、すでに多くの記事が寄せられていた。
これらによると、その理由として次の見解が散見される。
➀ これを冠すると、日本でヒットしやすいと言うジンクスがあるのだろう。
② 原題や内容と関係なくイメージだけのものもある。
③ 常套手段として「悲しき」の題名が付された。
➃ 洋学界のマーケティング方法の一つであった。
しかしそうであっても、「悲しき片思い」や「悲しき雨音」については原題にぴったし当て嵌まるように思われる。
いずれにしろ1960年代、このような「悲しき」という形容詞が日本人に好まれたのは、日本が高度経済成長期に入ったと言え、まだまだ戦後の悲惨な時代の面影が尾を引いていたからかも知れない。